時代の流れに追いつこう!その1スマートフォン

テクノロジーの進化は速く、時代は地デジ、3Dテレビ、HDレコーダー、スマートフォン等々、どんどんと先へ進んで行っている。
時の森総理イット革命からはや10年、その間ITにおいても主要企業はIBMからマイクロソフトマイクロソフトからYahooへ移行したのがはるか昔となり、今はGoogleからFacebookへと移り変わっている。
web上ではyoutubeを始め動画ストリーミングも当たり前になり、2ちゃんねるは下火となりその動きの核となっていた祭ユーザー達はVIPからニコニコ動画へと流れた。mixiも今は昔となりtwitterの勃興すら過去の話となりつつある。一時期もてはやされたモバゲやグリーなどのケータイコンテンツもスマートフォンのおかげでどうなることやら。
Flashは廃れるのか、AjaxRuby?なにそれ?という感じでホームページビルダーを拒みつつもhtml、cssを手打ちしていた時代が懐かしい。ドリームウィーバーは重かった。
そんなこんなで私のようにITバブル期に高校時代を過ごし、winny騒動がありテキストサイトブームがあり、大学入学頃にウェブログが流行り出し、アルファブロガーなんて言葉も新しくmixiスタービーチも出来上がったばかり、スマートフォンと言えばシャープのw-zero3かブラックベリー、卒業時期にはweb2.0なんて叫ばれていた時代から、そこで時間が止まっており、最早、現代からは完全に取り残されつつある。
  
当時夢の世界だったネットワークコンピュータ、ユビキタス構想は、現在、クラウドコンピューティングという名前でほぼ完璧に実現されている。
  
自分は技術屋ではないし、そんな最新のテクノロジーを知り尽くす必要性は全く無いのだが、いまだに携帯はガラケー、記憶媒体はDVD、パソコンはウィンドウズ、ネットはYahooで検索、それだけをしているようでは利用者としても時代の荒波に押し流されて隣のデジタルイミグレイトどかころか情報格差の底辺と同じ画面を見ながらhtml5の動作に訳わからなくなって悩む日もそう遠くはない。一利用者として、かつてのネット徘徊者の、30歳手前の最後の足掻きとして、なんとか時代に追いつこうともがいてみるのが今回の趣旨。
  

日本を変えたiPhoneの世界

さて、初めはスマートフォンから。スマートフォンと言っても、私が知っているのはw-zero3iPhoneだけなので、Android関連の話はさておきとする。
私は正直なところ、iPhoneがこれだけ躍進するとは思っていなかった。どうせいつものアップルのことだから良いところ行ってパソコン界のMac的なポジションを築くのが精一杯だろうとたかをくくっていた。そして、何よりも、日本のガラケー文化、ドコモauソフトバンクの三つどもえがその牙城を崩すとは、明け渡すとは思えなかった。今もまだ崩れ切ってはいないが、その構造には確実に穴が空いた。安価で高品質なiPhoneアプリを知った人は今までのケータイコンテンツがどれだけロークオリティで、それに費やしてきたお金がどれだけ無駄だったか身に滲みているだろう。国の利益の為に弱い自国企業を保護する、というのはある意味仕方が無いのかもしれないが、あれはゴミ以外を市場から除け出し、ゴミだけを集めて高額で売り、月々回収し、その中でもどのゴミが良いゴミか競わせるゴミの競り市に近いものがある。所詮全部ゴミであるし当時からそれは紛れもなくゴミだった。ネットワークという点を除けば、20年前のファミコンソフトにも劣る。私は手を出さなかったが、ゴミしか無いところでゴミに埋もれて喜んで高額はたいている子供や大人がたくさんいたようだ。それが騙されていたとは思わないし、それを喜んで消費していたことにケチをつけるつもりはない。
とにかく、この3社の雁字搦め排他主義鎖国政策のおかげで日本の携帯は10年遅れた。10年は言いすぎかもしれないが、スマートフォンという端末はそもそも、私が大学を卒業する当時5年前から海外では主流の端末であり、洋画なんかでは至る所でノキアモトローラを手にするマットデイモンを目にした。この5年間が実はスマートフォン創成期だったと言っても遅すぎる。実際にiPhoneAndroidの躍進は海外でもここ2、3年のことだが、その根底には5年かそこらのスマートフォン創成期、成熟期があり、もう既に出来上がっていた土壌に突如iPhoneが登場し、日本は5年遅れでどさくさに紛れてようやく乗りかかろうとしているのが今、というかあまりの時代遅れに乗りかからざるをえなかったのが実情というところだろう。日本はまだスマートフォン一年生である。世界と技術を共有するか、鎖国に戻るかは、寡占企業達の今後と利用者の動きにかかっている。前置きが長くなった。
  

