人気エントリーや注目のブログから面白いブログは見つからない

この意見には結構な割合で同意してくれる人もいるんじゃないだろうか。これははてなブログのトップページに表示される人気エントリー注目のブログの話だ。おそらくアクセス数や何かが基準になり、ここには実際に人気や注目を集めたエントリー、ブログがピックアップされて掲載されている。ここに載っているブログが客観的に人気があって注目されていることは間違いないなく、それは単純にすごいと思うし、自分もブログを書いている身としてはやはり羨ましいとも思う。ただ、そこには主観的に興味を惹くブログが殆どない。面白いのだろうけど、僕にはその面白さを理解することができない。

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注目されるトピック

それは単に注目されている話題やトピックに対して僕が興味を示していないだけということもある。Twitterにおいても人気のハッシュタグが表示されているけれど、それを辿ろうなんて思ったことがない。人気があるから興味が持てないわけではなく、ただその話題に関心がない。ブログなんかだと仕事や家庭の話、技術の話だったりオタク趣味の話や食べ物の話、便利な話や得する話などが人気になりやすいけれど、それら全てにおいてほとんど関心が無いためいくらそのカテゴリで面白くて斬新で発展的な事を書いていようと、やはりそういったブログを読もうという気にはなれない。注目されているトピックと、自分が注目しているトピックとの間にズレが生じている。それが理由の一つ。記事単位で読むことはあり、活用させてもらうことも多いです。

注目されないブログ

やはり、まだ注目されていないブログのほうが面白いと思うことが多い。そもそも注目されていない感が出ていて面白い。書かれている内容があまりにも自由だったりどうでもよかったり、小慣れておらず整理されていない感が良い。ただ本当に日常の何気ないことをダラダラ書いているだけが面白いこともあれば、やはりクソつまらないこともある。その違いの一つはおそらく、いかに感情が乗っているかだと思う。激情を吐露していなくてもいいんだけど、淡々とした内容であっても気持ちが乗っている文章は読んでいて面白い。日記であっても日誌であっても、ただの記録であっても紹介文であっても、書いている人の感情が乗っていれば自分に伝染してくるもんだ。それは熱いものであったり暑いものであったり、落ち着いたものだったり涼やかなものであったり、不安、憎悪、後悔、殺意、狂気、怨嗟、それら感情の種類に個人の好き嫌いはあるだろうけれど、他人のそういった感情に触れることができる文章は読む気になる。

はてな匿名ダイアリー

だから僕ははてな匿名ダイアリーに書き捨てられているような個人の心情を書き連ねただけの文章が好きだったりする。それらはとても正直で飾り気がないことが多い。同意できる内容というのはかなり少なく、僕はだいたいブコメで反論したりツッコミを入れたりしているだけなんだけど、自分の意見と合うから面白いというわけでもない。そして、それらは記事単位で結構注目されることも多い。しかし、ブログのように継続的に書かれるものではないためその場限りで終わってしまう。ブログ単位でこういうのを見つけるのは非常に難しい。

はてな匿名ダイアリーに関するkkzy9のはてなブックマーク

在り来りがつまらないとは限らない

はてな匿名ダイアリーの話題は結婚や恋愛といった、普通の話題が多い。それら日常の何気ないテーマで普通の人が在り来りの感情を吐露していることがほとんどだ。そこには何の物珍しさもなければ、取り立てて特別な思いもない。実にくだらないと思うことも多いけれど、そのくだらなさを突き詰めた感情が吐き出されていると、時々罵詈雑言を投げかけたくなる。なんてつまらないんだ!と。そこまで思わせたらもうそれは感情が篭った文章だ。あと、基本的にダラダラと無駄に長い文章はだいたい面白くない。ただ長く書きたいだけだと感じる。短くまとめるのは才能だと思う。内輪ネタみたいなのもやはり全然わからないから面白くない。内輪に入りたいとも思わない。

在り来りな内容と注目されるトピックの違いはなんだろう。仕事や家庭の話、技術の話だったりオタク趣味の話や食べ物の話と、はてな匿名ダイアリーの話題との違いは、普遍性だろうか。もしくは個人的に引っかかるポイントが違うのだろう。僕にとってはてな匿名ダイアリーの話題が注目のトピックなだけであって、はてなブログにて注目されるトピックに全く注目できないだけ。

どうやって面白いブログを見つけるか

むしろ教えて下さい。最近読んでいて面白いのは以下のブログとか。

「前向きですごくて頑張っていてっカッコいい!!憧れる!!」っていう内容よりも「正直でダメで、そんなダメな自分を認めていない」感じのが昔から好きです。特に不器用な人に同調する。開き直って自分を肯定していたり、環境や周りの人のせいにしている人はちょっと受け付けないけれど、読んでいて面白いことはある。親のせいにしている人とか。

あと時々新着エントリーを片っ端からチェックしていることがあります。継続的に読みたいブログを見つけるのは大変という話でした。