京都の意外な話

京都と言えば一般的には寺、町家、舞妓さんみたいなイメージなのだろうか。今回はそんな文化的な話ではなく、庶民的な話になる。僕のように生まれも育ちも京都の人間からすれば常識であるようなことも、京都に馴染みがない人にとっては意外なことってあるかもしれない。京都人に限らず関西人でもまあ知っている、しかしそれ以外の地域の人にとっては多分意外な、京都の一面をいくつか紹介してみたい。ちょっとばかり思い出を回顧みたいな日記になってしまう。

  • 大学が多い?
  • お笑い芸人が多い?
  • 共産党が強い?
  • 京言葉?
  • 観光で成り立っていない?
  • ラーメンが有名?
  • 地元の人は京都のどこで過ごす?
    • 子供時代
    • 中学生の時
    • 高校生
    • 大学生の頃
    • ずっと京都で過ごしてきた
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京都関連のブクマをまとめてみた

地元が京都なんで、京都関連のお店や記事が気になるとついブクマしてしまう。今までブクマした中でありきたりのモノから珍しい場所イベントを含め、紹介してみたいと思う。

お店

NOT PILLAR BOOKS

実はもう実店舗を閉められたんだけど、今でも丸太町メトロのイベントでZINEを販売されたりしている。と思う。けっこう雑誌などにも載っていたから知っている人や行ったことある人も多いんじゃないだろうか。

HUgE (ヒュージ) 2013年 02月号 [雑誌]

HUgE (ヒュージ) 2013年 02月号 [雑誌]

 
FUTABA+京都マルイ店

ふたば書房のマルイ店。再び本屋です。店自体はそれほど大きくなく、スターバックスが併設されておりいつも満席なのが特徴だろうか。それ以外にも本を読むスペースがあって京都に一時的に戻っていた2013年はよく利用していた。

コトログ京都和菓子

京都の有名和菓子をランキングしたサイト。2012年にブクマ1400以上を叩きだした。店と商品の写真が掲載されていて見やすい。和菓子なんて普段ほとんど食べることはないけれど、それでも地元の僕が半分ぐらいは知っている店ばかり。おみやげにどうぞ。

京都八百一本館

"京都六角に農場を併設する商業施設「京都八百一本館」がオープン。昔ながらの八百屋さんの思いを大切に、人と農、野菜をつなげるお手伝いをします。"以上引用です。行ったことないけれど気になる。

京都にあるカフェを探せるサイト Kyoto @ Cafe / 【京都】人気のおしゃれすぎるカフェ22選! | まなブクロ

京都まで行ってカフェ?と思うかもしれないけれど、洛外から来る人も変な観光客向けのボッタクリ店に行くより、こういうところで昼飯を食ったり休憩することをおすすめ。 地元の僕も知らないからこういうので調べて行く羽目に。

CAFE アセルボク

京都を離れてからTwitterで知った。行ったことがないから行ってみたい。深夜2時までやっているということで、夜型外出で酒を飲まない人には重宝するんじゃないだろうか。

京都のラーメンについてまとめてみた - ぶっ飛んでいた方がおもしろい

京都まで行ってラーメン?と思うかもしれないけれど、京都は学生の街。学生といえばラーメン、特に天下一品の発祥の地となる一乗寺を中心とした芸術系オシャレ学生街では、ラーメン店が群雄割拠となっている。京都ラーメンはスープが甘いです。

むんと食堂 京都 河原町高辻にある居酒屋です。

これもTwitterで知った。居酒屋って書いてあるけれど定食屋っぽいメニューなど、一度行ってみたい。

ライカ京都店 // 世界のライカストア

これ、僕が京都を離れてからできたため一度も行ったことがない。ドイツのカメラブランド、Leicaの直営店です。日本では他に東京、横浜、大阪、名古屋に直営店があるみたいだけど、そこに何故か割り込んだ京都店。店構えは思いっきり民家。限定商品欲しい。

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いつか京都でホステル兼シェアハウスをやりたい

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これは2009年頃から抱いてた願望でしかない。しかも一度失敗している。そして、ホステルにしろシェアハウスにしろ、でかい建物がいる。そんなものを借りたり買ったりする金はない。誰かから安く貸してもらえる機会でもないとそもそも成し得ない。やはりそこが一番難しく、シェアハウスであれば住人さえ見つかればなんとかなるんだけど、建物も決まっていない状態で住人を見つけるというのはあまり無い。だから、今になってもこれは願望でしかない。僕一人の財力ではどうにもならない。

  • 町家ブーム?
  • 田舎移住ブーム?
  • 何故京都か
  • 京都の利点
    • 観光客が多い
    • 若い人が多い
  • 京都の難点
  • 経営理念
  • 業務形態
  • 料金形態
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京都の現実を知った上で言ってるの?

