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はてな題詠「短歌の目」11月

1. シチュー

「この曲はシチューのCMだったっけ?」「うん。でも今はエレクトロだね」

2. 声
「お客様、失礼ですがお引き取り…」声色にある表の気持ち

3. 羽
足元に舞い落ちる羽。見上げると微笑みながら遠くへ行った

4. 信
膝を着き、まぶたを閉じて、手で覆い、ほのかにささやく僕の信仰

5. カニ歩き
「普段からこうなんだよ」とカニ歩き「いや、それはないでしょう。さすがに」

6. 蘭
靴下に縫いつけられた蘭の花。歩む道まで違って見える。

7. とり肌
あの頃は車の上で輝いて見えた。どうした鳥肌実!

8. 霜
何度でも吸い込みたくなる。限られたそのひとときを霜日和と呼ぶ

9. 末
末端の眠ってしまった細胞を呼び起こすのも末端の役

10.【枕詞】ひさかたの
ひさかたのむこうにいってしまわれた祖父は元気にしてらっしゃるか