「パンプキン・シザーズ」ネタバレ・感想・評価

20巻ぶっ続けで読んでいた。ここ最近読んだマンガでは最もソソられる作品だった。月刊誌にて2002年から15年連載が続いており、2006年には2クールでアニメ化もされている。マンガでは現在「合同会議テロ編」が佳境に差し掛かっているが、ぜひともここで終わらないでほしい。個人的には「カルッセル事件編(7〜9巻)」が最も良かった。

舞台は別世界における近世、世界史で言うところの第一次対戦あたりになるが、技術水準などは混濁している。ガトリングや航空機はまだ実戦配備されていないにも関わらず、戦車は第一次大戦で用いられたものより高度なものとなっている。「薄氷の停戦」と呼ばれた帝国と共和国との停戦から3年後、戦災復興を目指す小隊の物語。

  • 導入
  • 概要
  • あらすじ
    • 舞踏会襲撃編(3〜5巻)
    • カルッセル事件編(7〜9巻)
    • 0番地区抗争編(10〜12巻)
    • 合同会議テロ編(12巻〜21巻)
  • 感想※ネタバレ含む
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どこにでもいる誰でもない自分

あー日記です。いつも個人的なことを書こうと思っているんだけど、頭がぼやけていて何も思い浮かばない。これは春頃から続いている。もう時間が止まっていて、自分とか他人とか世の中とかなんもない感じ。だから仕方なく読んだ本のこととか見た映画のことを書いている。そこにはいわゆる私がなくて、どっかに消えてしまった。中身のある言葉が浮かばないし、考えつかない。これはなんていう症状なんだろうね。

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「イット・フォローズ」「ライフ」「6才のボクが、大人になるまで。」感想・紹介

引き続き映画三昧の日々を送っている。わりと新しめで評価の高かった映画を、SFスリラー、ホラー、ヒューマンドラマとジャンルを問わず漁っているような見方。オチは含めず序盤のネタバレを混じえながら感想を書いていきたいと思います。

  • イット・フォローズ ★★
  • ライフ ★
  • 6才のボクが、大人になるまで。 ★★
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物欲がなくなってから

昨日個人投資家の人たちと話していたことを書いたが、お金のことを考え始めるのは物欲がなくなってからの方がいいんじゃないかと思った。あれがほしい、これがほしいと思っているうちは、お金を使わないでおくことに我慢が必要で、難しい。かっこいい服が着たいとか、バイクが欲しい、車がほしい、家を買いたいなんて思っているうちから30年後先を見据えて投資するなんて不可能だろう。今を楽しむためにはどうしても消費が必要だと思ってしまう。それはある意味正しい。若いうちに金を使わずに人生楽しまないで、年取ってから金持ってたってどうする?なんてどうしても考えてしまう。

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個人投資家と話した2

またまた2人の個人投資家と話す機会があった。彼らが口をそろえて言うのは「働くより投資のほうが儲かる」。今回はなかなか実践的な話を聞いたのでメモとして残しておこう。

  • ゴールを決める
    • 年間100万円ずつの運用
    • 年間20万円ずつの運用
  • 1億円を超える理由
  • 年利20%?7%?
  • 高いパフォーマンスを保つには
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まだまだ夏、熱いマンガ特集2017

大学生の夏休みは9月末まで続くんだからまだ夏でいいだろう。熱いマンガ雑誌といえば、キングダム、嘘喰い、東京グール、源君物語、ゴールデンカムイ、リクドウなどを連載しているヤングジャンプだった。月刊誌だとジャンプSQが熱かったが、現在は以前ほどの勢いがない。個人的に最近熱いのはグッドアフタヌーン、少年エースあたり。それ以上にweb連載が良作に恵まれている。「青のフラッグ」なんてめちゃくちゃ騒がれているがまだ読めていない。

青のフラッグ 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

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そういうわけで、ここ半年ぐらい読んでいるマンガからおもしろいのを挙げていく。夏や2017はあまり関係なく、新しくないマンガも含まれています。また、今までに挙げたことある作品は省いています。

