残り1ヶ月弱で何か変わったこともないだろうし、ここらへんで自分のブログから1年を振り返ってみる。
- 1月〜2月 オーストラリアの農場で勤労
- 2月〜3月 旅行
- 4月〜6月 オーストラリア凱旋
- 6月〜12月 日本でだらだら
- 旅行中心生活の終わり
- 2016年「ハマるべくしてこいつにハマったで賞」「まさかこいつにハマるとは思わなかったで賞」
- その他ブログで取り上げたもの
- 思うことをつらつら書いたもの
1月〜2月 オーストラリアの農場で勤労
この時期オーストラリアは夏であり、42℃という人生において最高気温を経験。去年の同じ頃はカナダで-27℃という最低気温を経験していたことを思うと感慨深い。日射病で何度も頭痛に悩まされる。一軒家に10数人住むという共同生活に限界を感じる。期限が迫っていたため余計に独りになることが待ち遠しくなる。
2月〜3月 旅行
人生において2度目の中期周遊旅行。スペイン、モロッコ、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ、ギリシャと計3週間で飛び回ったが、一番行ってよかったのはイスラエル。入国で別室送りになり、街中に銃を抱えた兵隊がいて、空港を出入りするだけでセキュリティチェックに遭い、特別な街だったが人は人だった。ガンガ以来の聖地巡礼。宗教と歴史についていろいろ考える。
4月〜6月 オーストラリア凱旋
バイロンベイ、ニンビン、ゴールドコースト、シドニー、メルボルンといった東海岸を回る。テントに泊まったり野宿をしたり、ホステルに泊まったりインドネシア人のアパートに住んだり。スウェーデン人、オランダ人、ドイツ人などとよく話した。オージーとも。シドニーはオーストラリア唯一の都会だった。街の中でアジア人と白人が均等に共存している風景が珍しかった。
6月〜12月 日本でだらだら
していた。京都に戻り、大阪に行ったり関東に行ったりはしていた。地元の友人や元同僚に会ったり、オーストラリアで知り合った人と再会したり、ブログ経由で人と会ったり、京都に来たイタリア人、オーストリア人の観光客と会ったりしていた。会ってばっかりだな。2年半ぶりの日本長期滞在だったが一瞬で元に戻った。
旅行中心生活の終わり
今年の後半はあってないようなものだった。今のところ自分は旅行している間が一番生きている実感を得られるらしい。違いがあり、変化があり、刺激がある。手間がかかってお金もかかってリスクも背負っているんだからそれなりの見返りというものだ。去年も1週間のキューバと1ヶ月の周遊旅行をしていたが、なんだかんだいってその1ヶ月ちょっとが他の11ヶ月足したよりも一番大きかった。もちろん旅行中も楽しいことばかりではなく、いいことばかりではなかったが、それも含めてといったところ。
これからはおそらく、そういうこともなくなってくるだろう。外国が滞在の拠点だった時期は終わった。もうお金や時間、体力がないということもあるけれど、それ以上に旅行慣れしてきた部分が大きい。ベトナムやチェコ、キューバ、ボスニア・ヘルツェゴビナ、イスラエルなど長年関心を抱いてきた場所をあらかた訪れ、他に行きたいところも少なくなってきた。旅行もそれ以外も、何か別の関心を見つけては育てていかないといけない。自分は目的も関心もない場所をぶらぶらするのが楽しいと思える方ではないから。
2016年「ハマるべくしてこいつにハマったで賞」「まさかこいつにハマるとは思わなかったで賞」
皆さんの2016年で「ハマるべくしてこいつにハマったで賞」「まさかこいつにハマるとは思わなかったで賞」がどうなってるか知りたい
— 緑川@でるとこ (@exitofgreen) 2016年12月3日
ツイートを見かけたので思い返してみた。
ハマるべくしてこいつにハマったで賞「高野秀行」
要素が要素であり、ハマる要素はふんだんに盛り込まれていた。ちょうど僕が「普通の旅行つまんなくなってきたなー」と思っていたときに普通じゃない旅行をしているこの人にはまった。10冊ぐらい本読んだ。
これまでにもハードな旅行記は深夜特急とか蔵前仁一とか読んでいた。これらの本もおもしろかったけれど、全ての旅先に明確な目的がなかった。高野さんの本を読んで感じたのは、旅そのものを楽しむというよりは、やっぱり自分も明確な目的を持った旅行をしたいということだった。全然真似はできないんだけどね。
次点としてはなんだろう。ハマったという程でもないけれど、写真と旅行繋がりで佐藤健寿、岡田斗司夫のニコ生とか。
まさかこいつにハマるとは思わなかったで賞「クレイジージャーニー」
ここ10年ぐらいずっと、まともにテレビを見ていなかったから、まさか一つのテレビ番組にハマるとは思わなかった。クレイジージャーニーは最近のテレビ番組らしからぬ人がたくさん出てくる番組だった。番組を盛り上げようという感じよりも、ゲストの話を興味深く聞くことに集中することで自然に番組が盛り上がる感じが非常に良い。
それにしても、いるもんだなーって人が本当にたくさんいる。それも大抵はその筋においての第一人者だったり、界隈では名のしれた有名人だったりするから、そんな人たちを全く知らなかった自分の世界がいかに狭いか思い知らされた。この番組は今後も是非深夜30分で続けてほしい。ときどき休んでもいいから今のクオリティを保って欲しいと思います。下手な小細工はこれ以上求めない。
その他ブログで取り上げたもの
- 不倫について思うこと
- 何故、人は承認を求めるのか
- レズ風俗とあきらめの境地
- 「若き写真家が見る歪んだ世界」シリーズがおもしろい
- 大人だって本を読んだら感想を書こう
- 快楽と依存の仕組み
- 生きる目的は何か
- 近い将来、当たり前になるテクノロジー
- 無料で学ぶ英会話「Speak Up Radio」がおもしろい
- 大麻解禁については、個人的には反対です
- 大人になってからの制服デビュー
- トランプ選挙についての意見が大体出揃った
思うことをつらつら書いたもの
- 生きるつらさに向き合うということ
- 利害関係を越えた関係
- いかにして人に迷惑をかけるか
- 芸術、ポルノ、商品
- コネ、人脈、繋がりの重要性
- 消費を乗り越える、自分だけのお金の使い方
- 子供を持たないということ
- いくつになっても若さを羨む
- コミュニケーションの代わりにシステムが機能してほしい
- 故郷で僕は、幽霊になった
- 理性と感情と、理想の人生
- 孤独感から逃れるには
おそまつ!