「俺ってもしかしてブロガーなんじゃん?」と思う瞬間

プロブロガー、アフィブロガー、全然そういうのじゃないんだけど、自分の思考パターンや行動を振り返ってみると「あれ、もしかして俺ってブロガーなんじゃね?」って思う瞬間はありませんか?生活している上でちょっとブログについて考えすぎかも?と思うようなあなたは、もう既に立派なブロガーかもしれません。僕が思いつく「俺ってもしかしてブロガーなんじゃん?」と感じた瞬間をまとめてみました。

 

日常編

①「書くこと思いつかねー」

別に無理して書かなくていいんですよ!仕事じゃないんだから。そんなあなたは更新の呪縛に囚われています。でもその気持はわかる。そのまま1日、1週間、1ヶ月と放置してしまうともう二度と更新できない気がして、無理矢理ひねり出そうとするんですよね。そして結局クソエントリーを投稿してしまうんです。それが意外と反応良かったり。

②「これまとめたらエントリーになるんじゃね?」

日常生活の何気ないヒトコマ、驚きであったり発見、新しく触れた情報、新鮮な気持ちはあなたのエントリーを呼び起こします。日常のさり気ないひとときを片っ端からブログに投稿してしまうあたり、あなたは既に重症です。

③「今忙しいから、キーワードだけメモして後で書こう…」

そこまでして書かなくていいんですよ!仕事じゃないんだから。時間がある時にゆっくり思いついたことを書けばいいじゃないですか。でもどうしても、これは書きたい!その場を通りすぎてしまうと思い出せないんです。全部書いている時間はない。とりあえず重要な語句だけでも…。家に帰ったら清書です。

④「今文章がまとまらないからキーワードだけメモしておこう…」

書きたいことはもう定まっているんですよ。膨大な語句が頭に浮かぶ。まだ文章としてはまとまらない。そんな話は忘れてしまえばいいじゃないですか!でもどうしてもこの内容を書きたい。そう思った時にとりあえず思いついたことをババっと書いてしまう。その後時間を置いてから清書です。たまにそのままボツネタになります。

⑤「よし買った!レビュー書こう!」

もちろん欲しかったから買ったんです。ブログのネタにするために買ったわけじゃありません。でも抑えきれない衝動。書かずにはいられない!この素晴らしさ、利便性、コストパフォーマンス、フォルムの美しさ、伝えずにはいられない!それを見た人が商品を買うかどうかなんて特に気にしてないんです。とにかく良かったものは書かずにいられない。

⑥「あー本読み終えた。感想書こう♪」

読書感想文、あんなに嫌いだったのにな。いつから俺は本の感想を意気揚々と書くようになったんだろう。それは書く場があるから。書きたいことがあるから。この感動を抑えきれない。書かずにはいられない。なんてことなかった本については何も書かない。反対に、既に読み終えている本について思い出したことを書き出したら止まらなくて一部読み返して精査してますよね。

⑦「映画見終わった!感想書こう!」

ああ面白かった。それで終わる映画だったらそのまま。しかし世の中には終わらない映画がたくさんある。見終わった後も頭の中でシーンが、セリフが、役者が語りかける。それはもう書き出すしかない!この映画を見て僕は何を感じたのか、自分のどことシンクロしたのか、必ずしもお勧めしたいわけじゃないんです。ただ書かずにはいられない。

⑧「iPhoneでパシャ。これはなんとなく挿入できるな…」

ブログに使う写真はなるべく自前で用意したい。どこかで見た素材や拾った写真の引用ってなんだか味気ない。生々しさに欠ける。でも写真って普段そんなに撮らないんですよね。だから思いついた時に撮っておかないとすぐにストック切れになります。
「何撮ってるの?」「風景を…」「そんなの撮ってどうするの?」言えません。

⑨カタカタッ「なにやってんの?」「何も…」

なんか書いてるじゃん!でも知り合いには言えません。とてもじゃないけど見せられない。だってあの人が見ているとわかったら、あんなことやこんなことはもう書けない。それどころかログを辿って削除しないといけないエントリーもあるんじゃないかと冷や汗ものです。ネット人格ではなく、そこにあるのは本音。建前の世界は入ってこないで!