先日、こういうエントリーを見た。

東京はもう古い、これからは京都 - ゆううきブログ

他にも、夏頃に京都移住計画というサイトも見た。

京都移住計画 | 京都で暮らしたい人の想いをカタチにする、京都への移住応援サイト。

そうやって京都に住むことを推奨している人をたまに見かけるが、京都に生まれ20年以上住んでいた僕には、それが理解できない。果たして京都に住みたいという人たちは、京都の現実を知っているのだろうか?京都は旅行で来れば物珍しくて面白いかもしれないが、住むに適した土地とはとても思えない。

  • 理由その①:夏は暑くて冬は寒い
  • 理由その②:遊ぶところがない
  • 理由その③:排他的
  • 理由その④:仕事がない
  • 京都に住むのに適した人
    • ①歴史ヲタ
    • ②大学生
    • ③外国人
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「歴史を感じる場所」 #地元発見伝

「歴史を感じる場所」 #地元発見伝
https://www.google.com/maps/preview?q=35.011725%2C135.770526

京都市, 京都府木屋町通

歴史を感じない場所がない京都ですが、今回選んでみたのは日本の近代史、明治維新の舞台にもなった木屋町、佐久間象山が死んだ場所だ。佐久間象山という人がどういう人なのかは詳しくは全然知らないが、何故今場所にその象山先生が死んだ碑があるのかというと、ここで暗殺されたのだ。つい150年ぐらい前に。

殺したのは河上彦斎という、「人斬り彦斎」と呼ばれた維新志士。るろうに剣心の「人斬り抜刀斎」のモデルとも言われている。つい150年ぐらい前、この界隈では毎日人が斬り殺されていました。メキシコやシリア、ヨハネスブルグみたいな感じでしょうか。

地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝
http://partner.hatena.ne.jp/jimoto/

Kindleで京都の写真を出版している

最近このブログでよく写真を載っけているが、僕は去年にepubの勉強を兼ねて、Kindleダイレクトパブリッシングで写真ばかりのKindle本を出した。
京都の写真だけ。容量の都合上全てモノクロだが60枚ぐらいの写真がまとめてある。値段は設定できた最低価格の200円で、売れても僕に入る利益は確か70円ぐらいだったと思う。儲かる物ではない。基本的に誰か特定の人というのは写っていない。風景だけ。
もし気になった人がいれば、よかったら購入してください。日本人でKindle持っている人は少ないけれど、スマートフォンのKindleアプリ等でも見ることができます。 

Letter from Kyoto

Letter from Kyoto

 

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サンプル①

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「記憶に残る風景」 #地元発見伝

「記憶に残る風景」 #地元発見伝
https://www.google.com/maps/preview?q=35.044976%2C135.742385
京都市, 京都府今宮通

ここは京都今宮神社の鳥居の前だ。

僕は人生で三度、この通りを通った。かよったのだ。一度目は、自宅から保育園に通う際に通った。25年以上前。父親の車の後部座背に座り、朝と夕方に往復した。この道の先というのは、実は4方向に道が分かれている。4方向だ。僕らは往復する際、もう一つの道、玄琢の坂の前を通る道から帰ることもあった。北山通に直結する方もあった。父は白いマークⅡかクラウンに乗っていた。会社の車だと言っていた。

