1ヶ月間ヨーロッパを旅行してきたよ

旅行記がそろそろ終わりつつある中、ここらで旅行の内容を一度まとめたいと思います。

時期

2015/5/30〜7/2(33泊34日)

旅行の直前までワーキングホリデーにてトロントに滞在しており、カナダにおけるビザの期限が7月上旬までだった。その後またワーキングホリデーでオーストラリアに1年間滞在する予定をしており、これもビザ手続きの関係上、入国の期限が7/9だった。5月末にトロントの部屋を退去し、そこからオーストラリア入国までだいたい1ヶ月間ということで、旅行はこの日程になった。5/30〜7/2と微妙にズレているのは、急な予定変更にも対応できるよう遊びを持たせたため。季節としては既に夏であり、ヨーロッパの旅行ハイシーズンであるバカンスを迎える前だったため、そこまで混雑せず値段も比較的抑えられた。ただ終始雨に見舞われた。

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行き先

トロント(カナダ)→ニューヨーク(アメリカ)→ストックホルム(スウェーデン・乗継)→クラクフ(ポーランド)→ワルシャワ(ポーランド)→サラエボ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)→モスタル(ボスニア・ヘルツェゴビナ)→ドゥブロヴニク(クロアチア)→ラバト(モロッコ)→ストックホルム(スウェーデン)→バンコク(タイ)→クアラルンプール(マレーシア・乗継)→パース(オーストラリア)

ヨーロッパ旅行と銘打っておきながらヨーロッパ以外も混じっているけれど、メインがヨーロッパという意味で理解してもらいたい。初めに決めていた行き先はポーランドボスニア・ヘルツェゴビナのみだった。この2カ国については行きたい旅行先として今までこのブログでも何度も挙げていた国であり、この2ヶ国に行くためだけの旅行だったとも言える。しかしせっかくヨーロッパまで行ってさすがにそれだけではもったいないと思い、ボスニア・ヘルツェゴビナの隣にあるドゥブロヴニクを追加し、飛行機の都合でニューヨーク、ストックホルム、バンコクが追加され、余った期間を埋めるためてきとうにモロッコが追加された。一番決めかねていた部分がモロッコであり、ここは金銭面で失敗した。他に候補として挙げていたのはヴェネツィア、ローマ、バルセロナ、ライプツィヒ、ベルリンなどだった。無難にバルセロナあたりか、西欧諸国に一箇所ぐらい行っておけばよかったかもしれない。ただ今まで一度も足を踏み入れたことのないアフリカ大陸にどうしても惹かれた。

移動手段

トロント→ニューヨーク:Megabus 2,654円($22.5)
ニューヨーク→ストックホルム:Norwegian 39,235円(€293)
ストックホルム→クラクフ:Ryanair 6,972円  → フィンランド航空 20,100円
クラクフ→ワルシャワ:ポーランド航空 3,570円
ワルシャワ→サラエボ:AirSerbia 27,146円  
サラエボ→モスタル:バス 1,385円(20KM)
モスタル→ドゥブロヴニク:バス 2,423円(35KM)
ドゥブロヴニク→ラバト:Vueling 23,989円(€166)
ラバト→ストックホルム:Vueling 19,316円(C$187)
ストックホルム→バンコク:Norwegian 36,586円(€273)
バンコク→クアラルンプール:AirAsia 7,675円(1,990THB)
クアラルンプール→パース:AirAsia 14,539円(429MYR)

合計金額:約205,590円
これぐらいまで節約できた:約170,000円

ニューヨーク→ストックホルム間の飛行機が4時間遅れたため、元々予約してたストックホルム→クラクフのRyanairに乗れず急遽空港泊、チケットを取り直してポーランド航空となった。ここで大幅ロス。また、元々予定に入れていなかったモロッコ行きでさらに大幅ロス。ここはLCCを利用して1〜2万でどこか行き来するつもりだった。しかしアフリカ大陸に足を踏み入れるというテーマに負けた。もしニューヨークで飛行機の遅延がなく、尚且つモロッコに行かずどこかに行っていた場合、節約できた金額となる。ちなみに上記の飛行機代にはバックパック用の追加荷物代も含んでいる。

