日本は世界一物が安い

ネットで見かけた話。「日本は世界でもとびきり物価が高い」と信じて疑わなかったので衝撃だった。これは中国で製造業をやっている人の話。

・タクの初乗りは上海市は10元、その辺の露天でチャーハン一皿が4〜5元、マクドのセットは17元とか・・・日本の半額としても収入から考えたらめっちゃ高いよ、でもそれが普通、日本が安すぎるだけ。
・例えばTVを店頭で売るとする、中国は店員が3日に1台売ったら利益の中から十分人件費払える。日本だと定員が日に5台くらいは売らんときつい

・中国ほど人が多くないその辺の国でも家電品や日用性活品でさえも高いよ。日本の100均ショップにある物なんて外国で100円で買えない、もっと高い。日本が異常すぎるだけ。

・うちのとあるお客さんがある日曜雑貨扱っていて、日本市場向けに仕入れた物をこないだ全部ロシアに売ったら4割高い値段だったらしい。

アメリカにもダラーショップってあるから日本が特に高いわけではないのでは?という質問には、

質が全然違う。オレら製造業界だとアメリカの向けといえば中国市場向けより精度低い。

30年前のテレビが数十万して、それが今の物価で考えても全然高いというのと同じ事で、その当時の日本と同じぐらいレベルしか技術力のない途上国では、今でもそれぐらいの価値があり、価格で取引されているってことか。
よく考えてみれば、庶民の生活にまで物と技術であふれている日本において、その価格が下がるのは当然かもしれないが、それが為替レートなんかも超えちゃっていると。
日本の製造業にそういった道があるかも知れないと一瞬思ったけど、単価が安いものを低いコストでそんなことは難しいか。大企業でもないと。