スマートフォンってなんなの?

さて、散々その場しのぎの借用知識をお披露目した後で、そもそもスマートフォンってなんなの?という根本的な話を今頃する。
直訳すると「賢い電話機」なんだけど、従来のいわゆるガラケーとはどこが違うのか。
違い、とは出来る事出来ない事、一方より一方が優れていて賢い、という話に思われがちだが、実はガラケースマートフォンも出来る事に大差はない。メールもネットもゲームも検索もスケジューリングも位置確認も両方で出来る。当然通話も。では、何が違うのか。それは、コンセプトである。
コンセプトが違う?はあ?という感じだが、こう考えれば分かりやすい。その昔、ノートパソコンが生まれ、PDAが生まれ、モバイルという概念が生まれた。携帯電話もモバイルと呼ぶ事はあるが、電話機としてのモバイルではなく、情報端末を外へ持ち出す、屋外での使用を可能にするという、言わばパソコンがベースとなる概念のモバイルである。モバイルという概念は、端末の小型化や携帯電波をネットワーク回線としての利用、記憶媒体はHDからメモリへと変わり、カメラやマイクが実装されるようになった。更には高速電話回線、wifi整備などの環境の進化とも伴い、もう持ち運べるパソコン、から遠くかけ離れた、Mobileという単一の独立した概念として成長した。
一方その頃、携帯電話は初め、電話回線を使って文字のやりとり機能を備え付けた。ポケベルをわざわざ携帯電話につけた形だ。文字数制限もあれば一通送るのに10円もかかる。とても不便だ。そこで、携帯電話にWebの機能を借用出来ないか、というところでiモードが登場した。メールはwebメール並みの料金と文字数で送れるようになった。それでも最初は250文字しか送れなかった。その後カメラがつき、メールに絵がつけられるようになり、ケータイ用のwebやメール機能は飽くまで携帯用として細々と拡張され、閉じた世界で独自のコンテンツが築かれ、日本のケータイは所謂インターネットや、その他のオープンな技術とは関わらず、ケータイ村の中だけで作られたケータイ村の中でのみ通用する技術と文化を発展させていった。
つまり、成り立ちの違いである。根本的に全然違うのだ。スマートフォンは賢い電話機ではなく、Mobileに電話機能がついたという方が妥当であり、ガラケーは飽くまで日本国内でガラパゴス進化した異様なケータイなのである。
成り立ちが違うと何が違うのか。
使い勝手が全然違う。例えばメール一つとっても違う。先ほどの成り立ちを見てもわかるように、Mobileには初めから当たり前にように存在した機能であるメールは、ケータイに実装されるまで様々な過程を経ることになり、今尚不完全な形で、いやある意味、ケータイメールとして独自に実装されている。画像の添付、絵の貼りつけ、その他もろもろ、htmlメールさえ表示出来れば初めからあったと言っていい機能だ。文字数制限などはもってのほかだ。ケータイという電話機に無理矢理くっつけたメール機能は、独自の変化が必要だった。もちろん、その逆もある。Mobileに、iPhoneで言うところの“プッシュ通知”が実装されるまでにはかなり時間がかかったように思える。ケータイならば、メールが来た瞬間に通知してくれるのは当然の機能であるが、Mobileのメールは来ているかどうかの確認作業を行うことが当たり前だった。今となっては、スマートフォンガラケーもほぼ歩み寄って同じだけの機能がある。両方に求められる機能を備えている。しかし、その成り立ちの違いで、同じ機能であってもその使い勝手の違いに大きな差が出ている。
  
