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はてな題詠「短歌の目」8月の感想と振り返り

このタイミングでやらないと後はないと思い、それぞれから一個ずつ選んで勝手に感想を書いていきます。

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5.まつり

町内のまつりの子供みこし曳く やけくそ気味のボーイ・ソプラノ

やりたくないのかな。それともノリと勢いでテンション好調なのか。神輿って今でもあるんだろうなあ。

3.蝉

気絶せり 蝉にそうっと 指を出す つかまるちから とびたつちから

いやーキモいわーあの蝉の急に動き出す感じ。蝉ももう長らく見てないなーいなくなったと思ったんだけどまだいるのかな?

2.くきやか

ベランダに 朝顔の鉢 くきやかに 色とりどりの 花を咲かせて

シンプルに夏っぽいわー。なんで小学校では朝顔の栽培やらされるんだろう。そしてすぐ枯れる。そして黒い種。

5.まつり

裾上げをまつり縫いですいすいと仕上げる背中はなぜだか大きく

なぜか婆さんが思い浮かんだ。知識と経験を備えた婆さんが時々とても大きくたくましく見えるものです。

9.菊

スキ、キライ 一枚抜いては 誰のため? 花弁の多い 菊では向かぬ

やってる姿を想像したら面白すぎた。

2.くきやか

くきやかなサラダジャギジャギ俺の名を言ってあたたた腹痛痛い

鼻歌口ずさみながら料理しているジャギが包丁で指を切った時に弟を思い出すシーン。他にも割と謎の歌が多かった。

4.冥

フリル散る 裾すそをなびかせ今ゆくわ アナタに捧ぐ冥土のみやげ

可愛らしく振る舞っておきながら実はホラーだった。他のも夏だからか意外とホラーだった。

1.ジャワ

忍び寄るニンジャ ワイド馬券当て 心と財布少し膨らむ

ワイドあんまり儲からないんですよねー。少しでも負けを挽回するための苦肉の手。まあそんなこともなくよく買ってたんですが。

10.【怪談短歌】

息潜め 布団かぶりて縮こまる あっ行ったかも?誰の足音?

子供の頃住んでいたマンションを思い出したなー。夜通し足音みたいなのが聞こえていて、実は時計の音だった。

4.冥

冥王星、仲間外れが続いてく。また仲直り、できるといいね。

まあ無理だろうな。と思ったけど、続いていくのか。他にもなんかあったっけ。冥王星については実はあまり良く知らない。

3.蝉

今日のため伸ばした髪を結う君の浴衣に留まる蝉のブローチ

蝉のブローチはオチかと思った。あの死んだやつを!?怖すぎでしょう。今日のために伸ばした髪を結ったのも浴衣も台無し!?怪談もホラーでした。

7.くちづけ

熱帯夜 渇いたこころにくちづけを メビウスなんとか8mmの味

タバコかい!熱帯夜にタバコは余計渇くと思います。水でも飲みましょう。メビウスはもう長いこと吸っていない。

5.まつり

ざわざわとまつりの支度進む中 見ている僕は独り輪の外

あ、これ文化祭っぽい。文化祭の時こんな感じだった。電気グルーヴのピエール瀧が盛り上がってるクラスに対して「やめろよくだらねえ」

7.くちづけ

さっきのは人工呼吸の練習で…くちづけなんかしてないからねっ

あー教習所で人形相手にやるやつですね。僕は心臓マッサージの練習をやれと言われた時に心臓の位置がわからず脱がそうとしたら。「おまえ脱がすんか!」と怒られました。

2.くきやか

少年のくきやかに見ゆ短パンの大腿骨のみずみずしさよ

変態目線ですねー、宮崎パヤオですねー。確かに少年の短パンは丈が短すぎる気がするけれど最近の子もあんなのはいているのか?

10.【怪談短歌】

追いつかれ脚がもつれて観念す わたしの肩を掴んだ わたし

え、誰?自分はなんだかタイプスリップの話を思い浮かべてしまった。おい、そっちへ行くなよと自分を追いかける自分。

9.菊

お刺身の 食用菊 黄色くて 無視しないでね わたしも食べて

え、あれ食えんの?飾りじゃないの?食ってる人を見たことがない。食えることを知らないで頬張ってる人を見たらホラー。

8.風鈴

軒下に風鈴ひとつ残されて 空き家にチリンチリンさびしく

田舎の廃墟ツアーで風鈴鳴ってたらビビりますねー。「え、まだ人いるんじゃん?」って空気がなんとなく残されていて怖い。

4.冥

冥界の悪鬼魍魎ならべても借金取りの声に及ばず

これは経験談でしょうか。遠い昔にサラ金規制法が施行されてから取り立てはそこまで激しくなくなったかと思いますが、ヤミ金でしょうか。

7.くちづけ

甥っ子を抱いたとたんにくちづけが 肩首腕にヨダレの川が

甥っ子は多分口の中によだれを溜めていたんだろうな。あの、歯磨いた後みたいに止めどなく出るよだれの行き場所を見つけたのでしょう。

6.日焼け

ベビーカー押しし酷暑の勲章や日焼けた甲に散らばる銀河

銀河?ギャラクシィ?若奥様方がクソ暑い中日焼け防止のためにサンバイザーや黒い袖をつけて外出される姿は「必死だな」としか言いようがありません!

