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「ちょっとそこのブログを見ているあなた」への返答

ネット

先日投稿フォームを設置して、「ちょっとそこのブログを見ているあなた」にひとことメッセージを募集したら何通か頂いた。順番に紹介していこう。

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1通目

行人の記事が印象的でした。これからも色んなネタでブログを書いてください。

行人の記事とは、夏目漱石の後期三部作「行人」について書いた読書感想文ですね。 これほぼ無反応だったのに、読んでくれた人いたんだ。夏目漱石の後期三部作というと「彼岸過迄」「行人」「こゝろ」になるんだけど、「こゝろ」しか知らなくて「こゝろ」しか読んだことないという人がほとんどだろう。夏目漱石を一通り読んだという人なら行人にも目を通しているかもしれない。どちらかというとマイナーな本になるのかな。ネットで検索してもあまり情報が出てこない。

夏目漱石の本の中で一番好きなのが「行人」なんだけど、それ以外に読んだ本が少ない。「こゝろ」「彼岸過迄」は読んだ。「吾輩は猫である」とか「坊っちゃん」は読んでいない。「門」は読んだような気がするけれど内容を覚えてない。「それから」も読んだような気がする。夏目漱石の本は青空文庫で全部無料で読めるから、気が向いたら読んでみてください。古い本の割に文章も簡単だから読みやすいと思う。

これからも色んなネタでって、何書けばいいんだろ。

2通目

やあやあ、いまなんの仕事してるんですか?

何の仕事もしてないっすね。貯金と身の回りの物を処分して生活しています。できればもう一生働きたくない、けれどそんな風にはいかないだろうな。今ひとつ応募しているところです。年明けに面接。

3通目

「カッコイイ」と「めんどくさい」は両立できるのか。「カッコイイ」と「努力」は両立なのか。「かっこ悪」はイヤなのだけど、それなら必然的に格好良さとか努力とか必要なのだろか。

このメッセージについては「返信不要」とあったんだけど「ブログ掲載可」になっていたから勝手に考えてみよう。

「カッコイイ」と「めんどくさい」は両立できるのか

この人は何をかっこいいと思うのだろう。かっこいいとは何か考えてみると、評価になる。評価には自分の評価と他人の評価がある。他人の評価については千差万別で、見る人が変わればどんな状態でも「かっこいい」になり得る。めんどくさがるのがかっこいい人にとっては「めんどくさい」も「かっこいい」になる。だからかっこいいかどうかは、「誰が」評価するのかがポイントになる。「自分」なのか「世間」なのか「特定の誰か」なのか。でも多分話の流れから見ると「世間」なのだろう。「世間」から「かっこいい」と思われたければ「めんどくさい」ことが必要になる、という話?

じゃあ「めんどくさい」って何なのか考えてみる。ここで言う「めんどくさい」は「めんどくさいから、やらない」という意味だろう。ではなぜ「めんどくさい」とか「ダルい」とかって思うのか。「やりたくない」からだ。やりたくないことをやる、やらなければいけないから「めんどくさい」。やりたいことをやっていれば、めんどくさくない。

だから結論として、「やりたいこと」をやっていれば「かっこいい」と「めんどくさい(からやらない)」も両立する。簡単な例で、勉強が楽しくてメキメキ上達して、頭良くかっこいいと思われるパターンとか。「めんどくさい」ことは何もやっていない。やりたいこととして勉強を楽しんでやって、頭良くて「かっこいい」という評価を得ている。

「カッコイイ」と「努力」は両立なのか

新たに「努力」が出てきましたね。これはさっきの「めんどくさい」と同義でとらえていいのかな。めんどくさいことをするのが「努力」だと考えた場合、果たして努力している人はかっこいいのだろうか。「かっこいい」は評価だった。世の中には「努力」そのものを評価する風潮があるから、「努力」によって結果が出なくても「かっこいい」という評価を得られることがある。

それでは、かっこよく見られるためには努力が必要なのか。「努力」=「めんどくさいこと」だとしたら、努力なしでもかっこよく見られることはある。さっきの例みたいに、勉強が楽しくてメキメキ上達して、頭良くかっこいいと思われるパターンは「努力」と言えるだろうか。言えるかもしれないが、すくなくとも「めんどくさいこと」ではない。楽しんで自らやっている。だから結論としては、「カッコイイ」と「努力」は両立しないこともある。つまり、「カッコイイ」と「娯楽」が両立することもある。

「かっこ悪」はイヤなのだけど、それなら必然的に格好良さとか努力とか必要なのか

「かっこ悪」=「世間の評価が悪い」だとすると、この問いかけは「世間から悪く見られたくなければ、めんどくさいことをやってかっこよく振る舞わないとならないのか」ということになる。この人は多分、かっこよく見られたいわけではなく、「かっこ悪くなければいい」と思っているんだな。ほどほどでいいとか。

目立たなければいいじゃん。世間の目につかなければ「かっこいい」も「かっこ悪い」も「めんどくさい」もない。だって世間が認識してないんだから。でも「かっこ悪い」のが嫌っていうのは、ほどほどはやはり「かっこよく見られたい」ということになるから、世間から全く見えないのも嫌なんだろう。

意識を切り替えてみては?めんどくさいっていうのは、自分が勝手に思っているだけの話で、それが好きな人もいる。筋トレとか僕はめんどくさいと思うけど、結果ではなく過程としての筋トレが好きな人だっている。それは意識の問題であって、「筋トレ楽しい」と思い込めばめんどくさくなくなる。そうやって自己暗示をかけるように意識を切り替えると、今まで「めんどくさかったこと」や「努力」は「娯楽」や「楽しみ」に変わる。