  • ぐらんぶる(good!アフタヌーン) ★★★
  • 彼方のアストラ(少年ジャンプ+) ★★★
  • イサック(アフタヌーン) ★★
  • 虫籠のカガステル(月刊コミックリュウ) ★★
  • ザ・ファブル(ヤングマガジン) ★★
  • ゲーマーズ!(少年エース) ★★
  • 創世のタイガ(イブニング) ★
  • ジャガーン(スピリッツ) ★
  • ピースメーカー(ウルトラジャンプ) ★
  • 冴えない彼女の育てかた(ビッグガンガン) ★
  • ユーベルブラット(ビッグガンガン) ★
  • 東京卍リベンジャーズ(週刊少年マガジン) ★
  • 賢者の孫(ヤングエースUP) ★
  • マンガをどこで読むか
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自分のことなんてどうでもよくないですか?

自分と他人との関係とか、自分を主体にすることがあまりおもしろく感じられなくなった。そういうことをおもしろがって考えていた時期はあったのだろうか。多分幼少期や若い頃は「自分とはなんぞや」みたいなことだったり、他人と関係を築いたり上手くいかなかったり、自分を主体にした他人との比較みたいなことを考えていたのかもしれない。そして段々とそういうことに飽きてくる。自分とか、他人とか、どうでもよくなる。

  • 自分でも他人でもない「何か」
  • 対象との向き合い方
  • 悩むことに疲れたら
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下鴨納涼古本まつりに行ってきました

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8/11から16のお盆の間ずっとやってるみたいです。時間帯は朝10:00から夕方17:00まで。昨日は雨も降っていたけれど今日は降らず、ゆっくり見て回っていました。僕が行ったのは昼の2時頃。人はこのとおり多い。年齢層もまんべんなく。

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僕が見て回っていたのは主に文庫とか新書。それ以外に古文書のような文献や、古い雑誌、ポスター、レコードやCD、一部マンガもありました。店舗数が40と多く、一日で見るのはけっこう大変です。

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2017年「下鴨納涼古本まつり」日程です: 京都古書研究会ブログ

魂のこもった作品、削った命に心を打たれる

日本語には真剣という言葉がある。本気とか真面目という意味だが、もう一つ「斬れる刀」という意味もある。真剣勝負とは、斬れる刀で行う勝負のことを言い、勝てば生き残るが、負ければ死ぬことを意味する。つまり真剣という言葉は元々から生き死にを意味する言葉だった。

現代社会を生きる上で、生き死にがかかった現場、すなわち真剣勝負を挑む機会はどれほどあるだろうか。戦争に出向く兵士はそうだろうし、戦場のジャーナリストもそうと言える。プーチン政権を批判して暗殺されたジャーナリストなんかもまさに、真剣勝負を挑んでいた。

局地探検家もそうかもしれない。暗殺されたキング牧師やガンジーといった運動家、ホーチミンやチェ・ゲバラのような革命家もそうだろう。死ぬか生きるか、やり遂げるかもしくは殺されるか。そういう死線をかいくぐることでしか、人間は成長できなかったり、偉業を成し遂げられなかったり、人の心を動かせなかったりするんじゃないだろうか。

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夏、最近映画漬け。紹介や感想を4つ

夏は暑い。しかし映画館は涼しい。映画館で映画を見る人は最近また増えている気がする。映画見ようと思ったら基本1,800円ぐらいだが、割引サービスも多い。

  • 毎月1日 1,100円
  • 毎月14日 1,100円(TOHOシネマズ)
  • 毎月20日 1,100円(MOVIX)
  • レイトショー 1,300円
  • テアトル会員 毎週火・金曜 1,000円(年会費1,000円)
  • MOVIX会員 6回見たら1回無料(初回100円、年会費無料)
  • TOHOシネマズ会員 6回見たら1回無料(初回500円、年会費300円)

これを安いと見るか高いと見るかはともかく、1000円ちょっとで最新の映画が、映画館のスクリーンと音響で楽しむことができる。世の映画好き人口はどれぐらいのものだろうか。やっぱり映画館で見たほうがいい映画は多い。たまにしか映画を見ない人ほど、映画館へ足を運ぶことをおすすめします。

