とりあえずIELTSあきらめた

もし勉強するなら受験前にしよう。受験料は3万円近くだ。IELTS(academic)の特性をいくつか知ったので、書き残しておこうと思う。

Writing

IELTSを語る上で欠かせないのがこのライティングの試験。なぜなら途方もなく難しいから。二つのパートに分かれておりタスク1がグラフ、表、フローチャート、地図のいづれかを分析して解説しなければならない。150語以上、20分で。問題に何のグラフかは書いてあるんだけど、問題文にある単語を用いたら減点。アカデミックな文章を書かないといけないのでveryとかgoodとかbadとか使うと減点。significantとかconsequentlyとかなんかそういうのがいるそうだ。
タスク2はテーマが与えられエッセイを書く。概要、詳細、具体例、統計、結論・自分の意見などの段落に分けて250文字、40分。英語の試験なので文章の内容ではなくCoherenceという文章としての整合性を確認される。統計とか具体例はデタラメでいい。あと見られるのは段落の接続とか。何よりも、そんな短時間に文章を考えるのが無理だった。試験を受ける際には書き方のパターンを覚えきって、そこにテーマを当てはめることをしないと時間が足りない。僕はタスク1か2のどちらかしか書けなかった。

Speaking

スピーキングでも同様にアカデミックワードを要求される。phrase of varbとか使うと減点。fillarを要求される。言い始めのwellとか自然に。文法もWritingほどは見られないが減点対象になる。あとは基本的な、質問にちゃんと答えられているか。
スピーキングもライティング同様に、質問に対する答えがすぐに思いつかなく止まってしまい、まともに会話を続けられなかった。文法や内容よりも止まるのが問題と言われた。試験の際には模範解答のような自分の意見をあらかじめ用意して、本番にはその引き出しから引っ張ってるようにしないと時間が足りない。

ListeningとReadingは普通に慣れたらなんとかなると思う。WritingやSpeakingに関してはそれ用の訓練が明らかに必要で、それには本気度が足りないと思った。あと語彙がやはり圧倒的に足りない。General Englishの語彙も足りないのにアカデミックなんて。ただジェネラルの試験は移民申請にしか使えずアカデミックのスコアは企業や学校も見てくれるから有効だということです。

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