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初心者向け、海外旅行のはじめかた

旅行

「世の中は広い」なんていう言葉は誰もが知っている。しかし実際にその広さをどれぐらいの人が実感しているだろうか?「自分の知らない世界がある」そんなことは百も承知であり、テレビやネット、友人の話を聞くだけでもそれを垣間見ることができる。世の中には知らないこと、理解できないこと、それどころか見たことも聞いたこともないことがたくさんある。そういったものは、確かに本を読めば書いてある。ニュースで毎日報道されている。ネットにいくらでも書いてある。誰かを通じて得た情報だけでわかることはたくさんある。それで十分だと思うかもしれない。しかし、それだけでは決してできないことがある。それは実感することだ。直に見て、その音を聴き、臭いを嗅いで、味を確かめ、肌で触れる。自分の感覚器官で直接感じるということは、頭で理解することと全く別のことだ。自分の目で見てみたいと思わないだろうか?

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ドゥブロヴニクは海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影場所になった

本やテレビ、ネットを介して情報を得るということは、電話越しで対話をすることに近い。それは便利である反面、実感が伴わない。実際に会って話してみたいと思わないだろうか?思ったなら、どうすればいいか。ただ現地へ足を運び、世界と直に対話をするだけだ。幸いなことに、僕らは同じ惑星に住んでいる。パスポートを取って飛行機に乗れば、往復1万円以内でも海外へ出ることができる。手段はいくらでもある。あとは興味と、そのやり方を知ればいい。そしてそのやり方というのは実に簡単だったりする。

 

誰でもできる、海外旅行

「でも海外旅行なんて」

と思う人が意外と多いことは知っている。僕は中学2年生の頃ハワイへ行ったきり、その後26歳まで海外旅行をしなかった。パスポートは切れていた。学生の間に海外旅行しようと思えばできたけれど、お金がかかると思っていたし、めんどくさくてそこまで興味もなかった。でももし学生時代に今ぐらい知識があれば、間違いなく行っていた。それは、そんなにお金もかからないし思った以上に簡単なことだった。「めんどくさい」「あまり興味がない」と言いつつも東京や北海道に行くぐらいの気軽なノリで香港や台湾、タイ、フィリピンぐらいに出かけることができる。ご存知かも知れないが、ピーチやエアアジア、ジェットスターなどのLCCは頻繁にセールをやっており、大阪から香港まで片道2,000円、台北まで3,000円で行けたりする。この金額は東京ー大阪間より安い。

Peach航空

「アジアにはさほど興味がない」

という人も多い。ではヨーロッパまで行くのにいくらぐらいかかるだろうか。少し検索してみよう。例えば、イタリア、ローマ。今年(2016年)の5月、羽田発で検索してみると、なんと驚くことに43,000円からある。ローマですよ?しかもこれはホテル代を含めた値段だ。ただこのツアー自体2泊5日という強行スケジュールだから、これが楽しいかどうかはわからない。そしてローマまで行くのにさすがに「北海道のノリで」行くことは難しい。それでも「思ったほど高くない」ということは理解していただけたと思う。

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「安いのはわかった。でも面倒くさい、海外のことなんてよくわからない」

行きたいところが思いついても、やり方がわからなくて躊躇する人は多い。だったら簡易ツアーを使えばいい。これは添乗員の後ろをついて団体で観光地を周るいわゆる「ツアー」とは違い、航空券やビザの取得、ホテルの予約を代わりにやってくれるだけでガイドは付かない。先ほど検索したローマも「簡易ツアー」であり、一般的にはHISなんかが有名だ。簡易ツアーの魅力は手軽で安く、自由なところだろう。予約の手間も英語も必要ない。空港からホテルまでの送迎が付いた簡易ツアーも珍しくない。観光地も一緒にツアーで周りたければ、追加料金で選べるプランがある。先ほどのローマであればコロッセオやバチカン美術館を周るオプションツアーがあった。これらを追加すると値が張るものの、手軽であることは確かだ。海外旅行はたいていツアーからスタートする。僕自身もそうだった。これだったら簡単でしょ?

ツアーの検索ができる

自前で簡易ツアーをやっている

英語はどの程度必要?

