2013

日々を漫然と過ごしていた僕にとって、2013年は激動の年だった。去年2012年は、3年半ぶりに名古屋から大阪に戻り、難波で半年ワンルームで過ごし、その後2012年10月頃から思い切ってシェアを始めた。それが今年の初めには5人になった。その間2人のカウチサーファーを受け入れていた。オランダ人、台湾人。

僕の中には「会社を辞めたい」という気持が3年ほど前からあった。その頃から旅行を始めた。旅行して、日本以外に住んだら何か気分も変わるかもしれないと思った。

今年の初めの方に、「ワーキングホリデー使ってみたら?」と勧められた。僕はポーランドやボスニアに住みたいと言っていたが「現実的ではない」と言われ、調べたら確かに一芸が無い人や、あっちでの具体的な道筋を描けない人が行っても何もできないまま帰ってくることになりそうだった。であれば、とりあえずバイト可のビザを使える国に行ってみるのもいいかもしれないと思った。それが今年の春頃。仕事が忙しい中、仕事を辞める方向性を具体的に固めていった。

2月から3月にかけてワーキングホリデーや青年海外協力隊の説明会に出た。

4月には会社を辞める旨を伝えた。

6月末に退職となった。

退職後から再びカウチサーファーを3組受け入れた。ドイツ人、スイス人、ノルウェー人、カナダ人など。

シェアの同居人が8月にイギリスへ行くということ、もう一人が結婚すること、僕が退職することなどの事情が重なり、7月いっぱいでシェアは解散となった。約1年間お疲れ様でした。

8月から実家に戻った。5年ぶりとなる京都での生活だった。

税金、年金、健康保険など役所の手続き、職業訓練の試験、面接など受けていた。

同時に、外貨両替のためにFXの口座を作ったり、いらない本を売ったり、ビザの手続をしたり、図書館に通ったりしていた。

9月から職業訓練に通いだした。11月の末まで、朝9時から夕方4時まで週休2日で通っていた。ある意味一番何もしなかったのがこの3ヶ月間だった。ずっとwebの勉強だけを黙々としていた。

そして12月になった。僕は今トロントにいます。行く前に懸念していたことは、あっけないぐらいになんともなく、行く前に考えていなかったことに困っていたりします。