村上春樹が7年前に書いた長編小説「1Q84」を昨日読み終えた(「騎士団長殺し」はまだ読んでいない)。読んでいてどうしても気になったのが、この本セックス多すぎない?もともと性描写の多い村上春樹小説だが、それにしても1Q84は多い。ところどころでやりまくりだ。挙句の果てには世間を騒がせる細身巨乳の女子高生作家「ふかえり」とまで行為に及んでいる。読んでいて「結局やるんかい!」と思わずツッコんだ読者も多かったことだろう。
コンドームをつけなくていいのだろうか、と天吾は不安になった。(文庫版4巻p51)
ギリヤークじんはサハリンにすんでいてアイヌやアメリカ・インディアンとおなじでジをもたない。キロクものこさない。わたしもおなじ。 #1q84bot
— ふかえり@1Q84 (@HukaeriBot) 2017年5月13日
この小説ではトータルでいったいどれだけ性行為が行われたのだろう。もしかしてあの「ノルウェイの森」を越えたんじゃないか。気になって数えてみた。こんなバカなことを既に思いついて調べた人もいたと思うが、ネットで検索しても出てこない。「1Q84」「ノルウェイの森」以外はどうだろう。手元にある村上春樹作品を全部引っ張り出して数えてみた。
- 0回 ご家族でも安心して回し読みできます
- 1回 ハリウッド映画でもこのぐらいは
- 2回 中心的なテーマではないけれど
- 3回以上 おーい、やってるかい?
- 「ダンス・ダンス・ダンス」
- 「国境の南、太陽の西」
- 「海辺のカフカ」
- 5回以上 もうね、日常茶飯事
- 「ノルウェイの森」
- 「1Q84」
- 全体的な傾向
- 純文学ではありがち