できれば死ぬまでに行きたい曖昧な10ヶ所

僕は今までそういう場所に行ってきたつもりだ。サイゴン、バンコク、バラナシ、プラハ、ペトラ、ヨセミテ、キューバ。これからどこまで行けるかわからない、行けるかどうかもわからない。だから「どうしても行きたい」というほどではないけれど、現時点で、できたら死ぬまでに行きたい機会があれば訪れたい、そんな場所を10ヶ所絞ってみた。

 

①香港

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香港はいつでも行けるけれどまだ行ったことがない。バンコクのカオサンロードには行った。インドのバラナシにもニューデリーにも行った。香港のゴチャゴチャした感じはまだ体験したことがない。深夜特急と前の会社の先輩が休みあれば香港に行っていたその影響です。フェリーと重慶マンションと廟街。

深夜特急1―香港・マカオ― (新潮文庫)

深夜特急1―香港・マカオ― (新潮文庫)

 

②ムンバイ

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何故ムンバイかというと、ただ単にシャンタラムという小説を読んだから。著者はここで10年だか過ごしている。シャンタラムのツアーとかないんだろうか?現地でそういうのが体験できたらいいなとは思う。現物のレオポルドカフェは大したことないと言われている。現地に1ヶ月ぐらい滞在してシャンタラムを読みたい。ゴアとかにも寄りたい。

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)

 

③ロッキーステップ

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行こうと思えば行けた。フィラデルフィアの街は子供の頃ロッキーを見て育った僕にとって故郷のような場所で、ジョギングしていたら声かけてきたりリンゴをくれたり、ある種夢の世界。結構本気で行きたい。また北米に来ることがあれば。

④ペテルブルク

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僕の中でペテルブルクと結びつくのはドストエフスキーになる。ドストエフスキーを読みながらペテルブルクで1ヶ月ぐらい過ごしたい。当時の面影を探りながら地方も少し周りたい。十字路に跪いてキスをするとかそういう奇行は犯さない。

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

罪と罰 1 (光文社古典新訳文庫)

 

⑤エルサレム

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時間とお金があれば行けると思う。エルサレムはずっと行きたい場所の一つだった。聖地であるため争いが禁止でとても安全だと言われている。地球に住んでいるのに、外国でもどこでも行ける時代になったにも関わらず、あの世界的に有名なエルサレムに行ったことがないの?というミーハー精神。

世界の聖地

世界の聖地

 

⑥ソマリランド

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何年か前に本が出て流行った。ソマリアの中にあるすごく安全な自称独立国家らしい。すごく行きたいというわけではないけれど、どんなところなのか気になる。安全というのが良い。

謎の独立国家ソマリランド

謎の独立国家ソマリランド

 

⑦ファヴェーラ

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これは危なくて行けないパターン。けれどファヴェーラの中に入るツアーとかあった気がするから全く行けないことはないのかもしれない。シティオブゴッドの影響です。紛争などの一時的なものではなく日常的に危ない地域。

シティ・オブ・ゴッド [DVD]

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⑧エベレスト

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エベレストに入山するには250万かかります。入山料というやつ。だから行くことはないけれど、今後の未来にもっと簡単になればというところかな。ビックコミックオリジナルで読んでいた岳の影響です。あそこで何人も死にます。

岳(1) (ビッグコミックス)

岳(1) (ビッグコミックス)

 

⑨地球外

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僕が生きている間に、地球外で暮らす時代は来るのだろうか。それ以前に一般人が旅行や移住で地球を出るという日が、果たして訪れるだろうか。まだまだな気もする。特に惑星やコロニーといった住む場所となるとまだまだ先だろう。僕は子供の頃ガンダムを見て育ったから、この夢はあたかも「いつか実現する」かのようにずっと待ち続けている。

機動戦士ガンダム研究叢書 宇宙世紀の政治経済学

機動戦士ガンダム研究叢書 宇宙世紀の政治経済学

 

⑩木星

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photo by Sergei Golyshev

木星には様々な夢がある。ヘリウム3、それを求めて旅立ったプラネテスの木星一行、シロッコ率いる戦艦ジュピトリス、ガニメデの優しい巨人はブラックホールの仕組みを用いて光以上の航行速度を実現していた。僕らが生きている間に人類の木星到達はあり得るだろうか。

星を継ぐもの (創元SF文庫)

星を継ぐもの (創元SF文庫)

 

他人の冒険を追いかけるばかりでつまらないと思われるかもしれませんが、そういう中や過程において、自分なりの体験というのが積み上がっていけばいいんじゃないかと思います。香港やアメリカといった中には行ける場所もあったのに何でまだ行ってないのかというと、もっと行きたかった場所を優先しただけでした。

これから行く予定の所↓