パズルとか将棋とか僕は苦手だけど、楽しんでやってる人もいる。かたや、こういう事を考えて文章にするのをめんどくさいと思う人もいれば、僕は楽しんでやっている。この違いは何なのかというと、気持ちの問題。それを好き嫌いだとか才能だとか思わずに、意図的に自分を洗脳する。その結果、遊べば遊ぶほど世間から評価されるようになる。自己暗示や洗脳の技術は本とかに載ってると思うんで探してみてください。やる気の構造とか。何か特定の行動をドーパミン分泌に紐付けするための方法論とかそういうのだと思う。

僕の場合は世間の評価を全く気にしないわけではないけど、やはりそれすらもめんどくさい。だからかっこ悪いと思われるのは「しょうがない」と思ってしまう。努力を楽しみに変えるようなこともめんどくさくてやらない。かっこ悪くていいじゃん、どうでもよくね?と思ってしまう。事実かっこ悪いしね。

4通目

人付き合いが苦手だという内容をよく書いていらっしゃいますが時々、以前勤めていらっしゃった会社の後輩さんやワーホリで知り合った方と会ったいう内容も見受けられます。本当に人付き合いが苦手なのでしょうか?

僕の場合は技術として苦手かどうかというより、性質として普段ずっと一人でいるタイプだから、性格的に人付き合いが苦手。例えばよくいるのが、本当は一人が苦手で友達もたくさん欲しくて仲間みんなといろいろ共有したいけれど、シャイだから友達少なく、しかたなく一人、人付き合いが苦手っていう人。この人は性格的には人付き合いしたいのに、技術的に苦手というパターンになるから、僕とはまた種類が違う。僕は決して技術的に優れているわけではないけれど、それ以上に人と一緒にいるのが大変だと感じる方。

また、人付き合いが苦手といっても程度があるから、厳密に言えば「人付き合いが苦手な部類に入る」ということになる。白か黒かではっきり分けるとしたら黒だけど、白と黒の間にはグラデーションがあるという感じ。だから「一人が好き」というのも「どちらかと言えば一人が好き」という意味であり、山奥で孤独な生活を何年続けても平気、という意味ではない。「さみしくてずっと誰かと一緒にいたい」という人が半日しか持たなかったとしたら、僕は半年ぐらい平気だろうというだけの話。

5通目

どうやって生計立ててるんですか?

今?今は貯金です。生計は貯金で賄っています。あと身の回りのものを売ったり。今までのパターンであれば、貯金がなくなりそうになるとバイトをするという生活をしてました。そろそろやらないといけないですね。

カナダに行く前は300万ぐらいの貯金があって、旅行したりしても1年半ぐらいは余裕でした。オーストラリアに行った頃はいくら残っていたか忘れたけど、半年働いて120万ぐらいになり、旅行したりしても全然平気でした。その貯金がまだ残ってます。会社員の頃からそうなんだけど、普段お金全然使わないんです。

6通目

いつもではないですが,ブログみています.海外での生活を夢見ています.

いつもではないですが、というのは全部は見ていないという意味だろう。僕も人のブログであったり何かを見るとき、大体全部は読みません。あと毎日チェックしたりもしません。ときどき気になったものだけ読みます。それも途中まで見てやめることだって多いです。ときどき見てもらえたら、それで十分です。

海外での生活。僕は一時的に、2年半ばかし海外で生活していましたが、海外での生活といっても様々な形態があり、暮らしがあり、僕がやっていたようなのは一番簡単でお金もかからない分、得るものもないケース。ただなんとなく海外で長期過ごしていただけ。それだけだったら、必要なのは時間とお金だけですね。時間はそのまま海外で過ごす時間、お金は渡航費と滞在時間に比例した生活費。

しかし一番のネックになるのは、その時間やお金をどうやって持ってくるかでしょう。学生ならば休学したらいいけれど、会社員なら辞めなければいけない。フリーランスなら休業するか、渡航先でもできる仕事だけ受注するとか。外国で生活する時間やお金と、それ以外の生活を天秤にかけ、捻出するためにどこかを切り崩すか、もしくはあきらめるか、ということになると思います。僕はお金は貯金から、時間は会社を辞めて捻出しました。

7通目

対話シリーズわりと常に楽しみにしてますー

ああ、YouTubeのやつですね。

対話シリーズ - YouTube

なかなか話す機会がなくてそれっきりになっています。話したい人募集しています。「川添さんは話したい人いないんですか?」って聞かれたこともあるんだけど、そういう人とはコンタクト取って話してきたつもりです。他はあまり接点がなかったり、僕があまり人のブログを見ていなかったり、鈴木あかめさんとのやつも一応対話シリーズみたいなもんで、録音しようか考えたんですけど向いてないと思って文章にしました。

8通目

アニメ映画「パプリカ」の感想が聞きたいです。

こちらはブログ掲載可で回答不要だったから、触れる程度で。パプリカかあ、結局あのあたりって感想書かなかったなあ。何書いていいかわからないというよりは、まだ感想を落とし込めていない状態で続けて秒速5センチメートルを見て、結局そっちも感想書かず君の名はを見て感想書いた。

パプリカについてはちょっと残念だった部分もあるから、それも含めてそのうち感想書いてみます。同時にパーフェクトブルーにも触れるかもしれない。それならいっそのこと東京ゴッドファーザーズも見るか。

ひとことどうぞ

これ以外にも「回答不要」だったり「ブログ掲載不可」だったり、別の手段で返信しているメッセージを何通か頂いております。質問じゃなくてもいいんで、とりかえず何かひとことどうぞ。