キューバ旅行記2日目⑤「新市街を歩く」

前回の続き

ホテルの朝

朝8時頃に起きた。頭がまだぼんやりして、酒が残っている感じがある。昨日は結局着替えもせずベッドに辿り着くとそのまますぐに寝てしまったようだ。さすがに吐き気はおさまっている。僕はホテルの朝食をとることにした。ホテルの1階にあるしょぼいレストランみたいなところで部屋番号と鍵を見せ、コーヒーを頼んだ。メニューは3種類ぐらいのパンと、オムレツ、よくわからない果物。果物はちょっと食えた味じゃなかった。僕は昨日の機内食以来食事をとっていなかったからパンを多めに食べ、コーヒーを2杯飲んだ。

 

部屋に戻るとシャワーを浴び、服を着替えて音楽などを聞いていた。この時点でまだ9時半、僕はやることがなかった。友人との待ち合わせ時間は昼の12時だ。カメラやiPhoneの充電を始め、待っている間も退屈でせいぜい昨日あったことのメモを取ったり写真をMacに取り込んだりしていた。実際昨日はほとんど写真を撮っていないことに気づいた。僕は早めにホテルを出ることにした。海岸沿いを歩けば友人のホテルまで迷わずに辿り着けることを知り、海岸へと向かった。

外→友人のホテル→外

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海岸近くの要塞と灯台

天気はそんなによくなかった。僕は写真を撮ったりしながら海岸を歩き、友人のホテルへと向かった。このルートであれば40分で着いた。ホテルに着いたものの、僕は友人の部屋を覚えていないから、受付に聞いてみた。受付が偶然にも昨日の人と同じで、僕らを覚えていた。「多分8階だったと思うけれど部屋を教えてほしい」と言ったら調べて教えてくれた。僕は友人の部屋へと向かった。予定より1時間以上早い。友人はテレビで映画のグラビティを見ていた。既に見たことがあるらしく、サンドラ・ブロックが主演で出演者は3人だけとか映像がすごいとか、最後中国のスペースシャトルが出てくるあたりスポンサー色が強くてうんざりしたとかそういう話を聞いた。外は小雨が降っていた。

デジカメを持ち歩いているため、雨が止むタイミングを見計らって11時には友人のホテルを出た。そこから近くのでかいホテルを訪ね、地図を置いていないか聞いてみたがなかった。地図を見るという習慣がハバナにはないんじゃないだろうか。通行人に道を聞く際に保存したGoogle Mapsを見せてもピンときていなかった。地図は諦め、今日はとりあえず革命広場へと向かうことにした。革命広場は友人のホテルから歩いていける距離だ。

露店販売

場所は一応わかっていたため、道に迷わないように地図を見ながらわかりやすい大通りを歩くことにした。歩き始めてすぐに、友人が何かを発見した。店だ。食堂のカウンターのような場所に容器とコップだけが置いてあり、そこに来ている客がお金を払って何かを飲んでいる。

「ちょっとあれ飲もうや」

僕らはその店と言っていいのか屋外なんだけどカウンターまで足を運んだ。そして友人と店員のスペイン語会話

「これは何?」

「フルーツをミックスしたジュースだ」

「いくら?」

「コップ一杯で3人民ペソ(約15円)」

「味見してもいい?」

「いいよ」

フルーツミックスという色ではなく、灰色っぽい。そしてドロドロしている。何かのフルーツをミキサーにかけたのだろう。友人はコップに少しだけ注いでもらい、味見をした。

アズキっぽい…俺はやめとくわ」

僕はせっかくだからコップ1杯頼むことにした。その場で飲み干してガラスのコップを返すのがここのスタイルらしい。僕はお金を払ってコップに注いでもらった。口に含むと、確かに言われたようにアズキっぽい味だ。甘くてドロドロしている。こんなドリンクというのは今まで飲んだことがない。あとあと知ったが、このタイプのその場で飲み食いする店をこちらでは全てカフェテリアと呼ぶらしい。

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新市街で撮ったグラフィティ。友人のホテル近くはVeradoという新市街だった。

革命広場

革命広場への道のりは、広い道路を通ったこともあってか地図通り簡単に辿りつけた。そこは見事に観光客だらけだ。バスやタクシーも沢山停まっている。おそらく外国からハバナへ来る人はみんな一応ここに寄るんじゃないだろうか。どの雑誌や旅行記を見てもこの写真が載っている。

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昼ごはんでっせ

革命広場はそれだけ。僕らはすぐにその場を離れ、SalvadorAllendeという通りを歩いていた。このまま旧市街まで歩いていけばいいという話をしていた。再び小雨が降ってきて、僕らは雨宿りできそうな場所を探していた。同時に昼食もとれたらいいと思っていた。ウロウロと歩いて探すものの、どこでどういものが食べられるのか全然検討がつかない。店を探しながら歩いていると、交差点の角に人がたくさん並んでいた。またもや路面販売だ。そこではなんと言えばいいのだろう、チャーハンのようなライスが売っていた。

「ここにしよう」

と友人が決めて早速並ぶことにした。友人が店員と会話している。どうやらできあがるのを待っているようだ。僕はその隣にある店に置いていたハンバーガーが気になって買ってみた。この小さいハンバーガーはフライドチキンのようなものが挟んであり、5人民ペソ(約25円)めちゃくちゃ安い。食べてみると、味もおいしい。そうこうしているうちにライスができあがったようで、友人が二つ買って僕に渡してくれた。こっちは25人民ペソ(約100円)、ライスの上にまたフライドチキンが載っかっていた。具はなんだったか忘れたけど野菜とかネギとか。これもうまかった。そして他の客がみんな頼んでいるジュースを頼んだ。これがコップ一杯1人民ペソ(約5円)。めちゃくちゃうまい。そしてクソ安い。僕は結局ライスを食べきれなかった。観光客は僕らの他にいなかった。

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こんな感じで並んだ。一人だけ浮いた服装が友人。

ハバナのイオン

腹いっぱいになったところで、SalvadorAllendeをさらに東へと進んだ。途中路地へ入ったりしながらもうろうろ歩いていると、ショッピングセンターのようなところに出くわした。日本のショッピングセンターほど大きくはないが、1階がフードコート中心が吹き抜けになっており、各四面にスポーツ用品店であったり調理器具の店だったり電気屋だったりいろいろ並んでいた。僕らはこの建物を「ハバナのイオン」と勝手に呼んだ。そこを一通りぐるっと回りながらも、トイレだけ借りた。ホテル以外のトイレはだいたいどこもチップが必要で、僕は1人民ペソ(約5円)渡した。水が流れないトイレで、おばさんがバケツで水を汲んで手動で流していた。

http://instagram.com/p/ySlk4bBvKz/

ハバナのイオン。結構立派。

さらに東へと進む。その道中にあったジュースの売店で今度はマンゴージュースを飲んだ。これは2人民ペソ(約10円)、これもうまかった。友人が言うには

「正真正銘100%搾ったジュースじゃないか?」

ということだが僕にはよくわからない。

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次回「旧市街を歩く」へ続く

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