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web広告について考える

のっけからTVCMの話になるけれど、TVCMだってずっと嫌われてきた。チャンネルを継続するためのCM前の番組演出や、そもそもCMが多すぎることなど、それが理由で録画にはCMカットの機能ができたりと、テレビ番組を作る上で一番重要なはずのスポンサーであるCMはそうやって嫌悪されてきた。テレビにおけるCMというのはwebとは違う。webはコンテンツありきの広告だが、テレビというのはそもそもCMがなければ成り立たない、CMありきのコンテンツだ。にもかかわらず、まるで番組の付属品であり邪魔なものとして扱われてきた。

ただそれでもweb及びスマートフォンの広告に比べたらマシだ。web広告は誰もが利用できる故か、まったく興味の無い内容しかない。webページ上にある広告はデザインを崩すどころか可読性を失わせたり読み込みを遅らせたりコンテンツを遮ったりする。結果誰からも望まれない。しかもwebの特性上、クリックを誘発する仕組みになっていたりする。本当に邪魔だ。大手のサイトともなると載せるだけで広告料が発生したりページビューに応じた広告料が支払われたりするけれど、個人サイトのほとんどはクリック及び成功報酬型で、ただのスパムでしかない。というのも、「間違って押してしまった」以外でweb広告をクリックしたことなど一度もないからだ。なぜweb広告というのはこんなに不遇なのだろう。一つとして興味が沸いたからクリックしてサイトを訪問したことがない。

それもそのはずで、TVCMがもし同じ手法だったら成功していないだろう。TVCMなんかは見せることに意味を持っている。その場で購入させることではなく、繰り返し見せることで商品に対する印象を与え、いつの日にかどこかでやっと購入に漕ぎ着くという間接的な手法だ。そしてただ見せることに集中して大金を費やし、それができる大企業や有力な商品が集中する。web広告に残ったのはそれができないカスばかりだ。いやほんと、web広告を打っている人には申し訳ないけれど、あの手法は間違っていると思う。Amazonなんかは別だ。Amazonの広告というのは商品に力があるから、放っておいても売れるものを拡散しているに過ぎない。webそのものの内容上違和感無い物だって自由に置けるが故に、購買もはかどる。僕が貼っているAmazonの広告だって、pitch perfectという映画を紹介した記事ではアクセスも全然ないのにいまだにDVDが売れている。これは単に商品力があるからだ。

実際webのバナー広告って効果あるのかな。誤クリック以外の訪問って存在するのだろうか。TVCMなんかに比べると圧倒的に費用がかからないから、費用分の対価ぐらいは出ているのかもしれない。むしろ新聞広告ってどうなんだろ。一面広告以外見る人いるのだろうか。