金で買える幸せ

生存するために生活費は稼がないといけないんだけど、お金がたくさんもらえるからといって働く意欲が湧くかと言うとやはり全然だめだということを労働してみると改めて実感する。オーストラリアに来て「仕事はクソだけど金はいい」などという話を色々な人から何度も耳にした。日本人に限らず韓国人やイタリア人など口を揃えて同じことを言う。カナダにいた時も「金がいいから」と言って一生懸命働いている人たちがたくさんいた。カナディアンでさえ「仕事に興味なくても給料が良ければ楽しい」みたいなことを言う。彼らは消費したり貯金したりしていた。

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僕自身もただ生存のためだけではなく、実際には他の使途(旅行とか)のためにお金を貯めないといけないんだけど、かといってそのために頑張れるとかやる気が出るかというと全くそんなことはない。うんこするだけで2億円あげるとか言われたらさすがに頑張るかもしれないけれど、普通に労働して対価を得るだけなんて全然やる気がでない。お金があったらやりたいことができるとか欲しいものが買えるとか、そういうのは無くはない。余っているお金があればMacBook買うだろうしもっと旅行もするだろう。でもそのために働きたいなんていうほど欲はない。お金なんてあっても全然大したことない。2兆円が手に入って一生働かないでよくなるとなると話は別だけど、普通にお金もらって喜んでる人はいったい何なのだろう。物欲が激しいのだろうか。

会社員の頃は人並みに収入があり、使い道がなかったから年に3回とか海外旅行をしながら10万単位で全然いらない服とか鞄とか身の回りのもの買いまくっていても年間100万ぐらい余った。ボーナスとか丸々使わずそのまま残っていたことも多かった。生活費は今の倍以上かかっていたんじゃないだろうか。そんな生活は全然大したことなかった。お金の心配はしなくてよかったけれど、あの頃に戻りたいなんて全く思わない。その程度のはした金で買えるものなんてたかがしれている。そんなものに価値は見出だせない。ただ無駄遣いが増えるだけ。金で買える何かで効用を満たすことができる人は、そしてその金を得る手段があるならばそれだけで大いに幸せだと思う。