二度目は高校生の時だ。僕は通学でここを通っていた。自転車通学だった。だいたい30分ほどかかる。自転車で30分の高校というのは家から近い方に入るだろうか。中学だと自転車で30分は遠いが、高校だと近いのだろう。僕は高校にろくな思い出がない。中学もない。小学校は最早覚えていない。しかし高校、高校なあ。高校時代というのは僕が人生で落ちぶれる起点であった。ここが始まりだったのだ。高校へは寝るかマンガ読みに通っていた。友達が全巻単位で持ってくるのだ。学校で一日6時間とか寝ていた。何故そんなに寝るのかというと、テレホーダイで夜から朝までネットに浸かっていたから。齢15歳。僕はその時からバイトをしていた。高3以外はバイトしていた。バイト代はケータイとか、当時iモードが始まった時期で、あとはパソコン雑誌とかに消えていた。

三度目は、教習所へ通っていた時だ。車の練習コースでもあった。僕が行っていたのは光悦教習所というところだ。地名はバガボンドにも出てきていなかったっけ。忘れた。
ちなみに名古屋では教習所の事をみんな車校という。名古屋人は免許の保持率が高いためみんな車校に行って車校で全部通じる。何故か車校という言葉が出てくる話題が何処かから湧いてくる。何故僕がここで名古屋の話を挟んだかというと、僕は会社員の頃名古屋に3年半転勤で住んでおり、名古屋人と話すと必ず何処かで車校の話が出たからだ。
僕はなんと、教習所へ1年通ったのだ。あまりにも下手クソで、そのくせ月に1回とかしか行かなかったから長引いた。僕は教習所で最初自動二輪の免許を取った。これは普通2週間ぐらいで受かるところを2ヶ月かかった。バイクは今でも乗っている。トロントではバイク持ってないし免許も違って乗ってない。問題は車だった。10ヶ月ぐらいかかった。学科は問題なかった。そういうのは得意だ。実技はまるでだめだった。全然先に進まない。そして行くのは月1回。そうやって10ヶ月かけて30万ぐらい払って免許を取ったが、僕は完全にペーパーだ。教習以外で車を運転したことがない。もう10年乗っていない。どうしよう。

この風景一つからそういうった過去の記憶、エピソード、その時の感情が思い起こされる。それぞれの季節があれば中身も変わってくるだろう。その時聞いていた音楽なんかが思い出せれば記憶はさらに鮮明になる。その時嗅いだ空気の匂いまではっきりと。

 

地元の魅力を発見しよう!特別企画「地元発見伝
http://partner.hatena.ne.jp/jimoto/

京都人としてのプライドなんてものは果たして存在するのか

ブログの名前をこんなにしておきながらなんですが、僕の家は祖父母の代から京都で、二代目三代目というのは京都ではいわゆる新参者になる。それも幼少の頃どこかで聞いただけの話で誰かに確認したわけでもなく「新参者ですねえ」なんて言われたこともない。

誰が京都人なのか

なんかこう、京都についての偏見というのは、それが真実であるか嘘なのか人によっても地域によっても世代によっても違うため、「そうじゃないんです」と勝手に否定するわけにもいかず、「そうなんですよ」って答えている人が本当に京都人なのかどうかなんてわかったもんじゃなく、当然僕が見たものが京都の全てではなく、京都の全ての地域に住んでいたわけでもなく、京都で働いていたわけでもない(仕事で行ったことは何度もある)。だから、自分が京都生まれで京都育ちだとしても「本当の京都人はこうなんですよ!」と自信を持って言えない。全ての京都人がそうではないから。

京都に対する偏見について

それでも京都に対する偏見というのは、僕が見た範囲聞いた範囲の中で「これはどうも京都に対する悪意が強すぎるんじゃないか」と思わせられることが多い。何をそんなに怒ることがあったのか、何をそんな辛い目にあったのか知らないけれど、京都という町は文化が違うから、面食らうことは多いと思う。それは何も京都に限ったことではなく、大阪もそうだし、東京でも下町に行けばそうなんじゃないか。北海道や沖縄にだってその地域独特の文化があるだろう。そして、それに対する好き嫌いもあると思う。例えば、会津の人が戊辰戦争の影響で薩長の人をいまだに恨んでいるとか、話を聞けば理解はできるけど僕にはどう頑張っても共感できない。異文化とはそういうものだ。

