カメラか、写真か、

アメトークのカメラかじっている芸人を見た。2013年の放送らしく、小籔無双と言われている。これを見てもわかるのが、写真を撮る人というのは両極端な事が多い。小籔はどちらかと言うと亀爺、それ以外の芸人は一眼女子レベル、彼らはそのうち手放すだろう。前田健ぐらいは確かに一番バランスが取れているかもしれない。その丁度バランスがいい中間の人向けの媒体、雑誌や本、番組ってあまり無い気がする。

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マニア向けの情報というのは全然欲しくない。よくわからないし、そこまでガチじゃないから気分が乗らない。かと言ってライト層向けの内容はさすがにもう知っている。シャッタースピードとF値、ISO感度、基本的な構図の取り方、黄金長方形、その程度の説明に加え、素人ではとても撮れないような写真がひたすら羅列されていたり、カメラをファッションの一部としてコーディネートしていたり、そういうのも全然興味ない。

カメラ・写真は光学、物理学のたまものであり、その仕組みや理屈を知っていたほうが応用は効くのだろう。でもそのカメラについてと、写真については分けて考えたい。カメラについて語るときは、カメラという機械の構造と理屈が重要となってくる。メカニズムを説明するために例として参考写真を挙げる、そこで写真そのものの説明はない。何を表しているのか、何が写り込んでいるのか、ではなく、構図や焦点距離距離、ボケ、そういう技術的な説明になる。勉強にはなるが、そういう講釈は面白いものではない。

僕はカメラの雑誌とか本って2、3冊しか買っておらずほとんど読んでいない。そのうち1冊はレンズのカタログみたいなもので、レンズを選ぶ参考にしただけ。カメラの本や撮り方が載っている本を買うのはカメラという機械が好きな人か、アマ入門として本気で勉強したい人のどちらかではないだろうか。僕は写真は好きだけどカメラは別に好きも嫌いもない。撮るためのおもちゃ。理屈を勉強するのもめんどくさい。

写真はたくさん見る。ネットでも見る。図書館でも見る。写真ばかりの本も買う。写真から学ぶことがある。何故素晴らしいのか、どこがポイントなのか、そこにも理屈はあるが、大抵は説明されていない。中には写真に注釈がたくさん入ったような本もある。そこまでやるともう素人じゃないだろう。そこまでしなくても、写真から見えてくるものというのはある。言葉では説明しにくいけれど、自分が撮った時にその違いというのが明確になる。自分が撮りたいもの、方向性や好みと比較して、参考になることは多い。

技法が知りたければ技術書、カメラの本に戻る。その感性と技術に温度差を感じる。もちろん写すための技術なんだけど、あそこまでガチガチに説明されると興が乗らず、いつまでもよくわからないまま、なんとなく撮ってよくわからない写真ができあがって終わり。

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