「本棚の10冊で自分を表現する」と自分史になった

出遅れ気味。いまいち主旨がわからなくて、とりあえず他の人のブログなんかを見ていると今まで挙げていないような本を挙げていることが多いっぽい。ただ僕はそれほど本を読まないから今まで書いた読書感想文の本とどうしても被ってしまう。とりあえず時系列で、というのは読んだ順番になるべく今まで挙げなかったような、その時期を代表する本を並べてみた。

他の人の「本棚の10冊で自分を表現する」は以下にけっこうまとまっています。

 

仮面の告白-中学時代

仮面の告白 (新潮文庫)

仮面の告白 (新潮文庫)

 

初っ端から以前に触れたもの。僕が初めて自分の小遣いで買った小説がこの三島由紀夫の仮面の告白だった。中身も作家のことも全く知らずに中学生の頃に買って読んで散々な目にあった。こんな変態な内容は予想していなかった。当時抱いた感想は「小説ってこんなあけすけに性的な表現するんだ」っていう驚き。それも決して興奮するようなものではなく、むしろきつかった。

太宰治事典-高校時代

太宰治大事典

太宰治大事典

 

高校生の頃に太宰治の新潮から出ている本は全部集めて読んでいた。その延長で買ったのがこれ。誰がこんなの読むんだ。買ったはいいけれど全部読んだりはしていない。値段見て驚いた。こんなに高かったっけ。当時太宰治にハマりすぎていてyondaでもらえる太宰治ウォッチを持っていた。そして当時の彼女にあげた。いらんやろ。でも高校生ってそんなもんじゃないかな。違うか。太宰治はいろんな本を読むきっかけになった。彼が尊敬していた芥川龍之介、森鴎外、チェホフなんかも読むに至った。

金持ち父さん貧乏父さん-高校時代

金持ち父さん貧乏父さん

金持ち父さん貧乏父さん

  • 作者: ロバートキヨサキ,シャロン・レクター(公認会計士),白根美保子
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2000/11/09
  • メディア: 単行本
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某ネットラジオでこの本の話題が出ており、本に出てくるキャッシュフローゲームの「ラットレースが楽しくてやめられない」っていう話があったり、そういうきっかけだった。高校生の時にビジネスとか金融とかに軽い好奇心を抱いたのはこの本がきっかけだったと思う。本自体が面白いとか正しいとか参考になるっていうよりは、本当にただきっかけになるもの。著者の考え方に賛同できるかどうかっていうのはまた全然別の話。

美人ブス投票入門-高校時代

美人(ブス)投票入門

美人(ブス)投票入門

 

株式投資の入門書。これも高校生の時だったと思う。小難しい話抜きで「株の世界ってこんなにエキサイティングなんだぜ」という雰囲気が楽しめる。僕自身はお金もなくて株式投資なんかまともにやったことないんだけど、読み物として笑えた。株をテーマにしたギャグの本だと思えなくもない。金持ち父さんの延長で読んだこともあり、大学は経済学部に入って高校〜大学ぐらい金融・投資に興味を持ち、そんな延長で就職もした。

ナイン・ストーリーズ-高校時代

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

ナイン・ストーリーズ (新潮文庫)

 

これを読んだのも高校生の時だったかな。ちゃんと小説も読んでいました。サリンジャーにドハマリしたっていう話はこのブログに何度も書いているんだけど、高校〜大学ぐらいでいわゆる出版されているグラースサーガは全部読んでいた。僕は「小舟のほとりで」っていう短編が好きだった。太宰治とかサリンジャーが好きっていうと実に青臭い感じがするかもしれないけれど、当時は本当に若かったこともあり、そういう子供や若い人の心情が忠実に描かれているものにすごく惹かれた。

ウェブ進化論-大学時代

ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

ウェブ進化論――本当の大変化はこれから始まる (ちくま新書)

 

ウェブ進化論ってなんだったろうっていうのはさておき、この本は単純にすごく面白かった。この本を読んで欲しいのは僕達若い世代ではなく、今まさに社会を牛耳っている老人たちだ、と思っていた。これを読んだのは大学生の時。僕らにとって当たり前だったことがどれぐらいすごいことなのか、世間に向けて書いているような内容だったと思う。ここではGoogleやAmazonが紹介されているけれど、その後facebook、Twitter、YouTube、Evernoteなんかが出てきてwebはどんどん新しい方向に進化していっている。しかし日本はいまだに変わりません。TVCMが有効だったり。

破綻した神 キリスト-会社員時代

破綻した神キリスト

破綻した神キリスト

 

きっかけは確か極東ブログ。聖職者だった著者が棄教に至った経緯のようなものから聖書の矛盾、そもそもキリスト教の預言とはなんだったのか、そういったことが書かれていたように思う。前過ぎて内容をはっきりと覚えていないけれど、カラマーゾフの兄弟を読んだ後でこれを読み「イワンの言ってることと同じじゃん」などと思っていた。僕は聖書を読んだこともなければキリスト教徒でもなく、ただの興味の対象としてこの本を買って読んだ。

[書評]破綻した神キリスト(バート・D・アーマン): 極東ブログ

えーえんとくちから-会社員時代

えーえんとくちから 笹井宏之作品集

えーえんとくちから 笹井宏之作品集

 

最近ブログ上で短歌のイベントに参加したりしている。そもそも短歌というものに具体的に触れるようになったのはこの歌集からだった。これを読んだのも会社員の頃であり、名古屋に住んでいた当時にon readingという本屋で紹介されているのを見て購入した。表紙の帯に書かれていた歌にすごく惹かれたのが購入のきっかけ。

拾ったら手紙のようで開いたらあなたのようでもう見れません

シャンタラム - 会社員時代?

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)

シャンタラム〈上〉 (新潮文庫)

 

これを読んだのは会社員の頃だったかな、辞めた後だったか忘れたけれど、大阪でやっていたシェアハウスに住んでいた頃に読んでいた。旅行本、ではないんだけどオーストラリア人の主人公がインドのムンバイで生活する話。ガイドに連れ回されたりマフィアの子供の英語教師として雇われたり、刑務所に入れられたりヘロイン中毒になったり、これ以上本の内容をバラすのはもったいないから「こういうのが好き」っていう人は読んでみてください。とても真似できないと思った。

持たない幸福論-現在

これは今年旅行中に読んだ本。ここで書かれている内容は、世の中にもっと広くよく知れ渡ってほしいと思った。特に保守層。著者自身が多様な生き方を肯定する非常にリベラルな人であり、必ずしも著者に賛同する人だけが読んで万々歳っていうファンブックではない。日本社会で、より楽に幸福に生きるための色々な答え、ヒント、きっかけになるような何かが散りばめられている。困った時、悩んだ時、もやもやするときに辞書のように引きたい本でもある。

とりあえずこんな感じ。今現在本棚の前にいないため、写真はありません。