読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

思うことは無くもない

映画

ただまとめるのがめんどくさい。

人間失格を再読した。
“自分には、あざむき合っていながら、清く明るく朗らかに生きている、或いは生き得る自信を持っているみたいな人間が難解なのです。”
という一文に、なんというか、激しく同意してしまった。
ときどきすさまじい自己肯定に出会うときには、
その虚から沸いて出る自信の難解さに恐怖すら感じる。

芥川の或阿呆の一生を読んだ。
陰鬱としていた。

スターウォーズ完結にちなんでエピソード6を見た。
めちゃくちゃファンというわけでもないのに、
一部のほんのわずかな変更点のために2時間費やしてしまった。
何度も見たことある映画だっただけに、非常にもったいない気がした。

二百三高地を見た。
昔の戦争ってこうだったんだなーと思わせられた。
第一次大戦前後で戦争はガラリと変わるって聞いていたけれど
前の戦争はそれこそ合戦、果たし合いのような感じで、
ラッパを鳴らしながら旗を翻し、ヘルメットもつけずに
敵陣地へ向かって突撃していた。

そういった昔の戦争において、旅順攻略では日本兵の死傷者6万人
という莫大な犠牲を払った。ロシア軍は、日本にはない機関銃と
コンクリートで固めた大要塞で旅順を守っていた。
よくこんな戦争に勝ったものだ。

それぞれエピソードを紹介されたたくさんの登場人物が
次々と虫けらのように死んでいく様は、旅順攻略の難しさと
壮絶さを物語っていた。また、その中で乃木大将の
二人の息子も戦死し、戦略的にも為す術もなく呆然とする大将。
さだまさしの歌が合いすぎていた。