大学の図書館に来た

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失業の手続きがあるため京都に帰ってきている。

 

先日の日記で、8月の間は大学の図書館を利用しながら英語の勉強なりを進めようと思っていることを書いた。

大学の図書館が卒業生も利用できることは知っていたけど、具体的なことは知らなかったのでWebを見てみた。入館カードに300円かかるのと、手続きは入り口で行う、それしか書いてない。

この際手続きしてしまおうと思って、図書館へ出向いてみた。

なんと、名前と住所と電話番号を書くだけだった。こんなんでいいのか。

後で卒業生の照合はするみたいで、カード発行まで1ヶ月かかるからそれまでは毎回係員にこの紙を見せてくださいと言われ、ハンコが押された紙をもらった。

ザル、ザルだ。

 

大学はちょうど夏休み前の試験期間中で、大勢の学生が試験勉強をしており、図書館も夜9時まで開いている。

8月に入れば学生の数は激減し、閉館時間も6時に戻る。

雑誌なんかは結構堅物な物しか置いてない。ニューズウィーク読むか。他にも読みたい本が置いてるかどうかはわからないけど、勉強するには十分な環境なので利用しよう。

また、昼飯も学食で食えば安いではないか。唯一不便なのは、wifiが使えないことか。まあ贅沢だな。

 

大学の図書館へ来てみると、ほとんど変わっていなかった。一部、地下への階段にスロープがついていたり、入館のゲートが非接触カード式になっていたりと、細かいところが近代化していた。

 

大学にいた4年間というのがほとんど記憶にない事も、来て改めて実感した。

僕はサークルなど入っていなかったが、大学はまだ通っていた方だ。特に図書館には。

でも当時の日々をほとんど思い出す事ができない。何もしていなかったせいだろう。誰とも関わらずに。遠い過去となってしまった。

大学もそうだけど、会社にいた日々だって、今となっては遠い過去の記憶となっている。そこに自分がいた事なんて、信じがたい程に。

時間だけがどんどんと過ぎて、全ては過去になっていく。

過去というのは、まるでビデオテープに録画された番組のようで、既に終わってしまったものだ。もう自分のこととは思えない。

自分には今この時しかない。僕は今どこにいて、これからどうするのか。