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世界遺産ではない、旅行で訪れた珍しい場所

旅行

最近は佐藤健寿について調べまくっており、自分もなんかそういう旅行がしたいと思った。観光客が押し寄せるような観光スポットではないところ、世界遺産になっておらず人がたくさん来ていない変わったところ、ファンや通だけが知っているような奇妙なところを訪れてみたい。しかし思い返してみると、今までの旅行で何ヶ所かそういうところを訪れていたような気がする。旅行中にはそんなこと全然意識していなかった。ただ有名じゃないだけで奇界遺産とはとても呼べないが、旅行中に訪れた珍しい場所を集めてみよう。

 

ノバフタ(ポーランド)

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クラクフ中央駅から東へ向かうトラム4番に乗り20分ほど、11番目の停留所「Plac Centralny im. R.Reagana」で降りる

ノバフタはポーランドが社会主義の時代、ウラジミール・レーニン・スチールワークスという工場を中心とした鉄鋼で栄えた街だそうだ。特にそのソビエト風建築物が特徴的で、近くの古都クラクフなんかとは全くタイプが異なっている。ソビエト風の建築というのは直線的かつ機能的な雰囲気であり、ヨーロッパ特有の装飾過多な美術品のような建築物とは対極にある。このあたりには第二次大戦時の戦車や変わったデザインのカトリック教会などがあった。

アンジェイ・ワイダというポーランドの監督が1978年に「大理石の男」という映画にてカンヌ国際映画祭パルムドールを受賞したが、その映画のロケ地でもあったらしい。 

大理石の男 [DVD]

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大理石の男 - Wikipedia

Nowa Huta - Wikipedia, the free encyclopedia

Kraków/East – Travel guide at Wikivoyage

スレブレニツァ(ボスニア・ヘルツェゴビナ)

https://www.instagram.com/p/4bdCfphvLQ/

首都サラエボのバスターミナルからバスで約4時間

ここは1995年当時、ボスニア紛争の中で6000人以上の虐殺があった場所だ。観光で訪れるようなところではなかった。ポトチャリという場所で降りると慰霊碑と墓地が広がっている。その向かい側にはスルプスカ共和国軍によってボシュニャチ(ボスニア人ムスリム)が収容されていた建物が残っている。紛争当時小学生ぐらいだった生き残りのボシュニャチがガイドをやっており、当時の話を伺うことができるがたった20年前の出来事で生き残りのガイドと言ってもまだ30歳前後であり、終始俯いていた。心の傷も深く残っているようで、まともに話を聞き出そうなんていう気にはとてもなれなかった。村がある場所には現在セルビア人が住んでいる。

スレブレニツァの虐殺 - Wikipedia

ハイデルバーグ(アメリカ)

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デトロイト中心部からタクシーで10分

廃墟が広がるデトロイトの街の一角がアート作品に作り変えられている。ハイデルバーグプロジェクトというのがデトロイト生まれのタイリー・ゲイトンという一人のアーティストによって1986年から始められた試みで、廃墟やそこら中のスクラップ、ゴミなどを集め、モニュメントのように飾ったりペインティングされている。1991と1999年に政治的理由で部分的に撤去されているらしいが今なお活動は続き、この地域も残っている。治安が良い場所とは言えないため、行く際には十分に注意した方がいい。公式の注意書きにも「高価な服装なら車から離れるな」「歩いて行くなら十分注意してくれ」「車かタクシーを推奨する」という風に書かれている。

行っておけばよかった場所

エルサレムを訪れた際に「弾薬の丘」という場所に行くかどうか迷って結局行かなかったが、今思うと行っておけばよかったかもしれない。第三次中東戦争の際にイスラエル軍がヨルダンから勝ち取った場所らしく、当時の塹壕が残っている。

Battle of Ammunition Hill - Wikipedia, the free encyclopedia

チェコにある「テレジーン」という場所も行こうかと思ったがやめた。プラハからも遠くなかったため行っておけばよかった。テレジーンはナチスの強制収容所であり、全体の形が変わっている。

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テレジーン - Wikipedia

ここに挙げたのは行った場所も行ってない場所もアクセスが良く、一般的な知名度もそこそこあり何よりもガイドブックに載っているため佐藤健寿の紀行に比べると全然大したことない。奇界遺産のようにパッと見わかりやすく誰が見ても面白いということもない。ただいずれも世界遺産ではなく、観光客が少ないというだけ。

これから旅行するにあたっても、ただ有名なところを周るだけでなく何か思うところがあったり、興味を持ったり、現地の人に教えてもらえるようなところがあれば訪れていきたい。むしろこれからはもっと、地元では有名でも旅行者にあまり知られていないような場所に訪れてみたいと思う。