一人海外旅行について 〜言葉と安全編〜


  
前回の続き
  
旅行をしてから旅行関連情報をいろいろ探し回るようになり、この世界一周たびたびニュースというバックパッカーの人たちのPodcastをよく聞くようになったんですが、そこに出てきた話の中で、こんな話がありました。

バックパッカーをやっていて、一番よく聞かれる質問が二つある。  
1.英語ペラペラなんですか?
2.危なくないんですか?

そう、海外旅行、ましてや単身旅行となると、目の前に立ちはだかる二大障壁がこの言葉と安全の問題です。
どちらも恐怖に起因しております。英語喋れないのにどうやって意思疎通したらいいんだろう…こっちの言いたい事が伝わらなければどうしよう…ましてや日本より危険な外国で、ケガしたらどうしよう…盗難に遭わないだろうか…襲われないだろうか…騙されないだろうか…発砲されないだろうか…無事帰れるだろうか…高い金はたいて辛い思いだけして帰ってくるのはゴメンだ…こういった不安がよぎります。
安全かどうかは行き先によって様々なので一概には言えないと思いますが、まず、バックパッカーの人の回答はこうでした。

  
「なんとかなる」
  
何を根拠に!?と思いますので、私の見聞きした範囲と初心者的視点から感想を述べたいと思います。
  

言語能力はどの程度必要か?

まず、英語はできるに越した事はないですが、私は全くできません。
TOEICなんて受けた事もないし、英単語とかその辺の中学生の方がよく知っているでしょう。では全く出来なくても問題ないかというと、かなり大変です。
千原せいじ並のコミュニケーション能力があれば言葉の壁はブチ破れるかもしれませんが、一般的なシャイで奥手で声が小さく大人しい日本人は、最低限の旅行用英会話フレーズ集ぐらい覚えていくといいかもしれません。
ガイドブックの巻末に付録があったり、Web上にも旅行英会話で検索すればたくさんヒットします。それも一言一句暗記するのは大変でその上に応用が効きません。簡単なのは会話フレーズそのものを覚えるというより「こういう場面ではこういうやりとりが必ずある」というパターンを知っておくことです。
するとあとは状況さえ把握して、いくつかの単語さえ聞き取れれば相手が何を言わんとしてるかなんとなくわかったような気になれます。シチュエーションだけで会話の内容が予想できること、その際どう答えればいいか知っておく事、それだけで大体の状況は対処できます。例え相手の英語が理解出来なくても。

旅行中に避けて通れない会話はとても限られております。
入国審査、ホテルの受付、食事の注文ぐらいではないでしょうか。タクシーを使うならそこでも会話がいりますが、電車バスならいりません。トイレは探せば見つかります。
実際こんな少ない会話だけで最後までやり過ごすことは稀ですが、あとは状況に応じて必要が出てきた時に会話せざるをえないのと、自分が会話を望む時に話すだけなので、避けて通れない会話となるとのはこれぐらいしかないでしょう。

会話以外ではどうでしょうか。地名や標識、トイレの表示など、読めなくてもそれが何を現しているかあらかじめ調べるなどして知っているだけで便利です。

外国語は出来れば出来るほど、旅行を楽しめるでしょう。
しかし、どの程度必要かという最低ラインはかなり低いのが現実です。私も言葉が通じなくて困ったことはいくらでもありましたが、旅行そのものが行き詰まるようなことは一度もありませんでした。
  
渡航先としては、母国語が英語の国よりも、第二言語が英語の国の方が相手が言葉を聞き取ってくれようと努力してくれるので伝わりやすいと言われています。お互いエキスパートではないので言わんとしている事がなんとか伝わりやすいみたいです。有名な観光地もだいたい英語が通じます。
私は英語圏に旅行したことが無いのでその違いまでよくわかりませんが、英語圏以外では超片言でも事足りてました。

英語が全然通じない場所ではどうでしょうか。行ったことありませんがおそらく別の言語でも同じ手順を踏んで対処出来るのではないでしょうか。
ただ、全く通じないような場所という時点で文化的難易度が格段に上がると思います。初心者向けではないでしょう。
  

海外旅行は危険がいっぱいなのか?

渡航先での事件、トラブルに巻き込まれた例や統計などを見て、なんて外国は怖いところなんだ、という印象は、日本人なら誰もが持っているのではないでしょうか。
確かにイラクやメキシコ、ソマリアヨハネスブルクなど、危険な場所はいくらでもありますが、逆に日本より安全な国もいくらでもあります。
日本は世界一平和で安全だと我々は思い込んでおりますが、それはただ我々が日本に慣れ親しんでいて勝手が分かっているから安心なだけで、手放しで安全と言えるかどうかは微妙です。
  
さて、日本はさておき海外が安全かどうかは場所によりますので、安全な場所だけに行くようにすればトラブルに巻き込まれる確率は格段に減ります。
あとは、日常をまっとうに営むことができれば問題ないです。責任感のない人、理解力のない人、どんくさい人は多少のトラブルぐらいならあるかもしれません。
日本の生活はぬるすぎるので、日本ではなんとかなっていた事が向こうでは相手にもされない事は出てくるでしょう。日本のぬるま湯のなかで緩みきった人がそのまんま外国へ行って痛い目見ても誰も責任取ってくれませんので、せいぜいまともな人間程度に気を引き締めていれば大丈夫だと思います。
自分の言動は全て自分に責任があり、自分に返ってくるという意識があれば、下手なことはしないため、置き引きにも合わないでしょう。
そんな偉そうな事を言いつつも2回ほどボラれたことがありますが、おかしいと思った時点ではっきりと主張するのは大事だと思います。日本ではそうではありません。ただ、外国だと面倒なのでもうそのままどうでもよくなってしまうんですよね。

他はガイドブックなどの渡航中の注意文でも読んでおけば対処できると思います。とにかく、行く前に調べて知っておけば、大抵カバーできます。トラブルに巻き込まれる原因は、

第一に、自らトラブルを招く事。危険な場所へ踏み入れるなど。
第二に、気が緩みきっていること。これは日本にいても問題なので自覚してください。
第三に、運が悪かったこと。こればかりはどうしようもありません。

私個人の印象と、見聞きした範囲ですが、安全な地域と言えば東欧諸国です。
西欧は行ったことありませんが、スリやひったくりが多いと聞きます。東欧もチェコしか行ったことありませんが、危険な雰囲気さえなんにも無かったので現地では緩みきっていました。事実最後まで何のトラブルもありませんでした。
アジアは詐欺師ばかりの印象です。どこにいてもなんとなく警戒してしまう空気はあります。結果的には何も盗まれたり騙されたりしてませんが、注意していたからかもしれません。独断と偏見です。
そしてやはり、南米とアフリカは危ないらしいです。中東はピンキリです。
  
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