このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。スマートフォンでページを一番下までスクロールしてもらえば出てくるアレです。それをときどき拾って回答してたりします。今回些細なやつが来たけれど回答してみる。
- 37通目:八方美人
- ひとことどうぞ
このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。スマートフォンでページを一番下までスクロールしてもらえば出てくるアレです。それをときどき拾って回答してたりします。今回些細なやつが来たけれど回答してみる。
友達、恋愛、仕事、お金、結婚といった現代人の素朴かつ根源的な悩みについて、この本では「ソクラテスに訊ねる」という構成になっている。文章は対話形式になっており、ある日facebookで友達申請が来た自称ソクラテスのおっさんと道端で出会い、お悩み相談をすることになるという進行。著者は古代ギリシャ哲学の研究者で、このようなソクラテス入門書だけでなく専門書や論文も書かれている。
このブログではGoogleフォームからご意見などを頂いております。スマートフォンでページを一番下までスクロールしてもらえば出てくるアレです。それをときどき拾って回答してたりします。今回一通だけですが、回答してみよう。
彼はライターで胸をとんとんと叩いた。「もうからっぽだ。かつては何かがあったんだよ、ここに。ずっと昔、ここには何かがちゃんとあったのさ、マーロウ」
位置No.7672-7674
今回読んだのは、村上春樹が影響を受けたレイモンド・チャンドラー著『ロング・グッドバイ』を村上春樹自身が翻訳したもの。「影響を受けた」っていうのが実によくわかる文章で、これぞハードボイルドという感じだ。しかし、書いたのがアメリカ人だとなんでクサさを感じないのだろうなー。これが日本人だったらと思うと、この本はクサいセリフの見本市になる。
2017年の9月も半分が過ぎました。なんもしてねえ。何もしてなくはないんだけど、なんだろこのすっからかんな感じ。子供の頃から積み上げていくことが苦手で、新しい積み木をあっちこっちと並べていた。同じことが続けられないから上達しない、前に進まない。気が散っては別のことをして、戻ってきたら全部忘れていて、また一から始めての繰り返しです。だって飽きてしまうから。賽の河原ですらない。
以前に個人投資家に勧められた『億万長者を目指す バフェットの銘柄選択術』を読んだ。僕は億万長者など目指していないが「10年以上読み続けられている」と呼び声のある名著らしく、中古で買っても1200円以上する(定価1700円)。著者はウォーレン・バフェットの息子のかつての妻で、バフェットと今も親交のあるメアリー・バフェット。そして30年以上バフェットの友人であるポートフォリオ・マネジャーのデビッド・クラーク。
内容は世界最高の投資家ウォーレン・バフェットの、株の買い方。この本が他の本と違うところは、株本にありがちな経験談やインスピレーションではなく、具体的な指標を書いているところ。特にファンダメンタル分析に用いる計算式がやたら出てくる。飽くまでバフェットの指標ということで数学的な正しさを示すものではないが、過去にバフェットが購入した銘柄を指標と計算式を用いて実例検証している。
本の中にはいくつも計算式が出てくるんだけど、その都度「Excelにこうやって入力すれば1秒もかからない」といって式を書いてくれている。せっかくだから僕はその式をエクセルシートに落としてみた。具体的には本の第22章「バフェット流投資のためのワークシート」をエクセルに落とした。Q9のインフレ率とQ11の国債利回りのところは省いてあるので、必要なら自分で追加してください。
※即興で作ったものだから間違いがあるかもしれない
続きを読む最近読んだマンガ、マージナル・オペレーションがやばかった。原作はラノベ。こういう作品って日本だとドラマや映画ではなくマンガやラノベからしか生まれないっていうことを皮肉に感じる。ストーリーは会社が倒産してニートになった30の男アラタが、契約社員の面接を受けるところから始まる。会社は民間の軍事企業。入社テストはスイッチを押せるかどうか。
岩波青版のかなり古い本「写真の読みかた」。書かれたのは1963年、著者は名取洋之助という報道写真家、編集者。ドイツで報道写真家としてキャリアをスタートし、報道写真という概念を日本に持ち込んだような人。
この本は「写真の読みかた」というタイトルだが、書かれているのはどちらかというと「写真の見せかた」だった。しかも最初は写真の歴史からはじまり、全体の半分ぐらいは著者の自伝に割かれている。見せ方にしても、著者はアート写真に批判的な人で、主に新聞や雑誌に掲載する報道写真について書かれている。
よい写真とは、写真の最大の機能であるコミュニケーションの手段として、最もわかりやすく、面白く、かつ感動させるものであるべきだった。作者が自分と、ごく少数の仲間だけで楽しむ写真などは、最大の機能を忘れたものとして、否定すべきであったのです。 p89
ジム・ジャームッシュの『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』を見た。この映画を知ったきっかけは現在タンジェにいらっしゃる、まなつさんの旅行記。
ジム・ジャームッシュといえば『ストレンジャー・ザン・パラダイス』しか見たことなかったんだけど、モノクロだしもう引退しているんだろうなーと思ったら、今でも現役だった。現在『パターソン』という新作が公開されている。『ストレンジャー・ザン・パラダイス』も実は1984年公開という、見た目以上に新しい映画だった。