異文化だという認識の無さ

京の文化が嫌いという人に無理に好きになってもらうことはできない。しかしそれは、性格が悪いとか陰湿だとかいう人格の問題ではなく独自の文化の問題なのだ。例えば、インドでは左手で飯を食わないとかそういうルールとかマナーの話を聞いたことがある。本当かどうかは知らないけれど、あれと同じ。そういったルールに違って左手で頭触られたらそりゃあインド人だって怒るかもしれない。京都の人に嫌がらせをされた人というのは、たいていが文化的なタブーを犯しているんじゃないかと思う。

「俺らが悪いって言うのか!?」「そんなもの知らないから仕方がない、向こうが悪い」と思う人も多いだろう。それで済ませるかどうかは本人に任せる。アメリカでポケットから右手を出したら警官に撃たれたとしても、同じように「俺らが悪いって言うのか!?」「そんなもの知らないから仕方がない、向こうが悪い」と言えるだろうか?でも内容としては同じ話なのだ。

僕個人としては、京都が好きだと言ってくれる人は好きであってくれたら嬉しいし、いけ好かないと思う人に好きになってもらおうとは思わない。ただ、その人が仮にタブーを犯していたなら、「お前が失礼なことしておいて逆ギレか」と思うだろう。タブーを犯すということは法律でも何でもないが、欧米圏で鼻をすすることや、先進国でも些細な事でもいくらでもあり、それをやった人間に対して「知らないんだから仕方がない」とは誰も言ってくれない。単に「無作法なやつ」としての扱いを受けるだろう。

本当に何もやっていない場合

中にはタブーを犯していない人だっているだろう。これは京都人に直接教えてもらわないとわからないことなので自分では気づけないことになるが、タブーを犯していないにもかかわらず嫌がらせを受けたという人も実際いると思う。それは単に悪い人に当たっただけだ。運が悪いとしか言いようがない。世の中にはいくらでも悪い人がいる。たちの悪い人、最悪な人、それは京都に限らずいくらでもいる。京都にはたまたま文化的制約が多すぎて知らず知らずのうちにタブーを犯してしまい、迫害を受けたからといってそれは何も京都人が悪いわけではない。そして、タブーを犯していないにもかかわらず被害を受けたからといって、その人が京都人だから悪かったわけでもない。

やり方の問題

「間違いがあったら言ってくれたらいいのに、対処の仕方が気に食わない」という人もいるだろう。タブーを犯した人に対して現地人がいちいち指摘してくれるケースというのは、世界中を探してもそうそうないんじゃないかと思う。国境を越える際にそのような注意を教えてもらったことがあるだろうか。そういうのは自ら調べておくことで、また自ら現地で学ぶことだったりする。タブーに対してはっきりと批判したりしないのは日本人全体に言えることで、何も京都人に限ったことではないだろう。まわりくどい、というのは確かにあるが、それも含めて文化なのだ。 
京都人の遠回し表現について - Letter from Kyoto

京都人のプライド?

これは一体京都を擁護できているのかどうか定かではないが、京都人のプライドなんてものは、僕には存在しない。ただ、京都人としてのアイデンティティはあるんじゃないかと思う。僕は大学を卒業するまで20年以上ずっと京都に住んでいた。大学でも京都出身の人は少なかったが、その後大阪で就職して転勤などもあり、5年以上も京都を離れていた。京都から一歩外を出てみると、京都人は結構珍しいようで、その頃から自分を京都人と自称するようになった。それまでずっと京都にいたから、僕にとっては当たり前過ぎた全てのことが、京言葉も含め他の地域では珍しかったらしく、そこに至ってようやく自分は京都人であるという事を認識した。たまに地元に帰ると懐かしい。洛外で都人と話すと懐かしい。これはプライドなんてもんじゃない。ただの郷土に対する愛着なのだろう。だから、京都が罵倒されていれば悲しく思う。京都人がこき下ろされていれば怒りも湧く。同様に、京都人が同じようなことをしていればダメだなあと思う。ただ僕はステレオタイプなイメージを逆手に取ってそういうキャラを演じることはあるけど、あれは洒落だ。

歴史と伝統、文化を大事にしているということはあっても、それが個人のプライドには結びつかない。あくまでアイデンティティでしかない。遷都がどうとか、本気で考えている人はいないんじゃないかな。どうでもいい。お茶漬けの話なんかは外からしか聞いたことがない。そういった地域性の偏見や慣習、文化みたいなのはどこにでもあるだろう。何も京都が特別ではない。

