夜遅く帰路を歩いていた。午前1時から2時の間。雪はもう溶けていたけれど風があり、顔の表面には感覚がない。足を踏み出すたびにお酒の残りが頭に響く。半日ほど何も食べておらず、胃の中には薄められた胃酸しかないはずなのに、店の前を通っても足は止まら…
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