「でも英語しゃべれないし」

英語が喋れないと海外旅行できないと思っている人は多い。旅行するにあたって英語がどれぐらい必要かというと、実はほとんどいらない。英語を使う場面は実際はかなり限られている。どうしても英語で話さなければいけない時というのは

①入国
②空港からホテルまで
③ホテルでチェックイン
④レストランやお店など
⑤トイレを聞く時

これぐらいだろう。もちろん話せるに越したことはないが、この5つだけ知っていればまず困ることはない。そしてこの5つだって、英語がわからなくてもなんとかなることが多い。

①入国について、最近ではほとんど何も聞かれないままパスポートにスタンプだけ押して素通りすることが多い。何か聞かれてわからなければ「サイトシーイング(観光)」だけ言っていればいい。厳しい国でなければ「わからない」っていう顔をしていればそのまま通してくれる。国によって差があるため、入国のしやすさも事前にチェックしておけば安心だ。イギリスやイスラエルは厳しくて有名であり、アメリカやカナダもいくつか質問された。それ以外はだいたい素通りだった。

②空港からホテルまで、送迎サービスを利用しなければ公共交通機関、もしくはタクシーを利用することになる。公共交通機関の利用の仕方については地球の歩き方などのガイドブックに載っており、その通りにやればいい。タクシーでは多少会話が必要だが、ホテルの名前と住所などをプリントアウトするかスマートフォンで表示し、ドライバーに見せて指差すだけで十分だろう。ガイドブックには比較的安全なタクシーなども載っており参考になる。

③ホテルのチェックインで必要なことは、パスポートを渡してお金を払うことだ。それだけで鍵はもらえる。それ以外に朝食付であれば食べる場所はどこで、何時から何時までか、what time ブレックファーストで通じる。セカンドフロアーと言っていれば2階でグラウンドフロアーと言っていれば1階だ。チェックアウトについてツアー組であれば旅行代理店に確認できる。自分で予約していれば予約サイトに載っているだろう。ほとんど会話は必要ない。

④外食するときも英語はほとんど必要ない。メニューを指差してあとは数を伝えるだけ。細かいオーダーが必要な店には入らない方が楽だろう。ガイドブックに料理の写真と現地語の名前が載っていることも多く、それを指差しても有効だ。おみやげ屋でも同じだ。値段は大体書いてある。値段の表記が無い店で物を買うなら多少のコミュニケーションは必要になる。

where is トイレで十分。

行くところによっては観光地の人が日本語慣れをしており、英語なんて全く必要ないところもある。逆に、英語自体が全然通じないところだって多い。僕が旅行するようになった時、英語力は中学レベルだった。それ以下でも全然いける。でも話せて損はないため、その後少しだけ勉強した。

旅の指さし会話帳mini英語

旅の指さし会話帳mini英語

 

僕は使ったことないが、指差し英会話は定評がある。各国語版が揃っている。

海外は安全か?

「でもやっぱり海外って危ないでしょ?」

日本が世界一安全だと思っている日本人はおそらく多い。現実はどうだろうか。海外において危険なケースというのは確かにある。まず、危ない場所にいくこと、次に、女性一人、最後に夜出歩くこと。この3つが揃えば事件に巻き込まれるかもしれない。しかし、よく考えてみてください。それ日本でも同じですよね?つまり、危ない場所を避け、女性の一人歩きを避け、夜出歩くことを避ければ海外で事件に巻き込まれることも少ない。注意しなければいけないのは、3つとも避けようってところだ。男性だからといって危ない場所に行けば危ない。女性2人だからって夜出歩けば危ない。「危ない場所」というのは治安の悪い、ガラの悪い地域という意味で、そういう場所はどこの国にも多少ある。ガイドブックや外務省のサイトなどに載っているから出かける前に見ておこう。それ以外は、いたって平和です。びっくりするぐらい平和。海外だって日本と同じ。

僕は海外で危ない目にあったことがない。それどころかスリやひったくり、置き引きや騙されたりということもない。運が良かっただけかもしれないが、基本的には身の回りに注意し、興味本位で危なそうなことに近寄らなかった。その心がけが一番安全を保証する。

自分でできる、海外旅行

「旅行会社を利用したくない」

と思う人も中にはいるかもしれない。特にツアーに組み込まれているホテルというのは、ヘンピな場所にあったり良いホテルじゃないことも多い。「良いホテルを自分で選びたい」という人は多いだろう。これもめちゃくちゃ簡単にできる。英語も必要ない。