具体的な差、というのは、それぞれの機能について、触って実感してもらうしかないが、例えばゲームなどの、アプリケーションソフト、電話機に備えるのと、パソコンにインストールするのと、その障壁の差を考えてみてほしい。どちらがどれだけ簡単で、どれだけ大変で、どちらであれば、ジャンルをカバーでき、クオリティを追求することができるか、受け皿が広いか。圧倒的にパソコンである。その成り立ちの違いというのが、結果として大きな差として広がっている。
iPhoneアプリ、アンドロイドアプリのCMをたくさん見ているだろう。ここ2,3年であの広がりである。携帯では考えられなかった。何年もの歳月をかけて携帯に実装された機能は、誰か個人か企業が、無償か有償で作ったアプリで一瞬で賄えたのではないだろうか。もちろん、その間の機体そのものの制限というのはあるが、今此処に至ってもまだまだ、しかも高速に進化を続けているのはスマートフォンの側である。
  
スマートフォンガラケーの違いは、「欲しい機能は誰かが作る。企業が作る。自分で作ることも出来る」スマートフォンと、「あれば便利な機能を、メーカーが新機種で何かを実装するのを待つ」ケータイの違い、これが現在までの差につながった。今後、実用の場においてその差がさらに広がっていくと感じられるのが、この次に書く、「クラウド」の場面においてである。クラウドの場おいてスマートフォンを活用することは、その世界に圧倒的な広がりを見出すことが出来る。
  

iPhoneは日本人になじまないと思っていた

日本ではPC 文化というのが育たなかった。仕事でワード、エクセル、フォトレタッチ、広告作成その他、仕事をするために使うか、あるいはオタクのための道具という感覚が根付いた。ゲームをするためにはゲーム機を用い、コミュニケーションにはケータイを使った。そのケータイは3社間でしか競争のないメーカーから提供されたものであった。一方アメリカでは違った。アメリカは、テレビの録画もPC で行っていた。ゲームもパソコンゲームが主流であった。コンシューマゲーム機も存在したけれど、ネットゲームなどのパソコンゲームとは規模が違った。アメリカがIT先進国なのは当然だけど、その文化は基本的になんでも出来る多様性に満ちたパソコンを中心に、世界を席巻するパソコンのネットワーク、インターネットを基礎として創り上げられ、広がっていった。その開かれた市場では多数の企業が参入し、発明が生まれ、GoogleFacebookなどが超短期間で、日本の老舗製造業、日立やパナソニックや富士通、ソニーなどを追い抜いていった(ヨーロッパでのMobile文化振興についてやノキアなど他のスマートフォンブランドについて全く知らないので、詳しいことはわからない)。そんなPC文化圏、インターネット文化圏の中から、iPodで成功したアップルはiPhoneを生み出した。全く文化圏を異にした土壌から出来上がった「電話機」は、少なくともケータイで育った日本人にとってはとても使いにくいものだった。特にせせこましいケータイ文化圏で育った若者たちは、より受け入れ難かったのではないだろうか。外国では既に主流であったスマートフォンとしてでさえもiPhoneは異形であったが、その斬新さと先進性で本国アメリカでは既に成功を収めていた。
そんなiPhoneを唯一日本で受け入れたのが、誰もが知る孫正義、日本において一番、日本独自のネット文化圏ではなく、世界のIT文化圏に近い人、一番良く知る人、さらにその中で一番力がある人である。彼と、彼のソフトバンクと、アップル自身の鬼のような宣伝活動、TVCMなどを用い山ほどの金をかけた宣伝活動により、iPhoneそのものは日本全国誰しもに知れ渡ることになる。最初のうちは主にマックユーザーが手を出す。その次に新しいもの好きが手を出す。マックユーザーではない彼らは、iPhoneかっこいいし新しいけど、なんか使いにくい、と言う。そのあたりからソフトバンクの、ガラケーiPhoneの使い勝手の溝を埋める作業が始まる。その溝がかなり埋まってきたところ、それは、iPhoneガラケーへの歩み寄りではなく、ソフトバンクのサービスとしてのiPhoneへの歩み寄り+iPhoneユーザーのiPhoneへの歩み寄りが行き届き、「こうなってこう使えば、iPhone全然いい!ガラケーには戻れない!」となった頃、ようやく最後に一般ユーザーが手を出す。「あの人もあの人も、あの芸能人も持っているから」と言って使い出す層である。そこには既に、iPhoneに慣れた層の布石が存在する。新しいもの好きで、iPhoneを良いと思った層が緩衝材となる。本当に使えない人たちを除き、やっとiPhoneは爆発的に広まった。
  
