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身体中に重りがついているようにひどく沈み込む。歩行したり手足を動かすときもその重りが地面を引きずり、振り払おうとしても解けず、意識しないようにしても重さを感じ、頭の中から払拭できないでいる。気分を変えることができない。それが、場所を変えても残りそうで、急に周りのことを気にしてしまって、あの感覚は一体どこに行ったんだろう。落ち込んでるな。どこに行けば、どこで何をすれば、今思うことは天照大御神のように天の岩戸に隠りたい。お隠れになりたい。そこからはどうやっても出てこれないだろう。ずっと、一人でいる時間がなかった。人間は本質的に独りだから、そのことがずっと身体にのしかかっているのかもしれない。人は独りでしか生きていけない。意識的に遠ざかっていたつもりだったけれど、全然足りなかった。家に帰ったら何日かはずっと誰もいない時間を過ごそう。