フラニーとゾーイー

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

フラニーとゾーイー (新潮文庫)


キリスト教圏に産まれていれば!!キリストの事をいくら知っても、あまり知らないけど、信者であるか無いかでもうそこのところの認識は雲泥の差、格差、それこそ別次元かのような違いがあって、そういうのをなんて表現するのか忘れたけど、ともかく、キリスト教徒では無いにもかかわらず、脳に広がった心地よさは、逆に残念な気持ちを同時に引き起こし、その後いくらか軽い入門書を漁ってみても「へえそうですか」と下層の信者は目を通したこともないような事実だけが頭に入ってきて、その肝心な認識に達することなど到底無理で、では、それでは彼らはどのようにして如何にしてそこに辿り着いたのか、まったく検討不能でございまして、アッパークラスの方々なら理知的に割り切ってしまうか、自分から陶酔できるか、いずれかなのでしょうが、私はそれほどの階級も持たず、足りない頭でもやもやするだけー、荒んだ精神で受け入れられないだけー、彼の傍らにも聖書があったと聞くが、彼らはアッパーだし、どうも、な、どうにも、やはり私には無理があって、そこらへんが日本人たるゆえなのだろうか、そうは思いたくないが。天皇陛下に関しては、業に陛下の業に敬服せざるを得んだけでありまして、神格化とは言い難く、根本的に違ってくる。そうではないだろう、神などといったものを。