日常日記

様になる汚さ

掃除が嫌いという人はいても、汚い部屋が好きという人はあまりいないだろう。しかし僕はその汚い、散らかった部屋でもその散らかり方次第で様になるという事を知っている。それは視点というか、感覚というか、皆が皆同じものを見て同じように思わないかもしれない。例えばこちらの写真なんかはどうだろうか。

Last Days in Brooklyn | Flickr - Photo Sharing!

この部屋はどう形容しても汚い。高級さというのは微塵も感じられない部屋であり、ソファベッドは薄汚い色で床には飲み残し、ゴミなどが散乱している。しかし汚さとそこにいる人が全体として調和している、様になっていると思わないだろうか。もう一枚ある。

Softest Summer (Sleepies) | Flickr - Photo Sharing!

こちらはもっとひどい。いわゆる汚部屋と言われてもしょうがない部屋で、先ほどの写真に比べても許容できる人は少ないかもしれない。ただ汚いだけだと確かにそうなんだけど、汚くて安っぽくてボロい部屋の中でもカーテンであったりそこから漏れる光であったり、インテリアであったり布団カバーであったりそこで寝ている人であったり、散らかっているものであったり、そういうものを総合的に見て、一枚の絵として調和している。これは見方によるものである。写真で見るから許容できると思うかもしれないが、おそらくこの部屋を訪れたとしても同じ感想を抱くだろう。ただそうは言っても、様になる汚さは絵的に様になるだけであって、現実として汚いことに変わりはない。

これらはオリビア・ビーというフォトグラファーの作品であり、興味があれば公式サイトでもFlickrでもたくさん見ることができる。最近新しい写真集が出た。

MacBookの情報が大体出揃った模様

去年この新型MacBookが発表されて話題になった。MacBook Airよりもさらに薄くRetinaディスプレイ12inch、新しいキーボードとファンレス、そして15万するお値段。スペックに不安があったことやUSBポートが1個しかなく尻込みして購入を踏みとどまった人も多かっただろう。僕もそうだ。そして1年間スペックアップを待っていたら4月19日に発表され、もう販売されている。

スペックについてはCPUのチップが変わったぐらい。バッテリの持ちとベンチマークスコアが向上していることが発表されている。

それ以外に新色のローズゴールドが追加された。iPhone6sやSEに合わせた形。iMac初期にiPodミニとカラーバリエーションを合わせたのと同じ方針だろう。

金無いんだが、現在使用しているMacBook Airも6年目になりバッテリ2時間しか持たないとかいまだにUSB2.0だったり、常に買い替え時だと感じている。Chromebookなら3万ぐらいで買えるものの、RAW現像の環境としては厳しい。MacBook欲しい熱は臨界点を突破しようとしてる。貯金の習慣がない国の人たちは金があるとすぐに衝動買いして使い果たしてまた働くそうだが、それは社会福祉が充実しているからなのか、働き口が抱負だったり労働意欲に燃えていたり就労が簡単だったりするからだろうか。金はないけれど働きたくないけれどMacBook欲しいなんて虫のいい話は通らない。

短歌

因縁を振り払おうと、しがみつく空を飛んでも砂漠が続く

引き続き、コミュニケーションの話

3回目に渡るコミュニケーションの話。とにかく話しかけられたりするのがつらい。目が合ったり挨拶されたり意識されるだけでもつらい。意識っていうのはそんなに大きな意味ではなく、存在を認識されるだけでつらい。例えば、最寄りの喫茶店であったりコンビニであったり服屋であったり何かの店であったり、そういうところで店員と話したりすることがある。何か聞いたり世間話をしたり質問をしたり、そういうのは平気だ。でもそういうのが一度あると、もう訪れたくなくなる。大抵の人であれば一度話したことがある人の顔をおぼろげながらも覚えており、次からは初対面の時よりも親しみを持って接してくれる。これがすごく苦手。あの時は気まぐれか必要があって話しかけただけだから、普段はそっとしておいてほしい。自分に対して無意識であってほしい。その他大勢、もしくは空気みたいな存在として、できれば人としてカウントしないで欲しい。顔を知っている誰か、個人として認識されることにすごく抵抗がある。だから、一度仲良く話してしまった場なんかにはすごく行きづらい。そういう相手、人とはもう会いたくない。人との距離を縮めたくない。そういうことを今、図書館の職員と少し会話をして思っていた。もうこの図書館に来たくないな―だってもう相手は「この人前に話したことある」程度には認識してしまうから、話しかけられたら返事しないといけないだろうし無視するわけにもいかなし、挨拶とか目が合ったら微笑み返したりとか、そういうの全部面倒くさい。現実として相手がどう思っているかなんていうのは関係なく、単に自分がそういう風に考えてしまうから面倒くさい。相手が機械だっらすごく楽だ。こういうの前にも書いていた。

この日常日記では同じネタばかりを扱ったりその後の経過をつづったりしている。