出会った外国人の話

たまにカウチサーファーを泊めたりしている。

 

・カウチサーフィン-wikipedia

http://ja.wikipedia.org/wiki/カウチサーフィン

 

その中で、ある台湾人と韓国人に共通点があった。どちらも短期で泊まっていっただけだが、いろんな話をした。その中で気になった共通点を書き出してみる。

 
まずは台湾人、31で僕とそう離れていない。失業中で、日本に1ヶ月間旅行に来ていた。次は神戸で別の家に泊まるらしい。
前はドイツで3年ぐらい働いていた。医療系の会社だがエンジニアをしていたと言ってた。今はアメリカで働くためにスカイプで面接を受けていると言ってた。同じくエンジニアとして。
日本語はあまりうまくなかったけど、英語は普通に話していた。ドイツ語は現地で勉強したらしく、ドイツ語の映画を見ても理解していたようだ。僕は日本語字幕を見ていた。ちなみに見ていた映画はアイガー北壁という映画。
 
韓国人は28歳で、こちらも僕とそう離れていない。日本で韓国の企業に勤めていた。雑誌の写真の何かを撮っていると言っていた。日本に来たときは日本語学校に通うため貯金を全額使ったと言っていた。
その前はインドネシアで同じ仕事をしていたらしい。何かの事情で一度韓国に戻らないといけなかったらしいけど忘れた。その後また外国で働きたくて出てきたそうだ。インドネシアも良かったと言っていた。
 
では二人の共通点を挙げていく。
 
 
1.年齢
これは僕の年齢に近いからたまたま近い人が集まっただけなんだけど、二人とも30前後なのに、自由に生きている。どちらも実家はあるようだが裕福そうではなかった。
「30なんだからそろそろ結婚して家庭を持たないと」とか
「30なんだからそろそろ先を見据えてキャリアを形作っておかないと」などとは別世界に生きている。
「あとさき」や「世間の目」など、そういうのを考えている風は一切なかった。外国人だからそういうのは無いのかもしれない。でも同じアジア人だ。
今自分がやりたいことをやりたいままにやっていて羨ましかった。それが明確にあるという事自体が。
 
そもそも僕は、30歳はこうあるべきといった、年齢とそれに沿って立ち位置を結びつける昭和の発想が嫌いだ。
 
2.一箇所に留まっていない
外国は3日間の観光とか、移住してここに腰を据えるとかそういうのとは別次元の話だ。行きたければどこにでも行く、住む、働く、また移る。
 
3.手に職がある
どのレベルか分からないが、一応手に職を持っていて、どこでもそれを仕事にする。それが渡航への入り口だったりもする。
 
4.ちゃんと外国語を話す
現地で勉強したにしても、ちゃんと習得する。まじめに勉強している。日本では本当に外国語の習得が馴染まない。
 
5.現地にサポートが有る
台湾人も韓国人もそうだが、行った先の働き口を自分で駆けずり回って探すということはしていない。あらかじめ、現地の口を決めて渡航している。
先に現地へ移住している同国人のネットワークなどを頼っているケースが多いみたいで、雇用先も住むところも確保してから行っている。フリーメーソンのようだ。
またそれは、昔日本であった、東北から上京するケースのようだ。日本からのブラジル移民もそうかもしれない。
今日本人向けのそういったのはあまり聞かない。というか移住している人を聞かない。
 
以上、羨ましい生き方でした。