「手が綺麗」と言われても

人の外見にはあまりこだわらないほうだと思う。以前にある人と映画の話をしていて、好きな女優はいないと言ったら 「好きな女性のタイプとかないんですか?」 と聞かれた。「それって見た目の話ですか」と聞いたらそうだと言われ、「外見なんてセックスでき…

どこにいてもしっくりこない

今までいろいろな場にいたり、何かに属していたことがあるけれど、どこにいてもしっくりこない感じがずっと続いている。なんかそういう居場所を求めているようなことはないんだけど、こうもしっくりこないもんかね。場にそぐわない感じ、馴染めない感じ、こ…

ネガティブは治らない

一般的な見地ではなく、私的な感想として、ネガティブは治らないよなーと思う。主に生まれつきネガティブな自分を対象とするから、他の人に当てはまるかどうかは知らない。 ネガティブは生まれつき ポジティブ信仰について ポジティブ志向に対する敬遠 治ら…

人に興味はないでしょ

よく「もっと人に興味持ってください」って言われることがあって、最近も言われた。いや、興味ないでしょ。と言うか、人に興味持ってる人が僕は嫌だ。やたら人のことを気にしたり興味持ったりしているのは下世話でしかないと思っているから、極端なことを言…

変わった人が好きという話

ごく稀に「どういう人が好きなんですか?」と聞かれることがあって、そのときはいつも「変わってる人」と答える。恋愛うんぬんの話だけでなく、基本的に変わっている人が好きだ。格闘家では朝日昇が好きだったし、ミュージシャンでは向井秀徳が好きだった。…

どこにでもいる誰でもない自分

あー日記です。いつも個人的なことを書こうと思っているんだけど、頭がぼやけていて何も思い浮かばない。これは春頃から続いている。もう時間が止まっていて、自分とか他人とか世の中とかなんもない感じ。だから仕方なく読んだ本のこととか見た映画のことを…

非モテとセックスの話など

はてなブックマークを作った人が話題になっているが、それはともかく、モテや恋愛にまつわる自分のエントリーを読み返していて、抜け落ちている部分を補完する意味で、セックスについての態度を思い返してみたいと思う。

30歳で引退した

後は野となれ山となれ、えいやーっと引退したのは30歳だった。あれから4年、まだ生きてるなあ。 生きることはすなわち死と隣り合わせであり、生まれ落ちたはいいが何も持ち合わせていなかったため、死に向かう過程の餓えや貧困に伴う痛みという感覚を恐れて…

その先に何があるのか

あまり考えてない。二手三手先を読むとか、将来を見据えての行動とか苦手だ。詰将棋とか考えるのもだるいと思ってしまう。その先にある利益なりなんなりを考えた上で現在の行動を決める人もいれば、その瞬間がただ楽しければいいっていう人もいる。アリとキ…

余分なお金と時間があったら

余分な時間とお金があったら何が欲しいか、何がしたいか、ちょっと真面目に(その発想自体真面目じゃないんだけど)考えてみる。そうしないとあまりにもつまんねーねんまつが毎日続いているような感じで、日常の中に喜びや楽しみを見出すってのはそれはそれ…

習慣について

習慣として日記を書く人がいる。web日記あれこれというよりも、紙の手帳や日記帳に書く人が多い。日記を書く人が、書くようになったきっかけは様々だ。誰かに言われて幼い頃から書いている人もいれば、日記帳を買ったのがきっかけで書き続けている人もいる。…

めんどくせえ

めんどくせえよーいろんなことがめんどくさくて何もしたくなくてしていない。いやー人と関わるのってめんどくさいっすね、マジめんどくさい、本当に関わりたくない、踏み込んだらお終いだ。どうでもいいことに関わったりするのは消耗するだけで無意味であり…

海外を目指してるわけじゃない

人に会うと大抵「今何してるの?」と聞かれる。それに対して「何もしてない」と答えれば「これからどうするの?」と聞かれたりする。「どうもしない」と答えることも多いが、めんどくさいから「青年海外協力隊に応募している」と答えることもある。すると相…

惚れるってすごく単純なことで

これは本当に、幼少期の頃から大して変わっていない単純なことで、なぜそうなのかっていうのは考えたこともないからよくわからないけれど、仕組みはわからずとも原因と結果ははっきりしている。 この歳になって惚れたっていう話でもない。ただまあ、なんとい…

一般人が個人で売る難しさ

お金がなくて困っている。働けって話なんだけど、働かないといけないなーと思いつつも、働きたくない思いでいっぱいだ。輪廻とは生きる苦しみの輪であり、仏教では輪廻から解脱することを目的としているが、僕は現世でお金の輪廻から逃れられずに苦しんでい…