※コメントがあった

id:luccafort
「自分を京都人と自称するようになった。」京都を出てから確かにあー自分って京都の人間なのだなぁと確かに実感したな。この手のザ京都人!みたいな嫌味な人ってあまり遭遇したこと無いのだけどどこで遭遇するのだろ

多分、太秦の撮影所とか、祇園の料亭とかじゃないのかな。あとは和菓子屋とか、歴史が長ければ長いほど濃い気がする。そのどれもほとんど行かない。

id:usomegane
結局のところ、京都に『そういう部分』がある事自体は認めちゃってるじゃないか

そういう部分って何か知らないけれど、文化や独自性はどこにでもある。特に歴史が長ければ長いほど独自色は強くなっていくから、それが嫌だと言われてもそういう土地なんだからしょうがない。ただ人格否定は誤解の産物だよというだけの話。

id:qwerty86
いやこの論法はおかしい。無論、余所者に不親切でいる自由はあるが、それは不親切だと言われることと引き換えの話。不親切なのに不親切と言われたくない、というのは通らない 

余所者だから不親切なわけじゃない。これは一例でしかないが、「あれ、なんでこの人こんなことするの」→「ああ、余所から来はったんや」という順序がある。余所から来た人であっても作法の心得た人相手には丁重に扱うだろう。初めに無作法がある。無作法な人間にあえて親切にするほどできた人間は少ない。不親切にされるには理由がある。
単に余所者を馬鹿にするだけの人はいるが、それは田舎者をバカにする都会の人と同じ。ただの嫌なやつ。別に京都は関係ない。

 id:ricenoodles
名古屋でもやる人いるよなあ。お前らが名古屋に合わせろ、いやなら出て行けとか。どうかんがえたって交差点の角に路駐するのはあかんだろうに。

郷に入っては郷に従えって、僕は結構当たり前のことだと思っている。特に京都は、東京のようないろいろな地域から来ている人が少ないから、その独自性というのは窮屈かもしれない。嫌なら出て行けとは思わないけれど、極論を言えばアメリカで左側通行するような人がいたら咎められるし煙たがられるのは当然だろう。知らないでは済まない。

id:dummy1
自分たちの文化に疎い人間は、どのように扱われても仕方ないって随分野蛮だなぁ。察するとか、諭すとか人間的な対応するのがそんなに嫌ですか。

どのように扱われても、というよりはそれなりの扱いしか受けないというだけ。それはマナーであったりルールをわきまえない人間であれば、会社であったり社交界であったりどこでも同じ扱いを受ける。店で並んでいて割り込む外国人がいたら煙たがられるだろう。その中で「日本では並んでいる列に割り込むことがいかにマナー違反か」を説明してくれる人が何人いるだろうか。せいぜい店の人じゃないか。そんな特別なことじゃない。 

id:pomerance
「名誉京都人」による京都擁護。京都最高。やられたらやられたほうが悪い。

 やっぱり説明したところで伝わらないんだろうな。もっと広い視野を持とう。

id:yoko-hirom
「他所でもやっている」「お前らが悪い」「お前らが合わせろ」と。それは反論では無く開き直り。京都以外の文化圏では。

他所でもやっているというか、当たり前のことだと思っているんだけどな。京都は何もテーマパークじゃないんだから、旅行業者以外は誰もお客様扱いはしてくれないよ。僕は別に合わせてほしいとも思わない。ただ土地には土地のルールがあって、外から来た人が住んでいる場所だけ治外法権にはならない。 

近年ではそんな息苦しいことはないと思う。しきたりに厳しいのも年配の人だけで、そういう人たちと付き合わなければ特にそういう扱いを受けることもないだろう。僕の親ぐらいの世代はまだ多少うるさいけれど、若い人、特に京都から出たことがある人に関しては、京都のそういう部分をあまりよく思っていない人も多い。京都の独自性が軟化していってるこの状況が良いと思うか悪いと思うかは人それぞれだろうけど、僕自身はもう京都に住むことがないかもしれないので客観的に、どっちに転んでも得るものはあるし失うものもあると思っている。