基本はノルウェジアンやブエリング、エアアジアといったLCCを利用した旅行になる。ポーランドからボスニア・ヘルツェゴビナにはLCCが飛んでいなかったため、ベオグラード経由のエアセルビアを利用することになった。それ以外の隣接する国や街はバスで移動。ヨーロッパであればユーレイルパスを利用した電車の旅行が有名だけど、僕の目的地であったボスニア・ヘルツェゴビナはユーレイルパスに含まれていなかった。どちらにしてもこの距離をこの期間で電車で移動するのは無理だったため、今回はLCCが中心となった。このような飛び地ではなく、ヨーロッパの隣接する国をひたすら旅行して回るなら電車やバスが便利で安い。ホステルで出会った旅行者は皆バスを利用していた。

航空券は全てスカイスキャナーで調べ、一番安いところで買っていた。航空券に関しては安いものを買うために数カ月前には購入した。直前だと高いのしか残っていない。一部は直前に購入していたため、もっと早く予約していればもっと安くなっただろう。メガバスも同じ。メガバスのチケットはネットで購入、他のバスは現地のバスステーションにて当日チケットを購入。

宿泊先

クラクフ:カウチサーフィン(個人宅)4泊5日
ワルシャワ:ホステル2泊 2,457円(75 zł)・カウチサーフィン(個人宅)1泊
サラエボ:ホステル5泊6日 5,417円(€40)
モスタル:ホステル2泊3日 2,302円(33KM)
ドゥブロヴニク:ホステル4泊5日 10,108円(€74)
モロッコ:ホテル3泊4日 3,019円(240MD)+5,417円(€40)
ストックホルム:カウチサーフィン(個人宅)4泊5日
バンコク:ホステル2泊3日 1,439円(400THB)
その他:バス内1泊、飛行機内4泊、空港3泊

合計金額:約30,159円
これぐらいまで節約できた:約20,000円

貧乏旅行のため、今回はカウチサーフィンを活用しようと考えていた。ただ実際は思ったように宿泊先を見つけることができず、バルカン半島ではずっとホステル滞在、モロッコに至ってはホテルを利用する羽目になった。ドゥブロヴニクに関してはホステル代が高く当初4泊もする予定ではなかったため、ドゥブロヴニク滞在を減らしモロッコに行かずスペインかどこかでカウチサーフィン利用していたとしたら、節約できた金額になる。

先ほど述べたとおり、今回の旅行においてはカウチサーフィンを利用するのが一つのテーマだった。大阪に住んでいた時は泊める側を何度も経験したけれど、泊まる側は今回が初めてだった。海外旅行でタダで泊まるなんてアリか?なんて思っていたカウチサーフィンだったけれど、一長一短だった。その点については以前にまとめたから気になる人は読んでください。

それ以外に、6人部屋とか10人部屋とか終いには14人部屋といったホステル泊をこんなに長く続けるのも初めてだった。むしろ1ヶ月旅行なんて初めてだから。初めての事だらけ。

ホステルやホテルは基本的にBooking.comで予約した。hotstels.comやホステルワールドも見たがBooking.comの方が安かった。時期が良かったのか、直前に予約しても割と空室はあった。もっと安い部屋があれば早めになくなっていただろうから早く予約するのに越したことはない。カウチサーフィンはカウチサーフィン公式から大体1ヶ月前ぐらいにコンタクトを取った。

結局いくらかかったか

飛行機+バス+宿泊費:約235,749円
これぐらいまで節約できた:約190,000円

余分にかかってしまったお金は前述したとおりアクシデントに見舞われたため、そして予定外にアフリカに足を踏み入れたため。当初の予算としては大体25万円ぐらいを見ていたから、まあ上出来な方だろう。「約」と入れているのはレートの変動などで100%正確に支払った金額ではないことを理由としている。

