通勤電車について

日本の異常な部分として挙げられる中でもメジャーなのがこの電車。時間厳守は良いことだと思いますが、悪い点としては通勤ラッシュ。中でも東京圏は特別で、満員電車に+2時間通勤が加わる。

自分は京都から大阪へ通っていた時に、通うのに1時間半かかるのが嫌で大阪へ引っ越してしまったことがある。東京圏では1時間半の通勤時間は普通だと聞いた。
電車での、ましてや満員電車での2時間なんて拷問でしかない。それも朝から毎日続くとか。なんであんなのに慣れるんだろうと疑問に思う。ストレスで鬱になる方が正常ではないか。
通勤ラッシュをなくして欲しいってことで、便を増やすとか車両を増やすとかいろいろされてますけど、一番いいのは会社の出勤時間をずらすことだと思います。それをやるには定時出退勤の制度を改めてみてはどうかと思います。特に出勤時間。退勤時間はどうせ残業してるんだから。
全員が毎日同じ時間に出社することに意味がある会社、例えばベルトコンベアで繋がっている工場勤務や誰か一人でも欠けると困るところでは導入できないかもしれません。でも、そうじゃない会社、自分で外出時間を決めて外に出たり、事前にアポを取って人と会ったり、社内で事務を行う会社なら、差し支えないと思います。統率が乱れると言うなら週に1回ぐらいは9時出社の日があってもいいでしょう。いるかいないか分からないなんて連携取りにくくて不便すぎると言うなら11時から16時までは出勤していることといったコアタイム制度でもいいと思います。
多分これだけで、日本の通勤ラッシュはなくなるんじゃないでしょうか。日本国民の幸福度は全体で2%ぐらい上がると思います。日本中で導入に不都合のない企業が全て導入した場合ですけど。
鉄道会社にとっても負担のバランスが良くなって単に1時間や2時間のための車両の投資は不要になり、無茶なダイヤの偏りも改正されれば仕事の負担も減り、効率的になるんじゃないでしょうか。
日本全体に波及して通勤ラッシュそのものをなくすことは実現不可能だと思いますが、1社でも導されればその会社だけでも通勤ラッシュを避けることができ、先んじて会社全体のストレス値を下げることができます。
もはや戦後ではないですし、高度成長期も終わりました。今や既に新しい戦前ではないかと騒がれておりますが、それは置いといて。世の中の新しい一歩が進みますように。
インドのニューデリーに行った時、電車も地下鉄もかなり混んでいた。駅も人混みで改札に並ぶのなんて毎回だった。