⑩「あ、これだ」ベッドから起き上がる。カタカタッ

これマジであって困る。寝れないんだよ。さっきまで考えていたことが頭に浮かび、今書かずにはいられない。放っておくと消えてしまいそうでついついベッドから起き上がり、結局そのまま1時間2時間かけて書き上げ投稿してしまう。気付いたら夜中の3時。また俺は貴重な睡眠時間を…。そしてそのままネットを見て朝を迎える。

ネット編

⑪ブラウザ開くと自分のブログが出てくる

「出てくる」という部分がポイントです。見ようと思ってアクセスしたわけじゃない。初めからそこにあるのが自分のブログ。常にそこにあるブログ。タブが左端に残りっぱなし。でも自分のアクセスはカウントされない設定をしているから気にしません。

⑫気付いたらアクセス解析を見ている

もう癖になっている。アクセス数や検索キーワードなんてそうそう変化しません。でもごく稀に「何だこのリファラ」「何このキーワード」「何この急激なアクセス!」そういう発見を欲してやまない。でもそれに乗っかって書いたエントリーは特にヒットしません。

⑬「あ、週7回以上も更新してるじゃん」

ブログの更新頻度は様々ですが、時々異常なぐらいペースが上がる時があります。そして気付いたら1日1エントリーを越えている!本業がおろそかになってませんか?でも沢山更新したところでアクセス数には比例しません。そんなことは関係ないんです。ただブロガーには、書かずにいられない時がある。

⑭「俺が思うに、ブログというものは…」

あの人はこう言ってる、俺はこう思う!ブログ論みたいなのを書くようになってしまえば、あなたはブロガーでしょう。これってある程度自分なりの方針、スタイルが確立できていないと書けないことだったりします。他人のブログ論を書いたってしかたないからね。自分のも書いたところで意味ないんですけど。それでも書かずにいられない!

⑮「渾身のネタが受けなかったな…」

あるある?そう思ったあなたはやはりブロガーなんでしょう。書き手の熱意と反響は比例しません。アクセスのために書いているわけではない!とはいえ書いたものが見られないんだったら手帳に書けばいいんです。でもたまに意図した通り受けることもある。それがトレンドなネタなんかじゃなかった時、自分の実力だと勘違いしてしまいます。

⑯Twitterのアイコンがブログと同じ

Twitterアカウント持っていないブロガーだっているでしょう。アイコンが違う人もいると思います。でもブログと同じアイコンだった場合、あなたのTwitterアカウントは既にブログの一部と化しています。もちろんハンドルはブログと同じ。

⑰TwitterのプロフィールにURL載っけている

意外と載せていない人が多い。むしろ他人のプロフなんて見ないことも多い。見る人は、Twitterからブログに飛んでいますね?そして他人も同じような行動を取ると確信しています。何もTwitterを宣伝に使うつもりはありません。むしろブログの一部なんです。ほら、サイドバーに貼ってたりするでしょ?親和性高いですね。

⑱ツイートしている最中「これまとめたらエントリーになるんじゃね?」

「ブログの一部」をこれほど如実に現した行動はないです。日常編に挙げた「ネタのメモ書き」を全部Twitterで賄っている人だって多いと思います。togetterみたいにツイートをそのまま貼ったら読みづらいでしょ?ちゃんと清書します。あなたはブロガーだから。書いているうちに内容もより充実して見栄えも良くなってくるでしょう。

さて、あなたはいくつ該当するでしょうか ?/18 こんなのはごく一部なんですが、よくよく見直すと、ちょっと普通の思考パターンと行動じゃない。職業ブロガーはもっとシビアだろうし、なんとなくブログを書いているだけの人はここまでしません。でもその中間にいる、ブログを生業にしていないけれど書かずにはいられない、そういう普通のブロガー達って多分こんな人じゃないですか?いや、まあ僕なんですけど。