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4日目②、クラクフの街と宿泊先のホストたち

クラクフへ来てからバスで宿泊先へ直行したため、トラムという乗り物にはまだ乗っていなかった。オルガにバスかトラムかどちらが早い?と聞いたら行き先によると言われた。そりゃそうだろうな。ただ普段トラムを使うことが多いということだったから、トラムの停留所と降りる場所を教えてもらい乗ることにした。それはトロントの街中を走っていたストリートカーとは少し違い、本当に路面電車だった。街の中を走っているときはバスと大差ないけれど市街地を抜けると運行速度も速く、信号待ちは時々あるけれどバスより快適な気がする。ただやはりエアコンはかかっていない。

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クラクフの公共交通機関

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クラクフの公共交通機関であるバスとトラムは利用時間とゾーン制で料金が分かれており、市街地がゾーン1、空港のように市街地を出る場合はゾーン1+2のチケットを購入する必要がある。市街地を行き来する場合は券売機でゾーン1を選び、ノーマル、20分2.8złoty、もしくは40分3.8złotyのチケットを選んで買う。もちろんそれ以上の時間を乗るなら70分とか買えたかもしれないけれど買ったことがない。買った時間内であればバスでもトラムでも何度でも乗れるというチケットとなる。そして空港や郊外に出る場合は20分であろうが40分であろうがゾーン1+2を選び、ノーマルを選択して4złotyのチケットを買う。こちらは時間制限がないけど一度しか乗れない。

券売機はバス、トラムの停留所にある場合と、乗り物の中にある場合がある。場合があるというのは、券売機が無いことも多い。市街地の観光地前など、人気のある停留所には大抵券売機が設置されている。また車体が新しいトラムやバスの中にも券売機がついており、外で売っていなかったり買えなくても車内で買うことができる。注意が必要なのは、車内に券売機があったとしてもコインしか使えない。紙幣やカードが使えるのは停留所に併設されている券売機だけで中でチケットを買う場合は必ずコインを用意しておこう。僕は一度急いで乗って車内で買おうと思ったら紙幣しか無く、他の乗客に声かけまくって紙幣をコインに両替してもらう羽目になった。

車内に券売機があるだろうと思って乗ったら古い車体のため設置されておらず、進む前にすぐ降りたこともあった。もう一つ注意しなければいけないのは、必ず改札をすること。僕はバスで1回、トラムで1回検札を受けたことがある。その際にチケットを購入していなければもちろん罰金だけど、改札をしていなくても罰金が200だか300złotyぐらい必要となってくる。まとめると

  1. 停留所で売っていればチケット買う
  2. 売っていなければ車内に券売機があるか確認して乗る
  3. その前にコインがあるか確認して乗る
  4. ゾーン及び時間を確認してチケットを買う
  5. 改札を忘れない

旧市街

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時間はだいたい午後4時、既にクソ疲れており気を抜くと眠くて気絶しそうになるため、今日はトラムで旧市街へ向かい、さらっと回って終わりかな。クラクフの旧市街、特に中央広場は観光客だけでなく地元の人にとっても馴染みのまさに「街の中心」であり、この場所は世界で最も美しいとも言われている。

クラクフ - Wikipedia

宿泊先から旧市街の城壁の中まで走ってくれるトラムに乗り、降りた場所というのはまさに中世ヨーロッパの街並みを残したその名の通り旧市街が広がっていた。この感覚はすごく久しぶりだ。僕がヨーロッパに来たのは2010年のチェコ以来であり、西洋の街並みそのものが非常に懐かしい。それらしき場所というのはケベック・シティーに行ったものの、規模も歴史の重みも全然違う。あっちも全然悪くはなかったんだけど。そしてなんだろうこの、程よい賑わい。そこそこの広さがあり、観光客がすし詰めになるわけでもなく少ないわけでもない。これ以上観光化されると現地の人は寄り付かなくなり見た目も質も悪くなってしまうと思わされる程度の、今がちょうど良い賑わいだった。ちなみにチェコのプラハに行く人は同じ機会にクラクフには寄らない方がいいと思う。ちょっと被って見える。違いの分かる男だったら双方を比較してください。プラハの方が圧倒的に観光地化が進んでいます。

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旧市街では写真を撮ったり、とにかく暑かったからカフェに入ってアイスを食べたりしていた。エアコンがあまり効いていないのは電車やバスに限らず店でも同じだった。日本みたいに日陰に入っても構わずクソ暑いということはなく、いくらかましでエアコン嫌いの人にはちょうどいいと思う。クラクフに関しては観光のど真ん中にある店でも通常料金でやっているところが多々ある。良心的というよりは地元の人も来るから値段を上げたらよほど勝負になってしまうのだろう。アイスクリームが5złoty(現在のレートで167円)で売っていた。途上国ほどではないけれど、どちらかというと食事やお酒は安い。クラクフにおいては何を買うにも大体この5złotyが基準になった。これより安ければ特別安い。これより高ければ少し高い。喫茶店の中でボトルのコーラが6złotyで売られていたらやはり高い。スーパーだとだいたい2か3złoty(70〜100円)ぐらい。露店では何故かやたらとケバブが売っていた。

オルガとパブロ

オルガとパブロの家に帰ってきたのは夜9時頃。それからはずっと二人と話していた。僕の話はほとんどせず、僕がクラクフのことや彼らのことを色々聞いたり今後の旅程の話やここでのお勧めを聞いたりしていた。途中でビールをもらったりしながら話は深まった。

オルガは日本語が話せてポーランド語はもちろん、英語は先生をやっているぐらい。他にスペイン語も話せるそうだ。日本語が一番苦手だとか。バリバリのポーランド人なのに仏教徒で、大学生の頃は東洋の文明や文化を研究しており今でもチベット仏教を学んでいる。語学と文化史(驚くことに日本の小説も、川端康成や夏目漱石どころか紀貫之、枕草子や古事記なんかまで読んでいた)が専門で、壁一面の本棚にあらゆる東洋言語及び文化の本が並んでいる。でも絵を描いたりハンディクラフトで造花のクラウンを作って母親と一緒に市場に出していたりと、チートすぎるぜ。1日12時間ぐらい働いている。日本人か。美人で才女なのにすごくフレンドリーで、近寄りがたい感じは一切なかった。

パブロはプログラマでなおかつ数学、物理、化学の家庭教師までしている。実験なんかもやる本格的な先生みたいだ。ゲームが好きでMMOのリーグオブレジェンズっていうのが今こっちで最も流行っているらしく、よくプレイしているそうだ。パブロは完全に理系だけど英語はもちろん話す。中国語も少し話す。電子タバコを吸いながらビールを飲み、落ち着いた声で話し陽気に笑うヨーロピアンだ。でも何故か正座が癖だ。あと彼らはMiloという猫を飼っている。僕は猫アレルギーだけど幸い症状が出なかった。

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明日はアウシュビッツに向かう予定をしていたから、その行き方なんかを聞いたりしていた。他にもずっと話しているうちに2時頃お開きとなった。

次回はアウシュビッツ編です。