旅行と写真

旅行と写真、特にカメラは日本人にとって切っても切れない関係だ。

観光地で写真を撮るのは日本人に限らないが、その量が半端じゃない。日本人はだいたいずっと写真を撮っている。
僕は最初の旅行だったヴェトナムへ行く時に、そのためだけにわざわざカメラを買った。何事もなかったかのように営業続けているオリンパスのペンを。
そして現地でずっと写真を撮っていた。僕は1人で行ったので、思い出を残すとかそういうのは全くなかったけど、知らない土地に来て新鮮な気持ちであれこれ撮っていた。

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よく、旅行者の盗難で狙われるのはカメラだと聞いていたので、現地では服の中に隠して撮るときだけ出してまた隠してを繰り返していた。今はカメラバックに入れるかカバンで持ち歩くことが多いけど、現地に行ってわかるのは、他の旅行者はみんな普通に首から下げたり肩に下げている。カバーも何も付けずにストラップのみで。盗難は周囲に気を配っていれば防げるという話。南米とかアフリカ、中東ではやめといたほうがいいかもしれません。
最初に買ったペンも飽きて、というかうまく撮れなかった。背面ディスプレイを見ながら撮っていたら、ピントを合ってるのかどうか判断できなくて、あとでMacに取り込んで見てみたらボケてたり汚かったり、そういうのがあって、ファインダーのあるカメラが欲しくなった。
そして当時新しく出た富士フイルムのx100を買い、インドやタイにはそれを持っていった。

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相変わらず僕の写真には出会いとか記念とかそういったのは全くない。あるのは風景だけ。まず現地でほとんど人と喋っていない。 
その後また別のカメラが欲しくなった。レンジファインダーが欲しくて購入した。けれどそのカメラは高かったので、最初は旅行にも持っていかなかった。
ただ、こう幾度も外国へ行き、盗難の危機とかそういったことを微塵も感じたことがなく、せっかく買ったカメラがもったいないなーと思ってきた。だから去年の旅行には、その新しく買ったカメラを持っていった。

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いくら思い出の写真ではないとはいえ、僕はその時のことを、写真を見るたびにはっきりと思い出す。写真を撮っていなかったらその記憶さえも眠ったままになったかもしれない。
ライカ M-E

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