寒い日記

再び連日-20℃以下の日々が続いており、こちらへきてまだ1ヶ月経たないうちに2回目の風邪をひいて治りました。いかがお過ごしでしょうか。

先日、ゴミの日でした。こちらのゴミ収集は決まった日に指定されたでかいゴミ箱の中にゴミを入れておけば朝に持って行ってくれるという仕組みです。ゴミの日には各家の前にでかい指定ゴミ箱が並べてあるのですが、その日はあまりにも風が強すぎてゴミ箱が軒並みぶっ倒れ町中にゴミが散乱しているという有様でした。隣の家のゴミ箱なんか、箱ごと道路のド真ん中に転がって風でどんどん運ばれていっており、そのうち車とぶつかるんじゃないか、などと思いながらも流石にそれを回収する義理は無いなと思い、密かに見守っておりました。

私が通っている学校は、1ヶ月ごとに区切りがあり、先週末がその最終日でした。次の月にまたがる週明けはクラス替えとなるため、1ヶ月を共に過ごしたクラスメイトたちと最終日に打ち上げのようなものが行われました。これは毎月最終週末に行われるそうです。打ち上げと言っても昼飯を食うだけで酒も飲まず、時間にして2時間程度の盛り上がりもクソも無いただの食事会でございました。
特に僕は言葉が不自由なため、ひたすら黙ってピザを食うか、向いに座っている日本人の学生にこの学校の仕組みについての詳細を確認するだけでした。男性は私も含めて3人だけなのですが、その3人を除いてみんな飯残す。というかほとんど食ってねえ。正直なところ私も最初のサラダで腹いっぱいだったんですけど無理して食べたというのに。それにしても、あいつらフォークとナイフでピザ食うんだぜ?俺はムカついて一人だけ手でピザ食ってやったから、「あいつはバーバリアン」って思われたかもしれない。
偶然にも同じ店で、他のクラスの打ち上げもやっていたようです。そちらからも会話らしき会話は聞こえず、我々より30分は早く切り上げて解散している様子が伺えました。

2週間に1回ある昇格試験の仕組みについて、その向かいに座っていた日本人に聞きました。ちょうど打ち上げの2日前に試験がありまして、僕はズタボロの点数だったわけですが、それが教科書で勉強した内容が全く出てこず、気になっていました。
すると返ってきた答えは、「教科書で勉強した範囲から出るというわけではなく、試験問題は単にイギリスの教材から引用しているだけで対策のしようがない」という答えでした。試験前日に1時半までノートの確認していた僕の作業は何だったんでしょうか。
ということで、授業を受けていたとか勉強をしたとかとは無関係で単純に実力が伸びないと問題は解けず上のクラスには上がれないというような仕組みらしいです。
え?授業意味あんのかって?

先日紹介していたドラマのうちパシフィックとskinsシーズン1を見終わりました。英語の勉強のためと思って見始めたものの、パシフィックは戦争のドラマであるためずっとmove! move on! keep moving! corpsman! という怒号が響いておりました。
skinsはもっとひどく、crap、piss、bollocks、wanker、tosser そんな単語しか出てきません。気になった人は意味を調べてみてください。そうやって僕は戦場で使う言葉か英国の高校生が使うクソ単語ばかりを知ることになり、日常生活で用いる英語力増強というのは遠い夢となりました。