読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

人をイラつかせる文章を書くらしい

僕はどうやらそうらしい。知らなかった。人に言われるまで気付かなかった。僕の文章はどうやらイラッと来るようだ。僕は何かを批判するときにも可能な限り相手をイラつかせないように配慮した内容で文章を書いているつもりだったけどそれが返ってイラつくの…

14

/ 13 / 14 / 15 / 「We’re going to go first, you have to use that handle, It’s little hard.(先行くね。上りはあのハンドルを回して。ちょっと大変だけど。)」 そう言って彼女はゴンドラの中にある、壁に設置された船の操舵の舵のようなものを指した。…

13

/ 12 / 13 / 14 / 「 I wonder where the fish are coming from?(この魚はどこから来るのだろう。)」 僕は彼女らに尋ねるわけでもなく、一人そうつぶやいた。 「デイアージュロップトフロムダスカイ!」 ええ、なんだって?空から落ちてきた?

12

/ 11 / 12 / 13 / 二人は下で何か話している。僕がもうすぐ着きそうだということに気づくと、リミはこっちに向けて手を振った。

11

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 12 / 「Alright, I’ll get changed then. (じゃ、私は着替えるから。)」 そう言うと彼女は机の方へと向き直り、ショートパンツと下着を脱ぎだした。え、下も脱ぐの?それ思いっきり全裸じゃないか、先に上…

10

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 11 / 「Well then, where should we go? I don't really know my way around yet. So I'll go where ever you want to take me.(で、どこにいく?僕はまだここについて本当に何も知らないから、行きたい場所につ…

9

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / うめき声に起こされた。うるさいな。僕はそれがなんなのかわからなかった。やがて意識が少しずつはっきりしてくる。そのうめき声は大きな声ではなかったが、苦しそうで、一定のリズムを刻んていた。薄く目を開ける…

8

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 部屋へ戻る頃には日も落ち、あたりはもう暗くなっていた。廊下は方向を思い出しながら手探りで帰った。幸い足元につまづくようなことはなく、岩の壁は研磨されており手が傷つくようなこともなかった。

7

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 結局何が言いたいのだろう。彼女は一見、明らかに場違いな人間だ。僕が人のことを言えた立場ではないが、彼女の外国人らしい服装、態度、言葉は、僕がこの国に来てから初めて見た現実のようにさえ感じる。しかしそ…

6

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 疲れた。日光と風が気持ちよく、このイスはなんて座り心地が良いのだろう。イスというよりブランコのような物で多少揺れ、崖を目の前にすると浮かんでいるようにも感じる。プラスチックボトルから口に含んだ水が全…

5

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 岩の質だろうか、それとも崖の底に流れる川と、その水を含む土が地面に草を生やすぐらいだからか、岩をくり抜いた通路はそれほど埃っぽくなかった。毎日人が通るためか、床はずっと前からそうであったように、たい…

いつものぼやき

何も面白くないなあ。 いやほんまに、今の生活ってなんもおもんないねん。ここがおもんないんか、ただ俺がおもんないんかようわからんけど、冬やし寒いし、毎日やってることといえばブログ書いたりマンガ読んだりしているだけ。バイトはクビになったし、たま…

4

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 前回の続き 「こっちには何があるの?」 前方は見渡す限り荒れ地に草のままだ。突如何かが現れたりはしない。僕ら一行はそこを延々と歩いている。彼は呼びかけに応える。

「例えば他に、あなたは女の子なのに麻雀好きだったりするよね。でもパチンコはやらないとか。競馬も遊び程度でやったことあるとか、そういうの女の子で結構珍しいんだよ。おっさんに付き添ってる女じゃないんだから。今までの彼氏が好きだったから?でもそ…

週刊連載「海外旅行」3

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 前回の続き

そんな生活

自分はバックパッカーじゃないけれど、海外に来て、トロントに来て10ヶ月経った。ずっと海外にいるのだ。髪は肩につくぐらい伸び、ヒゲは伸ばしたい放題。そういえばカンボジア人の店長に「アジア人ならヒゲは剃らないと似合わない」と言われた。そしてパー…

痴漢に痴漢呼ばわりされた話

昨日、中央線で移動している時、痴漢に痴漢呼ばわりされた。 俺は仕事中だったからスーツとカバンで電車に乗ってたんだ。昼間でも結構混んでいてさ、暑いんだよな。俺は電車に乗るときいつもTwitter見てるから左手につり革を持って、右手にiPhone持ってたん…

LINEで延々と返信してくるヤツ

LINEやってると、延々と返信してくるヤツいるよな。こっちがなんとなく話終わらそうとしているにもかかわらず別の話題投入しだしたりとか、こっちがもうこのへんで…って合図まで出したのにさっきまでの話題に普通に返信してきますよね。だからいつまでたって…

いつもブログを見ているおばさんへ

「いいか、君は今日、いつもこのブログを見てくれている人のことを考えるんだ。その中でも一人だ。いつも君のブログを見てくれている人というのは実は4人いるんだ。今日はその中の一人だ。4人中の一人のことだけを考えてブログを書くんだ。いいか、彼女は今5…

空が青かった。窓の外に見える空の青さに導かれるように表へ出た。風が冷たく、とてもその場に立っていられなかった。外には柵がある。空はこんなにも青いのに、それ以上前に進むことができない。部屋に戻るしかなかった。どこへも行けず、陸の孤島にいる気…

