人に興味を持ってほしいという願望

僕はこの願望が少ないほうだと思う。こんなやってブログ書いたりして自分の考えとか表明しているけれど、そんな程度だ。外へのアピールっていうのはかなり少ない。そもそも出不精だしコミュニケーションに難ありではアピールしようもない。外見が優れているわけでもなく、ファッションにも疎い。肩書もなければ金もない。やはりどう考えてもアピールのしようがない。そういう上辺だけのものでなくても、人に優しくもない、実力もない、他人の考えていることが予測できない。そもそも気にしていない。やはり内面からもアピールのしようがない。よくて控え目だろう。

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しかしそんな自分にも、人に興味を持ってほしいという願望があるようだ。しかも真に残念なことに、興味を持ってほしい人を選んでいるみたいだ。言い方を変えればむしろ、興味を持たれたくない対象というのが少なからずあるらしい。僕にとってはそちらのほうが大きいかもしれない。そして僕のアピールしようがない外側と内側も功を奏して、なかなか興味を持たれていないようで嬉しい。そうなってくると、肝心の興味を持ってほしい人に対してどうするかという問題がある。依然としてアピールするような点はない。

僕が今までやってきた手段としては、僕自身の薄っぺらい特異性をはぐらかすことで何とか興味を惹いてきた。興味を持ってほしい人、というか僕自身が興味を持つ人というのはそういう某かの特異性を持った人、というよりは僕自身が彼の中にある特異性を見出だせた人が多かった。だから、おそらくそういう人は仲間を探しているだろう、もしくは自分とも違う何かに興味を惹かれるだろう、退屈で在り来りでつまらない日常会話には懲り懲りだろう、そういう予測を立てて会話を始めることが多い。打率は、1割5分ぐらいだろうか。