キューバ旅行記1日目①「入国まで」

これは2015/1/16~1/23までの一週間、キューバに旅行した日記です。実際のところまだ書き上げてないんですが、思った以上に量が多くなったため分割しました。

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photo by BenRogersWPG

この章の概要だけまとめ

  • Suwingなら機内でツーリストカードが配られた
  • 入国の際にツーリストカードの書き損じは問われなかった
  • 旅行保険は聞かれなかった
  • 滞在先のホテルも聞かれなかった

※全ての入国が同様のケースではなく飽くまで僕の経験談

キューバ旅行までの経緯は過去の日記を参照ください。  

 

 

トロント・ピアソン国際空港で夜を明かす

トロントから朝7時のキューバ行き飛行機に乗るため、前日の夜にピアソン空港に着いた。トロント・ピアソン国際空港は14番と15番のチェックインカウンター付近に横になれるベンチや電源がある。Wi-Fiはどこでも使い放題だ。ちなみに僕らが14番15番付近のベンチに着いた時は夜1時頃で既に遅く、数あるベンチのほとんどは既に人が横たわっていた。特に電源近くは全く空いておらず、僕はプリンタを持っていないからEチケットや宿泊先を書いた紙を持っていないため、iPhoneに保存したPDFを見せないといけない。だから結局他の充電できるベンチ、9番近くの公衆電話の下などで充電していた。

ピアソン空港でチェックイン

ピアソン空港でのチェックインというのはいつも機械ですることになり、Eチケットは結局必要なかった。チケットを買っており、パスポートがあればそれだけでチェックインができた。Sunwingの予約オプションで、有料で席が選べたものの、どこかのブログで見た情報では出国の4時間以内に空港でチェックインすれば無料でも席を選べるということだった。僕と友人は前日から来ているために4時間前どころの話ではなかった。普通にチェックインして席を変更できた。友人はそのまま寝ていたが僕は夜型だから起きていた。

出国ゲートと空港の売店

朝が近くなり、7時出国で4時頃からチェックインカウンターが込みだしてきた。僕と友人は機械でチェックインを済ませていたものの、友人は荷物を預けたいということでカウンターの長いラインに並ぶこととなった。荷物も預けてあとは飛行機に乗るだけとなり出国ゲートに向かったところ閉まっていた。

「ここは何時に開くの?」

と空港の係員に聞いたら

「7番チェックインカウンターの側が開いてるからそっちから入って」

と言われた。トロントからの出国というのは税関が無い。もちろん荷物のスキャンはあったが、パスポートに出国スタンプが押されるよな手続きというのはなかった。出国ゲートの前にあるiPadだらけのスペースにて2時間ほど時間を潰す。腹が減ったから何か食べようかと思ったけれど、サンドウィッチが$10近くするからやめた。TimHortonsは安いから行列ができていた。

Sunwing、キューバ行き

Sunwingの飛行機は小さくボロかった。座席に液晶も無く、トイレも機内に一つか二つ。乗客の人数が少なかったためだろう。トロントからキューバの首都ハバナまでは約3時間と、搭乗時間が非常に短いためそんなショボイ飛行機であろうが苦にはならない。飛行機は滑走路の順番待ちで30分飛ばなかった。その後機内でシャンパンが振る舞われ、ツーリストカードが配られた。機内食は朝ということもあってイングリッシュ・マフィン。エアカナダと違い機内で充電できるような設備がなかったものの、3時間程度ならMacのバッテリーも保ってくれる。僕は空港のWi-Fiでダウンロードしていたyoutubeなどを見ていた。3時間はすぐに過ぎた。

キューバの第一印象

キューバに近づくに連れて外はかなり日差しが強くなっていった。高度が下がるに連れて次第に暑くなってきた。窓からは島々と海、そして森が見え、南国の景色だった。そしてついにキューバへと降り立つ。暑い。3時間前までは-11℃の土地にいたというのに、この気温差はすごい。27℃。そして湿度。アジアの国々を思い起こさせる高い湿度。こっちは全然乾燥しておらず、そのためか木々も生い茂っている。僕らは極寒の服装をしていたから早く着替えたかったけれど、とにかく入国手続きに入った。

あまりにあっさり終わった入国

入国の税関は並んだ。かなり並んだ。1時間近く並んだと思う。でもニューヨークの入国に比べたらましだった。それにしても列がなかなか先に進まなかった。キューバの入国に関してはネットなどで事前情報を仕入れていたものの、ほぼ素通りだった。入国手続きも一瞬で終わった。30秒ぐらい。ツーリストカードは機内で配られ、僕は書き間違えたため二重線で消して訂正したけれどそれで通った。旅行保険を見せてくれとか滞在先のホテルとか旅の目的とか滞在期間とか何も聞かれなかった。唯一聞かれたのは「最近アフリカに行ったか?」ということだけ。エボラがあったからだろうか。

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機内で配られたツーリストカード

そうやってキューバ入国は何事もなく進んだ。心配していたようなことは何一つ起こらなかった。空港にはSunwingの送迎バスが来ており、ホテルまで送ってくれる。到着した空港はバラデロ空港という小さい空港だったためか、冬だからか人数も少なく、送迎バスはガラガラだった。僕はバスの車窓から海、熱帯雨林のような森、ボロボロの家たち、外を歩く現地人や旅行者たち、そして噂のクラシックカーをずっと眺めていた。

次回「驚愕のハバナ」へ続く

※電子書籍にまとめました。タブレットやスマートフォンのKindleアプリで読めます。

記録キューバ旅行

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