生きる目的はセックスである。
人間は子供を産み育てるために生きると言っても過言ではない。
さらに生き物とは、子孫繁栄のためだけに活動している。
より良種の子を数多く残すためだけに一個生命を消耗している。
植物は、養分を取り、受粉し、延々と種を撒き続け、
虫は相手を探しタマゴを産むと死に、それを繰り返し、
動物も所帯を持って飯を食って子を産み育てるだけ。
人間においても同じ。高度な知的生命体に至っても、
やってる事は同じ。どんなに抗おうと、無意識に、
生物の業に縛られている。人間の行い全ては、
子孫繁栄に繋がるか、それ以外はオマケである。

ならば、我々の行き着く先はどこなのだろうか。
子孫繁栄、それ自身は何のために行われるのか。
産まれ、より強い子をより多く、増やしてどうなる。
星を覆うほどの人類は、この先どうするのか。
増やすところまでは本能にインプットされていたとして
その先、あるいは何のためにそれをするのか、
誰か分かっている人いませんか。