カナダ人の接客について

アメリカ人も同じだと思うが、カナダ人の接客はかなり気合が入っている。ただオーダーをしただけで「クール!」とか「パーフェクト!」とか言われる。これらは何も接客に限った話ではなく日常会話でも似たようなものだから特別気合が入っているわけではないのかもしれないが、とにかく愛想の良さというか、いわゆるコミュ力が半端ない。

 

それも彼らがやると、それほどわざとらしくない。その上、結構普通に友達みたいに会話してくれたりする。オマケに接客で雇われている人は大抵顔採用でそこそこ美人ばかりた。そんな人たちがフレンドリーに肩を触ってきたりするのがこっちの接客だったりする。ただしこれはレストランやバーの話だ。ファストフードやスーパーなどでそういうことはない。スターバックスなどではたまにそういう人もいる。また、人にもよる。得意な人は得意だし、不得意な人は不得意だし、社交的じゃない人は全然社交的ではないものの、やはりそういう人はほとんど雇われないためか、レストランには少ない。

僕は正直なところ接客なんかできないし、されるのも嫌いだ。特に日本の接客は仰々しくて客からすれば無駄が多いから、早くどっか行ってほしい。でもこのカナディアンであったりアメリカ人の接客に関してはそんな風に思わない。向こうは仕事なんだけどあまりそんな風に感じさせず、相手が僕みたいな言葉の覚束ない外国人であっても実に自然にスムーズに対応してくれる。あまり人と関わりたくない僕としては非常に助かる。