日本のMVNO格安SIMってやっぱ高いのな

僕は今日本にいないけれど、もういつ帰るかわからないし日本に帰った時の事を考えて格安SIMの情報を得たりしている。見ていて思ったのが、やっぱ日本高いなということ。

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トロントの携帯プラン

僕が今トロントで契約している携帯というのは、mobilicityという会社のプランだ。AWS(Amazonのあれではない)という弱い周波数帯を利用した格安プリペイド携帯で、月々$32、データ通信の容量は6G/月、速度はそんなに速くない。LTEは使えない。

「あれ、日本の格安SIMの方が安いじゃん?しかもLTE使える分そっちのがよくね?」

と思うかもしれないが、この携帯は通話無料、無制限である(オンタリオ州のみ)。

トロントで携帯を持った経緯

そもそも僕が携帯を持った理由というのはデータ通信を利用したいからではなく、電話番号が欲しかったからだ。履歴書に載せる電話番号。そしてこっちではメールよりもSMSによるテキスティングが主流であり、バイト先からの連絡などSMSで届いたりするのが普通だ。アプリなどで取得できる080ナンバーではSMSが利用できない。そういった必要があり携帯を契約することになった。仮に日本の格安SIMみたいな形態があったとしても、データ通信専用プランなどはあまり意味を成さない。 

 

格安SIMは格安じゃない。トロントに比べたら

そんなトロント事情なんて日本に帰ったら関係ないんだけど、ただ実際日本で通話もできる格安SIMなんてのは、今使っている携帯に比べたら高い。これはもちろん月額基本料金だけでなく通話料も含めた話だ。安いからといってデータ通信専用の格安SIMを利用する意味ってあるのか?僕が最初に思ったのは「WiMAXでよくね?」ということだった。

モバイルWi-Fiという選択肢は無いのか?

モバイルWi-Fiは別途本体を持ち歩かないといけなかったり、充電も必要だったり、スマートフォンを常にWi-Fiオンにしておかないといけないためバッテリーの消費が激しかったり、何かと不便な点もあると思う。しかし何よりデータ容量無制限だ。僕は今自宅にWi-Fiがなくテザリングしまくっているため、今の6G制限なんて節約しなければ一瞬で終わる。しかし、格安SIMにだって容量無制限の物はある。速度についてもWiMAX2より速いLTEを利用した格安SIMだってある。このあたり各社バラバラだから、単純にWiMAX2と格安SIMというような比較はできない。

やっぱり格安SIMなのか?

トロントの携帯が通話し放題で安いからといって、日本で使えるわけではないから意味がない。「で?」っていう感じだろう。高かろうが日本に帰ったら何らかの通信手段があった方がいいことには変わりなく、それがより安くて速くて容量がデカければいいだけの話だ。トロントの通話し放題プランを嘆いたところでしょうがない(通話してないが)。
短期解約違約金については考慮すべきポイントだ。WiMAXは3大キャリアと同じ2年縛りであり、データ通信のみの格安SIMには違約金なんて無いプランも多い。本当は電話番号もSMSも必要なくて、データ通信で容量無制限で速ければ一番いいんだけどなあ。

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スマホ+格安SIMで携帯を安く維持する方法<格安SIMを選ぶ編> | しましま生活

LINEが使えないかも?

一つ注意が必要なのは、今のところLINEやWhatsapp等の、電話番号からSMSを受信して認証するタイプのアプリは、080ナンバーでは利用できないという点だ。データ通信プランや、SMSが利用できないプランではLINE等の認証ができない。もちろんWiMAX2も無理だ。このあたりはアプリ側の対策をなんとかしてほしいです。今後データ通信プランのみの契約が拡大するとしたら、SMS認証なんてうざい機能は今すぐ駆逐されるべき。