叔母の話

うちは祖父母も親戚もみんな京都で、歩いて行ける距離に住んでいる。だから子供の頃から親戚同士の交流が比較的多かった。盆には墓参りに一緒に行って、大文字を見たり、正月は毎年会ってお年玉をもらっていた。特に僕が幼いころは、叔父と父が一緒に仕事を…

お酒と頭痛と人間関係

お酒を飲んで、ものすごく頭が痛くなった。グラス1杯のビールと、焼酎2杯しか飲んでいない。飲んでいるときは平気なんだけど、アルコールが酸素と混ざりアセトアルデヒドになる頃には頭痛をもよおす。具体的には外食をし1時間か2時間後、自宅へ戻った頃だっ…

ケチな私は何故ケチなのか

お金の話。お金に細かいというか、うるさいというか、ケチである。何かとお金に換算して物事を考えるし、割に合わないとか割安だとか割高だとかいう考え方が根底にある。金に汚い…のか?お金を出し惜しみはするものの、自分では金に汚いとは思っていない。と…

人生においてのif

今週のお題「私のタラレバ」 普段こういうことはあまり考えない。不毛であると同時に、自分はifをあまり信じていない。人生において選択肢はないと考えているから「もし、あのときこうしていたら、ああしていたら」なんて思ったことはない。やり直したいと思…

社交性という名の仮面について

自分は極めて内向的な人間である。社交的ではない。それは能力の無さであり、同時に性格でもある。つまり、社交的であることを良しとしない性格。望むべくして内向的であるということ。「もし自分に社交性があれば」「社交的な人間になりたい」とは全く思わ…

孤独感から逃れるには

なかなか恥ずかしいことが多くて、恥ずかしさを誤魔化すために婉曲的に。恥じ入ることの意味は一体なんだろうか。赤っ恥とは、公の場で間違うことだったり、醜態を晒すことを指す。つまり、オープンになることが恥のエッセンスと言える。ということはオープ…

日曜の昼にヘイトを書き連ねる

商業として成功したければ、感情に訴えかければいい。 理性への訴えが主ではなく、訴えは、大部分、オスカー・ワイルドが「知性より下のところを狙う」と名づけた方法によって進められています。 ーE.H.カー「歴史とは何か」本を読んでいる人が、頭が良く見…

やりたいこと、やりたくないこと

やりたいことがないのと同じぐらい問題なのは、やりたくないことが多過ぎること。

欲求に逆らえない姿が醜くもかつ美しい

欲望に支配された人間の姿はただ醜いと感じる。理性がなく、節度を知らず、思慮の痕跡も見られない、本能という電気信号の赴くまま我欲をフルスロットルでどばどば垂れ流している姿からは獣の臭いが漂っており、汚れと恐怖を連想させる。そういう姿に惹かれ…

いくつになっても若さを羨む

大学生の頃に付き合っていた彼女は、高校を卒業して18歳の年を終えたときに、何かを喪失していた。 「あの頃の自分は何でもできると思ってた。多分、他のみんなもそうだと思う。女子高生ってだけで世界の中心にいるような気持ちだったし、友達と集まれば無敵…

幽霊を見たことがない

母親が心霊番組やホラー映画が好きで、子供の頃からよく見ていた。昔だと夏休みの昼にやっていた「あなたの知らない世界」とか「ワイドウォッチャー」とか、つまりワイドショーをよく見ていた。ゴールデンだったら宜保愛子とかも流行っていた。瀬戸内寂聴も…

社会のどの位置にいて、どの位置を目指すか

罪と罰の終盤において、ラスコーリニコフに訪れたその先の救いのようなものはまだ全然見いだせていない。あれは一体何だったのか。慎ましい日常の中にある一時の安らぎみたいなものか。あの本では最初のテーマとして、ナポレオンの話があった。英雄であれば…

人間暇だとどうでもいいことばかり考えるというのは真理であり、日々を忙しく過ごしていればあれこれどうでもいいことを考える日まもなくただがむしゃらに時間だけが過ぎていく。そういう過ごし方もまた生活であり、節目節目で時間をかけて節目に真正面から…

辞めた会社の人たちと会ってきた

二度の機会の中で5人と会った。そのうち一人は転職し、一人は専業主婦になり、他の3人は同じ会社で働いていた。僕は3年前に辞めてから外国でダラダラ過ごしたのち、大体一ヶ月前に日本に戻ってきたところ。何もしていない。務めていた会社を辞めたのだって、…

飽きっぽさの象徴

同じ靴を買わない 世の中には同じ靴を何年も履き続ける人がいるということを、ここ最近まで知らなかった。同じ靴というのは穴が空いても破れても同じ靴を履き続けるという意味ではなく、履けなくなったらまた同じ靴を買って履くという意味だ。それは選ぶのが…