最後の私のiPhoneトップ画面について、そこにあるアプリを説明しておく。
・連絡先  :いわゆる電話帳。Macのアドレスブックと同期している。デフォルトのまま。電話機として進化したケータイから見れば、携帯の電話帳としては機能が劣ると思われる。
・カレンダー:パッと見で曜日と日にちを確認するためだけにトップに表示。Googleカレンダー等、あらゆるスケジュール管理サービスと同期が可能。
・マップ  :グーグルマップ。この動作のスムーズ感を知れば、携帯の地図には戻れない。標準のグーグルマップにあるように、経路や到達時間、航空写真も表示可能、拡大縮小も指でつまむだけ。
iPod   :言わずと知れた、音楽再生アプリ。ニュースや外国語、旅行情報のポッドキャストを入れて持ち歩くことが多い。
・カメラ  :デジカメを買ってからは写真はあまり撮らなくなった。
・PictShare :いろんなところで高評価だったので思わず買ってしまった(230円)。写真をDropboxPicasaFlickrはてなフォトライフなど、多種多様のストレージスペースにアップすることが出来る。それよりも月毎、日にちごとに閲覧できるビューワーとして高評価だった。
・プロフィール:これはケータイにある便利な機能をiPhoneに実装させようという逆の発想。即プロフィールとQRコードを表示。
skype   :スカイプユーザー同士では本当にスカイプ通話でしか会話していない。言わずと知れた無料電話アプリ。
・AppBank  :日本におけるiPhoneアプリ紹介で一番有名かつ、国内のアプリ購入に一番影響を与えるところ。ランキングなどを毎日見る。
・RTM    :やあみんな、ところでTodoアプリは何を使っているかな?自分はよく知らないサービスはいかにメジャーであるかを基準にしてしまうので、このRemember The Milkを利用しています。無料だし。
・1Password :これは本当に便利だ。クレジットカード番号や会員番号など、暗証番号が必要なサイトの暗証番号を記憶し、アプリを起動することそのものに暗証番号をかけて手間を省くという物。たまにセールで無料になる。
Evernote  :iPhone使っててEvernote知らなければ本当に何も知らないか、何も知らないでいいか、そのどちらか。曰く、外部記憶装置。
Eye-Fi   :デジカメにEye-Fiカードを使っているから常用
・Pocket   :はてなホットエントリーから逃れたエントリーを拾うため。こっちのが広い
・foursquare :最近ようやく使いだした。ライフログの一環として
・設定    :デフォルト。何をするにも必要。ただwifiをonにするだけにも使う
・電話    :デフォルト。普通に電話するから
safari   :デフォルト。ブラウジングはsafari基準にされているから。ブックマークはMacと同期
・メール   :これもデフォルト。Macのメールと同期。GMailも登録済み
・SOICHA/j  :ツイッターアプリ。iPhone使いだしてからツイッター使用度は上がった
  
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