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「Well then, where should we go? I don't really know my way around yet. So I'll go where ever you want to take me.
(で、どこにいく?僕はまだここについて本当に何も知らないから、行きたい場所について行くよ。)」

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「Are you sure?
(いいの?)」

「It’s up to you.
(任せるよ)」

「Sweet, then we're going to go down to the bottom, eh?
(わかった。じゃあまず下まで降りてみる?)」

彼女はそう言って崖の方を指さした。

「To the bottom? Really?
(下?降りれるの?」

「Sure, we can go down to the river, but there's not much there.
(うん。川に行ける。なにもないけどね。)」

「I don't mind. Do I need anything?
(いいよ全然。何か要る?)」

「Well, then do you have togs? And you should wear sandals.
(そうね、じゃあ、水着持ってる?あとサンダル履いたほうがいいよ。)」

「Togs?
(トグス?)」

「I mean, a bathing suit.
(水着。)」

「Alright, but I don't need one.
(ああ。水着はいいや。)」

「Alright, I'm gonna change into mine now then.
(そう。私は着ていくから。)」

そう言ってアンはタンクトップを脱いだ。

「Hey Hey Hey! Stop it!
(おい、ちょっとやめろって。)」

「What? Stop what?
(え?何を?)」

「Don’t take off your clothes.
(服を脱ぐなって。)」

「Why? I want to get ready before we go.
(なんで?行く前に用意したいんだけど?)」

アンは上半身裸の状態でこっちを向いて話す。下はショートパンツだ。要するにほぼ全裸だ。

「Because I’m here!
(僕がここにいるだろ!)」

So what? what are you talking about?
(で?何言ってるの?)」

ああ、いたなこういう人。そうか。この人は自分の裸がどうとか全く気にしないんだ。そうだったら、もうどうでもよくなってきた。

「Okay okay, forget about it, don’t be upset.
(わかったわかった。忘れて。怒らないで。)」

「I’m not upset, are you?
(怒ってない。怒ってたのはあなたでしょ?)」

「I’m sorry.
(ごめんって。)」

「Don’t say sorry, what did you want to tell me? Did I do anything wrong?
(謝らないで。何が言いたかったの?私何か悪いことした?)」

「Nothing, and it’s a really simple question. Aren’t you shy to get naked in public?
(何もしてないよ。ただ、とても簡単な話で。人前で裸になって恥ずかしくないのか?)」

「It’s not in public, we're inside the house, right?
(人前じゃなくて、家の中でしょ?)」

そういう問題なのか?外では脱がいないとかそういうことなのか?その基準はいったい何なのだろう。こっちが聞きたいぐらいだ。もしかして、マナー違反とか遵法性とかそういう観点で考えているのだろうか。

「I know, but I'd be embarrassed, if someone got naked in front of me.
(そうだけど、誰かが目の前で裸になれば僕が恥ずかしいんだ。)」

「I don't mind being naked, so you shouldn't mind either. If you're concerned about being naked, that's your own business 

(私は気にしないから、あなたも気にしなくていい。あなたが自分の裸を気にするのは自由だけど。)」

「But, I think it's dangerous.
(でも、危ないと思うよ。)」

「Why would it be dangerous? Are you going to rape me?
(なんで危ないの?あなた私をレイプするの?)」

彼女は怪訝な顔でそう聞き返してきた。

「No, of course not.
(違うよ。そんなわけない。)」

「Yeah, I know. And?
(知ってる。他には?)」

アイノー?一体僕の何を知っているというのだ。僕のことなんて何も知らないだろう。でもその点については確かに事実で、僕がこれ以上言うことは何もない。

「Alright, I’m sorry.
(そうだね。悪かった。)」

「I told you don’t say sorry.
(だから謝らないで。)」

「Yea.
(はい。)」

何で僕がこんなことを気にしているんだ。僕だって人前で脱ぐことはある。さすがに下着は脱がないにしても、僕の裸を見て同じように恥ずかしがる人だっていた。それと同じことだろう。それがたまたま女だったからって関係ない。彼女はきっとそう思っているはずだ。なぜ僕は自分だけ許して人に意見していたのだろう。その、限度であったり基準が人によって違うことは多々ある。彼女は本当にそんなことはどうでもいいんだ。ただそれだけのことだろう。僕もなるべくなら他人の行動についてどうこう気にせず、受け入れたいと思っていた。それが本人の自由、本人の意思なのだから。なのに今日はあんなことを言ってしまった。自分の懐の狭さに、僕は少し落ち込んだ。

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