メルカリを利用してみた(出品編)

現在いらなくなったものをどんどん処分している最中で、売れそうな本やDVDなんかはAmazonのマーケットプレイスに出している。着ない服や靴も処分してしまおうと思っていろいろ調べていた。処分先としてはブックオフや古着屋、ZOZOTOWNに引き取ってもらうという手段があった。これらは二束三文のまさに引き取りサービスであり、本やDVDと同様にそこそこの値段になる物は売ってしまおうと思い、ちまたで話題の(出遅れ気味だが)メルカリに手を出してみた。

例えば、はるか昔ハワイで購入したコンバース・オールスターの星条旗柄がある。30越えてこの柄を履くのはなかなか勇気がいることであり売ってしまおうと思って相場を見てみたら、5,000〜10,000円の間で取引されているではないか。こういうのを捨てたり古着屋に二束三文で引き取ってもらうのはさすがにもったいない。

 

今まで中古品のネット販売はAmazonマーケットプレイスとヤフオクしか利用したことがなかった。服なんかはヤフオクも検討してみたが、ヤフオクと言えばとにかくめんどくさい。自前で写真を用意して決済から郵送から何から全て自分でやらないといけない。さらに時間制のオークションシステムとその管理、閲覧者からの質問や評価のフォローなども加えるとめんどくさいことこの上ない。おまけに出品数が多すぎて商品が埋もれてしまう。さて、そんなヤフオクと比べてメルカリはどんなもんだろうか?

メルカリの独自性

これまでにも携帯やスマートフォン向けの中古販売システムというのは数多く出てきたが、ヤフオク以外に手を出したことがなかった。そんな中で何故今回メルカリを選んだかというと、やはり知名度だ。中古販売サービスが跋扈する中、ここに来てメルカリは大御所感が出てきた。その一つとして、ヤマト運輸との提携がある。「らくらくメルカリ便」という独自の配送サービスを築くまで漕ぎ着けた。ここまでやってのけた中古販売サービスを他に知らない。

らくらくメルカリ便

宛名書きの不要、全国一律の送料、匿名配送システムなど、郵送における手間とコストとリスクを省ける利用しやすいシステムにできあがっている。ファミリーマートでの配送受付も行っており、ヤマト運輸の営業所が近くになくても利用できる。ヤフオクにおけるめんどくささを考えれば画期的だ。やりましたね、メルカリさん。ただこのヤマトと提携した「らくらくメルカリ便」を必ず利用しなければならないということはなく、郵便局や他の配送業者などを選ぶのも自由だ。

ちなみにAmazonマーケットプレイスでも伝票はAmazon側が用意してくれる。商品の写真は既に用意されており、決済もAmazon経由で自動的に行われる。非常に使い勝手がいい。送料についてはAmazon側が一律に決めてしまっており、配送手段を自分で選択して送る仕様になっている。規定の送料を超えた差額は出品者が負担しなければならない。

Amazon\.co\.jp: Amazon出品サービス \- 小口出品サービス

出品してみた

さて、いざメルカリに出品してみた。まず、商品の写真は自分で撮らなければいけない。このあたりはヤフオクと変わらない。値段を設定して商品説明を書いて、配送手段を選んで、このあたりもヤフオクと変わらない。買い手がつくと手数料として価格の10%がメルカリに行く。このあたりもヤフオクと一緒だ。商品を載せると検討者から質問が来たり、追加の写真を要求されたり値段交渉がしょっちゅう来たりする。めんどくせえ!!ヤフオクと一緒だ!!

出品したばかりで今のところまだ一つも売れておらず、決済から配送の部分はやっていない。とりあえず登録から出品までの流れがこんなところだ。ヤフオクとメルカリの違いは、ヤフオクがパソコン時代に始まったことに対して、メルカリがスマートフォンのアプリを中心としたマーケットであることによる利用者層の違い、ヤフオクが期間を区切ったオークションシステムであることに対して、メルカリは期間がなく単純に値段を設定するという違い、決済システムや配送に独自サービスがあるといった違い、そんなところ、それ以外は大体同じ、同じくめんどくさいものであった。

メルカリに出品されている商品などを見ていると、ルールで禁止されている行為もちらほら見かける。利用者はまずルールを熟読し、サービス運営側は取り締まりを徹底してほしいものだ。

ルールとマナー

また、メルカリで商品を売るノウハウなんかを検索してみたら結局はヤフオクと同じことが書かれている。めんどくせー!今後商品が売れたら決済・配送編を書きます。

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