日記的な

最近、というよりは会社を辞める前後あたりからわりとせっせとブログを更新しているほうだ。日記中心になるが、たまにはてブに載ったり検索ワードに引っかかったりして日記以外が読まれることもある。むしろそっちの方が多い。日々せっせと更新している文章というのはあまり読まれないわけで、せいぜいスターをくれる2,3人だろう。そうなると、もう「何のためにブログ書いているの?」という疑問が湧いてきた際に「自分のため」としか言い様がない。だって読まれないんだもの。では、果たして読ませようと努力しているか。していない。せいぜいブコメつけまくるぐらいだけどそっからブログに飛んでくる人というのは極々稀だ。

過去、ネット社会というのはGoogleが無く、はてブもなく、アクセスを増やすためには2chに貼りまくるか相互リンクお願いしまくるか、アンテナサイトに載るよう宣伝しまくるしかなかった。そこでは宣伝に成功したサイトが上位に入った。もちろんコンテンツありきではあったものの、コンテンツが良質であっても宣伝に長けていなければ埋もれるしかなかった。一部の知り合い同士しか知らなかったり、誰かから教えてもらった隠れたサイトとなる。今とは違い、一般層のウェブ利用というのが本当に少なかったため、表に出ないカオスだった。それは今よりも隔絶された世界だったのだ。

人は他人に影響されるなあとつくづく実感する。人がやっていることを真似したくなるものだ。テレビで酒を飲んでいたら飲みたくなるし、タバコを吸っていれば吸いたくなる。このあたりは依存症の症状かもしれないが。それ以外にもスポーツや楽器、遊びなんか人がやっているのを見て興味を持たなければ初めないんじゃないか。そりゃあ、マンガの影響とかもあるかもしれない。では、僕が人から影響を受けて始めた物ってなんだろう。一つはバイク。もう一つは、web。そのどちらも導入の部分だけで、あとはずっと一人で黙々と続けていた。