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白い靴

物欲

僕が通っていた中学というのは、白い靴が指定だった。公立で、厳しい学校だったわけではないけれど、校則を守る僕のような普通の生徒たちは真っ白な靴で登校した。そのせいで、僕の中で「白い靴」というのは「学校で指定された靴で真面目な人が履くかっこ悪いもの」という印象ができあがった。僕だけだろうか。

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中学時代に制服に併せて履いてたのはアディダスのスタンスミスやスーパースター、どっちも色のついたアクセントやライン入っているが、基本真っ白、校則に沿っていた。それらは決してかっこ悪い靴ではなかった。しかし当時はスニーカーブームでエアジョーダンやエアマックス、ポンプフューリーなどを学校に履いてきている人もいた。どう見ても白じゃない。真っ白どころか白い部分がない。それらが見つかり、注意されたからといって没収されるわけではないから、真面目ではない人たちがそういう靴を履いてきていた。バッシュ、エアマックス、制服に併せてもかっこいい。そういうのに比べたら、僕が履いていた靴というのは地味だった。

今思えば僕が取った選択というのは値段もお手頃で無難だった。しかし中学を卒業してそういう縛りがなくなったため(高校から私服だった)「白い靴」を履くことをやめた。今まで3年間毎日さんざん履いてきたから。かと言って履いている物自体は大差ない。オールスターとか、大学ぐらいからブーツを履いたり、ハイカットの靴を履いたりしていた。そのあたり実は意識していたつもりはなかった。中学の影響で制服に履く白ソックス同様に白スニーカーというのが自然に、いつのまにか避けられていた。

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最近真っ白のスーパースターを買った。ラインも全て白。このタイプを履くのははじめてだけど、実になつかしい。早速履いてみた。数日歩いていると足が痛い。よく意識してみればつま先、足の指を地面に沿って曲げる時に靴の表面の革が内側に折れ込み、それが足の甲を圧迫していた。僕は土踏まずがはっきりとした甲高だ。この痛みというのがかなり気になり、どうしたものかと思ってヒモをきつく結んだり緩めたり足の位置を動かしてみたりした。わかったのが靴のサイズが合っていない。

僕は革靴だと24.5cmで、スニーカーは生地が分厚かったりスニーカーを履く際は靴下も分厚いから、ずっと大きめを買っていた。サイズについては靴屋でよく「靴のつま先に足を合わせ、かかと部分に指一本入るぐらいがちょうどいい」と言われていた。去年買ったVANSのオールドスクールは7.5でもつま先が窮屈で、8が調度良かった。スーパースターも8を試着して、少し大きい気がしたけれど僕の頭の中には7.5が小さいとあったため、8を購入した。どちらもUSサイズ。それも履いてすぐはわからなかった。数日経ってから、なんか足が痛いということに気付いた。サイズが合っていない靴を毎日履くのはつらい。歩き方とか足とかいろいろ支障が出てくると思う。サイズはもうどうしようもなく、今紐をゆるめて代わりに最後の穴まで通し、結果的には問題なく履けている。ちなみにオールスターだと7が僕の適正サイズ。このあたり靴のサイズ感というのはすげー大雑把。試着してみるしかない。

白のスーパースターだけど、その革が折れ曲がって足の甲を圧迫する問題も解決したところで、他に問題があるかというと特に無い。バッシュだから履き心地はよく、特にインソール部分の形であったり、地面を踏んだ感触というのは楽な方だ。そして靴自体重くもない。肝心の、この日記の冒頭に書いたようにデザインはどうかというと、意外と気にならない。特に濃い色のズボンには合わせやすく、反対に薄いカーキなんかでも真っ白というのが合う。思った以上に万能だった。真っ白だからすぐにどんどん汚れていくというのも良い。靴を洗うことは僕は滅多にしないけれど、洗って取れない汚れと戻った白さが混ざった靴を、長く履けたらいいともう。

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