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京都駅について

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JRの駅というのはだいたい中心地、玄関口となるのだけれど、京都駅に関しては通り過ぎるだけの場所だった。今はショッピングモールができたり電機屋が来たり駅前は少し賑やかになった。

駅ビルが新しくなった後も、駅前は長い間何も無い、玄関口というよりは、どこか遠くへ行く時の非常口という扱いだった。ちょうど新大阪がそうであるように。
昔は本当に二条駅が中心で、京都駅は新大阪のような扱いだったようだ。しかしまあ、昔はどうあれ今の二条に何かあるのかと言えば、あるようなないような。
京都の中心と言えば、やはり御池から四条、烏丸から河原町、もしくは東大路の区画になるのだろう。祇園祭が行われるあたり。それで異論は無いはず。
ちょうど名古屋の中心が栄であるのと同様に、駅からは離れた場所にある。 

京都は観光地として有名だけど、地元の人で、観光の恩恵にあやかっている人は本当に少ない。寺と旅館と土産物屋ぐらい。大学生の時に読んだ本には、京都人はむしろ観光客を嫌っているとさえ書いてあった。地元の経済は結構な割合で地元、もしくは近畿圏で回っている。そこに一部の人が観光を挟み込んで外からの観光客を呼んでいるだけ、という形。他の観光地のように全力をあげていない。

確かに、僕ら京都人にとって、観光客をあまり歓迎していないという共通認識はあるような気がする。秩序が乱れるし、風情も乱れる。おそらくそれは、観光に力をいれていない土地ならば皆同じだと思う。余所者に対する閉鎖的な考え。
そういうのもあってか、京都人はあまり好かれない。 

話がそれたけど、京都駅があの場所にあるのも、長い間その周辺が開発されてこなかったのも、どこか観光客を遠ざけようとしているようにさえ思える。