フォトグラファーズ・イン・ニューヨークが見たい

トレーラーの通りニューヨークに住み、ストリートスナップを中心に活動する15人の写真家を扱ったドキュメンタリー映画だそうだ。7月公開予定だけど劇場はまだわからない。予告編を見るだけでも、彼らの写真を撮る姿勢がすさまじいとわかる。真似できない。そしてあのやり方というのがいかにも外国人らしい。日本だと周りを気にしたり批判を気にしたりするが、彼らは「関係ねえ」と言わんばかりに非難されようが嫌がられようが捕まろうが危険であろうが飛び込んでいる。

しかしそこに、日本のジャーナリズムにあるような気持ち悪さは感じられない。どういう違いがあるのだろう。よく日本のマスコミが被災地などにおける取材の姿勢を批判されているが、やっている事自体はそう変わらない。どこがどう違うのか、その一つは正当化にあると思う。日本のメディアの姿勢としては、視聴者に伝えるためとかそういった正当化の姿勢が見受けられる。本当は数字を稼ぎたいため、商業的に成功したいだけなのに、報道の精神やその正当性を語る。他人の顔色を窺って、自らの活動を肯定されたがっている。外国人の姿勢を見ていると、批判されようが文句を言われようがただやりたいからやるだけといった自分の意志が見られる。他人がどう言おうと「クソ喰らえ」と言わんばかりに。それは言い方を変えると他人のせいにしていないと言える。そんな印象だけでなくもっと踏み込んだところを映画で少しわかるかもしれない。

 

原題は「everybody street」であり、2013年に既に公開された映画のようだ。

オリジナルは英語だが$4.99で48時間ストリーミング視聴、$12.99でダウンロードできるみたいだ。ロシア語スペイン語フランス語なら字幕がある。日本語字幕が欲しければ7月以降の劇場公開を待つしかない。AmazonでもインポートのDVDが売っている。送料を含めたらダウンロード版と同じぐらいの金額だった。

※Amazonビデオに字幕版が追加されてました

映画とは関係ないけれど、写真の撮り方について一度真面目に勉強しようかと考えたことがあった。学校に行くのはお金がかかり、ただ通うだけだったり卒業するだけで技術を身につけなければ意味がない。英語でもWebでも同じだけど、学ぶ環境、学ぶために必要な手段というのは学校以外にいくらでもある。まずは本なんかを読んで地道に独学で勉強してみようと思った。実は写真についても英会話のようにオンラインで授業をやっている人がいる。そういった形で課題、提出、レビューといった学校で学ぶようなことも今はできるらしい。詳しくは調べていないけど、前にそういう広告を見た。

さあ、写真をはじめよう 写真の教科書

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