もちろんこれら以外にも食費、観光に費やしたお金、現地での電車代やタクシー代といった必要経費があり、酒代や物を買ったお金といった余分な出費もある。食費は多分めちゃくちゃ安く抑えた。観光はなんだかんだで総額1万ぐらいだろうか。ツアーなどを利用したのはヴィエリチカ岩塩坑ぐらい。移動はアウシュヴィッツやスレブレニツァに行ったのがややかかったぐらい。それらの費用は食費も何もかも全部合わせて5万行かないだろう。

荷物

荷物についてダラダラと書き並べるのは前にやったから省くとして、基本的には65Lのバックパックと33Lのデイパックで旅行した。重量にして合計だいたい20kgぐらいだろうか。量が多くなった理由としては、1年以上トロントに住んでいたためそこにあったほとんどの荷物を引き揚げてきたから。そしてその同じ荷物で今後1年オーストラリアに住むことになるから。つまりは1年分の荷物を旅行中持ち歩いていたことになる。旅行のためだけだったらもっと荷物を減らせただろう。 

今回の旅行において、一切のガイドブックを持っていなかった。理由は単に、トロントから出発したため日本語のものが買えなかったから。ガイドブックどころか地図も何も持たずに出発した。旅先に着くごとに地図を手に入れ、Googleマップを保存し、ネットで旅行情報を手に入れ大変だった。観光地情報については主にトリップアドバイザーから拾ってきた。他は人に聞いたり。

あってよかったもの

トレッキングブーツ:移動の際に重い荷物を担いでいると、足元がふらついても足首を守ってくれるトレッキングブーツは楽だった。また、低い山に登った際にも活躍した。渡航前に履き慣れていることが条件。

寝袋:カウチサーフィンをする際には重宝する。宿泊先では床やソファに寝ることが基本であり、布団を用意してくれることもあるけれど自前の方が喜ばれる。僕はこの旅行中1/3を寝袋で過ごした。

スクラバ:これは高いからあえて買う程でもないけれど、あって重宝はした。カウチサーフィンをしているときは洗濯機を借りていたけれど、ホステルにはなかったり有料だったりするためスクラバを活用して洗濯していた。旅行中に洗濯しなければいけないというのもなかなか面倒だった。 

あればよかったもの

ビーサン:途中で買えばよかったんだけど結局買わなかった。海や飛行機の中、部屋の中を移動するときはビーサンが楽だと思う。僕はブーツとスニーカーしか持っていなかった。

サングラス:これも途中で買えばよかったんだけど結局買わなかった。僕は帽子を持っていたためそれで代用した。夏の旅行に帽子かサングラスどちらかは必須です。

タブレット:僕は旅行中にMacBook Airを利用していたんだけど、タブレットの方が小さくて軽くてバッテリも持って楽だなと思う時は多々あった。ただ日記を書いていたためキーボードがどうしても必要だった。どちらにしても現代の旅行において、ラップトップかタブレットのどちらかは必須だと思う。それらがない旅行というのは、ちょっと種類が違ったものになる。

入国、ビザ

入国に関して一番あれこれ聞かれたのは、最初のアメリカだったと思う。陸路でアメリカに入国したのは3度目であり、入国後の予定など詳しく聞かれた。それ以外の国ではどこでもほぼ何も聞かれなかった。また、ユーロ圏の入国というのを今回初めて経験し、あのスルー具合には感動した。入国手続一切無しで荷物もノーチェック、めっちゃ楽だった。ビザが必要な国は無く、それも事前に調べていた。モロッコへ行くにあたり、搭乗券を発行する際に「ビザいるんじゃない?」と聞かれ驚いてすごく焦った。実際にはいらなかった。もう一つ今回の旅行で驚いたのが、Eチケットがほとんどいらなかったこと。どの飛行機を乗るにあたってもEチケットを用意していたんだけど、大抵はパスポートのみでチェックインできた。

