人間認定

子供の頃、あまりの人との相容れ無さに
自分は人間ではないと思っていましたっけ。

求めようが拒もうが、
人になにかしてもらった経験が無く
人になにかしてあげた経験が無く
人となにかをした経験が無く
独闘のさなか、
「はやく人間になりたい」と
ホイミンさながらライアン様を待ち
人間らしさを求める

人ってそんなものかも知れないと
一般化を試みたら、それは一般ではなく
あるカテゴリにおける一般、であった。
つまり、そういう人たち、はいる。
けれどみんなそう、ではない。

むしろ自分の主張を拡大するに至りました。
なぜだろう。私の視界に彼らは映りません。
彼らの視界にも私は映ってないことでしょう。

人間にさえなれれば、と思っていましたが
どうやらそうでもないらしい。知るよしもない。