1

1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / 8 / 9 / 10 / 空港は小さなものだった。出国した関西国際空港や乗り継いだ香港国際空港より、ずっと小さなものだった。飛行機から伸びていた通路は薄く、それがそのまま続くように空港の壁も薄く感じられた。外観は空港というよ…

ドアの向こう側

は外につながっている。外には道があり、バスが通っており、店や店がある。僕はドアを閉める。時々ドアの隙間から外を覗く。景色が見える。僕はため息を吐いてドアを閉める。僕はドアの向こう側を知っている。遠くバスを乗り継いだところにも店がある。隙間…

招待状

若い時分には誰でもこういう経験があるんじゃないだろうか。誰でもってことはないか。僕みたいに、消極的で、恐怖心が強いくせに見栄えを気にするような、そういう小さなつまらない人間だったら同じ経験があるかもしれない。 僕は友人の結婚式に呼ばれたんだ…

ご無沙汰しております。突然のことで、何事かと思ったかもしれないけれど、なんでもないのでそう構えることはありません。そういえば長く会っていませんね。ちょうど1年ぐらいでしょうか。その間も何度かお話はしておりましたが、今回はこういう形で送ってみ…

思考を書き出す

僕はこの時間を、ずっと昔に過ごしている。やはりここが僕の故郷だ。鳥と水と、枯れ落ちる葉。通っていた小学校のエンブレムをつけた子供たちが走り去っていく。ハトや野良猫に餌付けをする老人。ハトを怖がる少年。あれは僕だ。リュックサックと共に、ベン…

童話作家

「文章が思いつからないなら、夢を書き綴ってみればいい。寝て見る方の夢だ。夢は、想像力の塊である。そこで起こったことは現実にはないことだ。自分の想像力を信じてみる気になったか?」 「夢の内容って、起きたら忘れていませんか?」 「枕元に紙とペン…

短歌

ひとことの中に隠れる体温がこのひとときを記憶に残す 雨音が生き物の足つかまえて風が冷たく穏やかになる 呼ぶ声が日付を埋めて目を覚ます。そういう日々が始まりました 足元も見上げた空も真っ暗で浮かんだ身体風に流れる 水分を含みこすれて血がにじむ。…

面影

遠い昔のことを思い出していた。遠い昔と言っても、10年も前ではない。それ以上昔のことは、もう覚えていない。記憶が、ごっそりと抜け落ちている。「こういう事実があった」という事は覚えているけれど、実体験としての記憶が無い。それは歴史のように客観…

夢や希望について。 夢や希望と言えば大袈裟だろうか。それは所詮、何をやっていれば楽しいか、程度のものに思える。夢や希望。何がしたいのか。人は、何を求めるのか。自分の人生に。刺激か、安定か。 ヘロインについて調べたことがある。ヘロインの快楽と…

人間以下の扱い

人間を物や道具のように扱う奴隷や、互いの人格を無視して欲求の捌け口として扱う売春など、他人に対して、一度そういう人間以下の扱いをしてしまうと、歯止めが利かなくなりそうで怖い。 良くも悪くも人間を人間として扱っているうちは、相手が人間であると…

会社をやめようと思った。Macを買い換えようと思った。このMacは5年前に購入したもので、寿命としては十分に役割を果たしてくれたと思う。使い道は、ネット、DVD鑑賞、音楽、写真の整理、その他、消費者としての消費耐久財としての使い方でしかない。何も生…

短歌

ありじごく砂の途中で立ち止まり穴の奥にも微かなひかり えんえんとひろがる景色に腰を据え畳の隙間とコーヒーのゆげ 町の音 月の光とねころがり どこか遠くのあなたへむけて 人の声 束ね集めた写真立て まぶしいままであたたかいまま よそおいと あるくはや…

愛について

「君。」 「はい。」 「愛とは何だと思うかね。」 「愛、でございますか。」 「そう、愛だよ。」 「はて。」 「愛とは、受け入れる事だと言うね。」 「はあ。」 「愛とは、互いを受け入れる事である、と。では、愛の対極は、無関心だと言うね。無関心、相手…

人とのやりとり

「私の事が好きか嫌いか?」 唐突にこう切り出された。僕は何を言われているのかわからなくて話を元に戻そうとした。 「それは関係ないでしょう。今話しているのはうどんに髪の毛が入っていたかどうかの話で、この髪の毛の長さからすれば私ではなくまた、店…

隣人

満ち足りていたはずのあの人が、足りなそうな目をしていた。前向きな日々を過ごし、高い志を思わせる言葉を吐き、動き、声、顔つき、それらすべてにおいて、「今」やその「先」に向かう、こぼれ落ちそうな汗が感じられたにも関わらず、目、目の違和感に気づ…

書留

大学へ入る前から、家の仕事は大変になっていたようだ。家では、小さな印刷所をしていた。どこからか引き継いだ古い印刷機を少しばかりかかえ、朝から夕方までガシャガシャと鳴り響いていたが、その音も心無しか短くなっていた。僕が私立大学へ入学したため…

沼田

沼田という男がいた。名前は知らない。「ヌマダ」なのか「ぬまた」なのかも知らない。彼はひどく首が長かった。そのことを一度彼に言おうとしたが、いい結果があるはずもないのでやめておいた。彼とは試験で初めて会ったが、特に話したわけでもなかった。試…

今後

彼とどのように向き合って行けばいいだろうか。若干DQNな彼、私は現時点で、彼のことをあまりにも知らなすぎるようだ。彼とはおそるおそるながら、じっくりと、綿密に対話を進めて、お互いが親しくなる必要がありそう。彼と知り合ったのは、彼が以前の人にふ…