サービス案内 || TOHOシネマズ

料金案内 | MOVIX京都 | 松竹マルチプレックスシアターズ

  • ウィッチ ★
  • 自宅で見る
  • ジョン・ウィック ★
  • ディストラクションベイビーズ ★★
  • リップヴァンウィンクルの花嫁 ★
  • 映画館へ行こう
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「魔女狩り」の恐怖

“人は宗教的信念によって行うときほど、喜び勇んで徹底的に悪を行うことはない”
―パスカル 『パンセ』

岩波新書「魔女狩り」(著者:森島恒雄)を読んだ。この本はドイツ、フランス、スペイン、スコットランドといったヨーロッパ諸国において、中世から18世紀まで続いた『魔女狩り』がどういったものか、その実態を調べたものだ。現代を生きる多くの人は「魔女狩り」について歴史の授業かなにかで学び、概要を知っていると思う。

例えば、ジャンヌ・ダルクの名前を真っ先に思い浮かべる人もいるかもしれない。百年戦争の英雄だったジャンヌ・ダルクは、異端審問により火刑で死んでいる。実は、これはいわゆる「魔女狩り」には当たらない。このような「異端審問」と「魔女狩り」の違いなども本書では明確に記述されている。

魔女と言えば、ディズニー映画や童話などに出てくる老婆を思い浮かべるかもしれない。しかし実際に「魔女裁判」で殺されたのは"いわゆる魔女"として思い浮かべる老婆だけではない。若い女性もそうだが、男性や子供など魔女の烙印を押された人間は、誰かれ構わず殺されている。

果たして、魔女はいたのだろうか?15世紀から18世紀の魔女裁判で「魔女」として殺された人たちは、30万から900万人と言われている(p201)。全体としての具体的な統計は残っていないため、推定にばらつきがある。ただ「魔女旋風」と記された時代においては、その具体数はかなりの数にのぼっている。

ジュネーヴでは3ヶ月に500人(1513年)、トレーヴス(ドイツ)では7000人が焼かれ、そのために二つの村は全滅し、別の二つの村では生き残る者女2人だけとなった(1580年代)。ザクセンでは1日のうちに133人(1589年)… p6

彼らは全員魔女だったのだろうか?そんなわけがないことは明らかだ。では何故このような「魔女狩り」が行われたのだろう。「魔女狩り」とは一体何だったのか。

  • その前に「異端審問」
  • 「異端審問」から「魔女狩り」へ
    • 魔女的行為とは
  • でっち上げられた魔女たち
  • 「魔女狩り」が終わった理由
  • 現代の「魔女」はあなた
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2017年7月のふりかえり

7月も何もしないまま終わりました。お疲れ様でした。今月の更新は29回、そのうち写真回はたった3回だから多い。多くなった理由は、わずか3泊4日の香港旅行記を10回ぐらいに分けて書いたから。前回の日記にまとめているのでどうぞ。

  • 読書
  • 消化していない本リスト
  • 映画
  • 写真
  • その他
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思い出のヴィレッジヴァンガード

僕らの10代はヴィレッジヴァンガードと共にあった(僕は20代後半まで続いた)。ドンキホーテよりも文化的意識が高く、ブックオフよりもオタク臭控え目の、規格化されたサブカル憧れが集う場所だった「遊べる本屋」ことヴィレッジヴァンガード。しかしもはや失墜してしまって久しい。

ヴィレッジヴァンガード、大赤字脱却なるか | 東洋経済オンライン

僕にとって決定的だったのは、2014年にヴィレッジヴァンガード京都北山店が閉店したことだった。僕にとってのヴィレッジヴァンガード=京都北山店だったと言ってもいいぐらい、付き合いが長かった。店員と面識があったりするわけではないが、実家から自転車で10分ぐらいの距離にあって一時期は毎週ぐらいの勢いで通っていた。

  • 京都北山店
  • 出会ったもの
    • ジャケ買い
    • 海外旅行への入り口
    • 海外文学・お香・雑貨
    • 買わなかったもの
  • さよならヴィレッジヴァンガード
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