現地通貨、両替等

今回の所持金はカナダドルで200ぐらいだっただろうか。利用できる場所ではほとんどクレジットカードを利用し、それ以外に現金が必要な場合はATMから引き下ろしていた。両替所を利用したのはクラクフ、サラエボ、モロッコ、いずれも空港から市街地へ行くだけのために両替した。ストックホルムは特別で、全く現金がなくてもクレジットカードだけで旅行できる。それ以外の国において、公共交通機関を利用する際はだいたい現金であり、観光地のチケット購入やホステルの宿泊代金なども現金しか利用できないことがあった。僕が行った範囲ではどこでもだいたい現金が必要になる。これは一見国の成熟度に比例しているように見えるけれど、例えばドイツなんかはクレジットカードがあまり普及していないそうだ。理由は借金を嫌う国民性だって。利用できるのかどうかは行ってないから知らない。

言葉

僕自身、英語は少しぐらいなら分かる程度。TOEICやIELTSは受けたことがないから客観的な指標でどれぐらいかっていうのは言えない。スウェーデンでは英語が通じたため旅行しやすかった。今いるオーストラリアより通じたと言っていい。それ以外の国は、観光客を相手にする場所では通じるといった程度だった。ポーランドはどちらかというと通じる、ボスニア・ヘルツェゴビナは全然通じない、クロアチアもあまり、モロッコも全く通じない、タイは時々通じた。僕の英会話能力云々以前に、英語が通じない場所が多かったというのが今回の旅行の印象だった。そうなったらもうお互い何も会話ができないから無理矢理ゴリ押しだった。

安全

治安の悪い国、場所には行かなかったため、危険を感じたことはなかった。スリや詐欺といった些細な被害もなく、何か被害に遭いそうになったということもなかった。途中で移動を共にした連れ添いもなく、完全な一人旅であったため少し警戒はしていたけれどほとんど必要なかった。女性の一人旅だったら多少違ったかもしれないが、それは僕にはわからない。

行ってよかった場所

もっとうまく旅程を組めばよかったという場所はあっても、行かなければよかったというような場所はない。それでも強いて選ぶならどこが良かったかというと、アウシュヴィッツはやはり行って良かったと思う。もう一つはストックホルム。街を歩くにも観光するにも物を買うにも気分が盛り上がった。

全体的に一通り見ていくとしたら、クラクフは何よりホストが良かったため思い出に補正がかかってしまう。ワルシャワではワルシャワ蜂起の勉強をした。サラエボは何と言ってもGALERIJA 11/07/95を見た後に街を歩くことだろう。モスタルは実は山と川、ドゥブロヴニクの旧市街は多分世界一だと思う。それからやはり山。モロッコはイスラムの雰囲気を今一番安全に手軽に感じることができる場所じゃないだろうか。タイは相変わらずクソ暑かった。完全に個人の感想になるため、他の人がどう思うかはわからない。それぞれの細かい感想については旅行記を参照してください(この記事の一番下に貼った)。

旅行中の写真(一部)

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クラクフの旧市街

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アウシュビッツ・ビルケナウ

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クラクフで泊めてくれたカウチサーフィンのホスト

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ワルシャワの夜景

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サラエボ事件のあった場所

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スタリ・モスト

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ドゥブロヴニク

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ラバト・メディナ

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モロッコで出会ったホームレスの若者

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ストックホルム

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夜のセーデルマルム

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カオサンロード

旅行記

トロント→ニューヨークストックホルムの空港 / 2 / →クラクフ / 2 / 3 / 4 / 5 / 6 / 7 / →ワルシャワ / 2 / 3 / 4 / →サラエボ / 2 / 3 / 4 / →モスタル / 2 / →ドゥブロヴニク / 2 / 3 / 4 / →モロッコ / 2 / 3 / →ストックホルム / 2 / 3 / 4 / →バンコク / 2 / →クアラルンプール / 旅の終わり

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