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何はともあれBooking.comだ。ホテルの予約はこれだけで十分だろう。世界中のホテルを検索して予約することができる。外観やロビー、部屋の中の写真までたくさん載っており、ホテルの場所を地図で確認したり、サービスや設備(プール、ジム、朝食、wi-fiがあるかなど)実際に泊まった宿泊客からの評価なども確認することができる。ホテルによっては空港や駅からの送迎サービスを行っているところもあり、事前にチェックしておけば空港に着いてからホテルまで一直線に進むこともできる。Booking.comは僕も5年以上利用しており、今では日本語にも対応してこれより使いやすいところを知らない。利用するにはクレジットカードかデビットカードが必要になるため、持っていない人は予め用意しておこう。

航空券を予約するにはエクスペディアやスカイゲートなんかが手軽だろう。航空券とホテルとセットで予約すると安くなるセールもやっている。また、現地の観光ツアーもここで予約できるため、パックツアーを利用しなくてもここでまとめて予約すれば、決済が一括で楽になる。

「安い航空券だけを買いたい」という人がいれば、スカイスキャナーが世界中で愛されている。スカイスキャナーについては検索がメインであり、予約するにあたっては一部英語が必要になってくる場合もある。

https://www.skyscanner.jp/

入国にあたり、ビザが必要な国がある。旅行代理店などを利用しない場合、自らビザの申請をする必要がある。アメリカだとESTAと呼ばれる電子認証システムがあり、オンラインで手続きをする。オーストラリアにもETAという電子入局許可の取得が必要となりESTAと同様ネット上で申請をする。ほとんどの国はビザ不要だけどインドやブラジルといったメジャーな国でビザが必要になることもあるため、自分で旅行する人は事前にチェックしておこう。ちなみに僕はESTA、ETAはやったことがあるけれどビザの申請はしたことがない。インドへ行く際には代理店に頼んでやってもらった(5,000円だった)。

パスポートは持っている?

海外旅行に必要なものとは一体なんだろう。それはパスポートとお金だ。パスポートを持っていないという人にも今まで結構会ってきた。パスポートはどうやれば取れるのか。それは都道府県の旅券事務所というところで発行している。自分の住民票がある都道府県でなくてもいい。僕がパスポートを発行した時、住民票は京都にあったが名古屋で発行した。ただし、パスポート発行に必要な書類というのは住民票がある都道府県で揃えなくてはならない。必要な書類とは何か、

  • 戸籍謄本
  • 住民票の写し
  • 証明写真(パスポートサイズというのがある)
  • 身分証(免許証・もしくは顔写真入の身分証)

また、発行にあたり手数料が必要になる。10年有効なパスポートが16,000円、戸籍謄本などを取るにもお金が必要なため、パスポート取得に必要なお金は合計で2万円ぐらいだろう。

詳しくは外務省のサイトに記載されている。

海外旅行保険は必要か?

旅行代理店を利用すると、必ず海外旅行保険を勧められる。入る入らないは自己判断になるが、クレジットカードを持っていれば利用付帯か自動付帯の海外旅行保険が付いていることが多い。保証内容はカードによって異なるため、自分のカードを確認してもらう必要がある。また、僕自身は旅行保険であれカードの保険であれ、請求したことは今まで一度もない。滅多なことでは使わない。年会費無料で作れるカードにも、利用付帯の旅行保険が付くカードはあるみたいだ。カードか保険に加入するか、それとも無保険で行くかは自己判断になる。カード一枚持っておくのが無難だろう。

海外旅行が厳しい人

ここまで煽っておきながら、やはり海外旅行が向かない人というのは確かにいる。自分がそれに該当すると思った人は、ごめんなさいとしか言いようがない。

  • 飛行機に乗れない
  • パスポートが取れない
  • 全然お金がない
  • 全然休みがない

さて、準備は整っただろうか。行きたい場所がわからない?参考までに僕が今まで旅行中に撮った写真を載せておこう。

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ホーチミン(ベトナム)

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ニューデリー(インド)

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ハバナ(キューバ)

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クラクフ(ポーランド)

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モスタル(ボスニア・ヘルツェゴヴィナ)

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カオサン(タイ)

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メスキータ(スペイン)

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ジャマ・エル・フナ(モロッコ)

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ペトラ(ヨルダン)

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嘆きの壁(イスラエル)

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ベツレヘム(パレスチナ)

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アクロポリス(ギリシャ)