10.【怪談短歌】

かくれんぼ 見つからなかったともだちを僕以外誰も覚えてなくて

これはいじめというやつですね。あなたはいじめに参加しなかった強い意志の持ち主だ。もしくはその友達が自分の病気だったとか。どちらもホラー。

4.冥

お散歩にちょっと出掛けるその体で冥土に消えた君に献杯

軽いなー決して軽くはないんだろうけれど、これぐらい軽々しく墓参りができる関係というのが爽快。

7.くちづけ

ブランキーに、「くちづけ」っていう曲がある。ドラムがすごいドラムがすごい。

ブランキー知らないけれどブランキーだからブランキーらしいブランキーな曲なんだろうなー。

5.まつり

それとなくまつりのあとにきいてみよう浴衣に秘める夕の決心

マンガだねー。マンガノセカイだねー。こういう文化は現代ニッポンにも現存しておるのですか?まああれだけ祭があって祭好きがいればそうか。

7.くちづけ

くちづけはまるで海月のようでした 触手に抱かれ毒に痺れて

こういう経験ないなーと思っていた。むしろ痺れ薬を口に含ませて「まさか!」みたいな女スパイが思い浮かぶ。汚れているなー自分。

10.【怪談短歌】

真後ろにいつものように立っている 人外のモノの寄り添う気配

人外のモノってもう馬並みとか下ネタしか思い浮かばなかった。寄り添う気配は怖いです。汚れてるなー自分。

9.菊

「おかあちゃん、蘭の花が好きやったん」「菊と蘭じゃあにぎやかでええね」

花には疎いけど会話シリーズ好きです。関西弁なのかどこの方言なのか。会話はやっぱ方言ですよねー

6.日焼け

夏が過ぎ日焼けの跡が消えるように早くあなたも真っ白になれ

矢吹ジョーですね。勝手に失恋だと思ったんだけどあってんのかな。私にはそういう健全な夏の思い出はありません。

6.日焼け

日焼け止め・グラサン・水着 持ったけど 外出たくない 一歩も出ない

往生際が悪い。しかし気持ちはわからんでもない。むしろ本当は行きたくねえんだよパターンと、行くまでがただめんどくさいパターンとに分かれる。

2. くきやか

くきやかな 入道雲に 見とれてた あっという間に 雷鳴った

夏の積乱雲ですね。空を遮る建物なんかが無い場所だとつい見とれてしまうことあります。そのまま写真撮ります。

5.まつり

「観光のため」と切り貼りされていくまつりに神の気配はたえて

ねぶた?見たこと無いけれど、切り貼りする祭が他に思い浮かばなかった。自分の地元でやってる祭は観光なんか知るかって感じ。

若干大喜利みたいになってしまいました。夏だから恋愛の歌が多かったように思えますね。はあ、私は一つもありませんが。今回のテーマ賞は「まつり」ですかね。

さて、短歌の目の主催者である卯野さんとの会話を録音してるんで気が向いたら聞いてください。テーマももちろん短歌について。 

ここからは自作の振り返り。

1.ジャワ

自らを気づかせまいと遠くから語りかけてる目線ジャワジャワ

まあこれザワザワなんですけどね。ストーカー的な追跡者の歌。

2.くきやか

ゆびさきにこさえてくれたみずぶくれ。にっくきやかんはそしらぬかおで

ヤカン熱いんですよ。熱いってことがぱっと見でわからないんですよ。

3.蝉

久々に笑った君のその顔は蝉を食べてたあの頃のよう

「ニヤッ」って感じで笑った口から蝉はみ出してたら怖い。

4.冥

「ご冥福お祈り申し上げます」と送られてきた選考結果

冥で冥福しか思い浮かばなくて、ご冥福って言えばお祈り→お祈りメール。

5.まつり

遠くから眺めるまつりの賑わいは画面の中の虚像に似てる

祭に縁がなかったという悲しい過去です。現在もです。

6.日焼け

天然の日焼けを着飾るあの頃の写真がもっとも輝いている。

女の子って子供の頃だとそんなに日焼けとか気にしないですよね。そういう無邪気な一面をとらえた写真の頃が輝いていたなあという、女々した人が苦手で。

7.くちづけ

横たわる君に最後のくちづけを。ただ水だけがほとばし落ちる。

これはたまたまそういうビデオを見ていたんですよ。外国なんですけど、死んだ子供を棺桶に入れる父親が、泣きながら何度も子供の死体にキスするんです。僕も泣いた。

8.風鈴

現代の若者たちは風鈴を知っているのか?見たことあるか?

風鈴て現存するの?

9.菊

過ぎ去ったその日を拒むかのように床に散らばる菊の花びら

織田信長のオヤジの葬式シーンですね。

10.【怪談短歌】

通り過ぎ、振り向く顔も気にかけず足早になる。何か言ってる。

これも変態的な夜中です。