年末日記

年末らしさはかけらもないんですが。

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健康診断を受けた

健康診断書を提出しなければいけない。京都市には市民検診というものがあり、以前に親が受けて500円だったというので保健センターという公共施設に連絡してみた。今は市民検診と呼ばないそうだが、それはいわゆる健康診断ではなく、チェックするだけということで診断書の発行はできなかった。保健センターでは通常の健康診断も行っていたが、内容を確認してみると必要な項目が足りていなかった。追加できるか聞くと、できないと言われた。しかたなく民間の医療機関をネットで検索してみた。

まず、京都予防医学センターというところがで出てきた。予約や質問をメールで受け付けていたのでメールを送るが、3日ぐらい返事が来なかったため電話すると、診断書の発行はできないと言われた。

他に、比較的近場で中央診療所というクリニックが出てきたので連絡したら、翌日可能だということで予約して向かった。健康診断そのものは滞りなく行われたが、とにかく高かった。1万4千円以上した。指定の書式でお願いしたことと、その書式が一般的な健康診断より項目が多く、追加したため料金も追加になったらしい。1週間ほどで結果が出て、次の週に取りに行った(郵送も可だった)。

結果は、まず体重が去年から10kg増えていた。これは厳密に言えば今年の夏から、日本に帰ってきてからの増量。ヤバいぞ日本。それ以外にもコレステロール、肝臓、腎臓などの数値が悪くて要精密検査となっていた。これまで会社員のときなどもっと酒を飲んでいた時期もあったのに、今回のように要精密検査となったのは初めてだ。年齢からくるものだろうか。健康診断を受けたのが3年ぶりだから、その間にいろいろあったのかもしれない。

アレルギー検査を受けた

健康診断に加えて、僕はアレルギーを多数持っているためアレルギーの検査を改めて受け、診断書をもらわなければならなくなった。しかし、僕がアレルギーを発症したのは20年以上前で、検査といってもどこで受けていいのかわからず、とりあえず大きな病院に相談してみることにした。京都府立医大病院に昔からよく通っていたため、そこの受付に話を聞いたら「ここではやっていない」と言われた。近くの京大病院の受付で聞いてみても「ここではやっていない」ということだった。そんなことあるのか?

ネットで検索してアレルギー科のある診療所へ問い合わせしてみたところ「うちは今予約取れないけれど、そのアレルギーなら内科でもどこでも血液検査で結果出ますよ。結果出るまで4、5日かかりますが」と言われた。なんじゃそれは。自宅近くのクリニックに連絡してみたら、案の定そこでもやっていた。というわけで結局近所のクリニックで血液検査を受け、結果と診断書をもらった。小学生の時に判明したアレルギーだったけれど、今検査してもやっぱり反応があった。しかもわりと数値が高い。

僕が持っているアレルギーの一つが蕎麦であり、アレルギーになって以降は一度も食べていない。20年以上。でも蕎麦なんて卵や小麦に比べたら食べる機会が少なく、食べなくても全然生きていける。蕎麦大好きってわけでもないからこのアレルギーで困ったことはない。しかし、食べなければいいだけっていうわけでもなく、うどん屋などで蕎麦と同じ釜で茹でたうどんもアウト、蕎麦殻の枕もアウト、蕎麦の畑なんかもアウトだからときどき注意しないといけない場面に出くわす。

蕎麦って実は日本だけの食材ではなく、中国やネパール、ロシア、東欧地域、イタリア料理、フランス料理、アフリカなんかでも使われているから意外とワールドワイドだった。僕が訪れたポーランドにもあったみたいで、気付かずに食べていたら大変だった。フランス料理だとガレットで使われているらしく、ロシアではパンケーキの材料として一般的だそうだ。エチオピアの料理でもそば粉が使われることがあるらしい。こういうのは日本の蕎麦と違って見た目でわからないため、あらかじめ料理を知っておく必要がある。

海外送金は結局人に頼んだ

先日、オーストラリアの銀行から日本に送金できない話を書いた。銀行にメールで問い合わせしても全く返事がないため、まだオーストラリアにいる日本人の元シェアメイトにお願いしようと思った。僕の口座から元シェアメイトの口座へ振込み、そこからさらに日本の僕の口座に海外送金してもらうという手はずだ。 まずは少額で試し、$50ぐらい手数料がかかったものの上手く言ったから$5,000いっきに手続きしようと思ったら、デイリーリミットを超えているという表示が出た。1日に手続きできるのは$5,000が上限となっていたのに、$3,000で試してもうまくいかない。結局$2,000しか振り込めなかった。1日$2,000となると3回に分けてやらなければいけない。なんてこったい。

とにかくこれでオーストラリアドルを日本に持ってくることはできそうだ。さいわい海外送金をやったことがある元シェアメイトだったから話はスムーズに通ったが、その人以外に頼める人が思い浮かばなかった。快く引き受けてもらえたかどうかはわからないが、その子は地元オージーと結婚したからお礼も兼ねてご祝儀を受け取ってもらった。

そんなこんなで、ここ最近の事務的なめんどくさいことは少しずつ前に進もうとしている。

墓参りに行った

祖父の13回忌があり、墓参りに行った。墓参りに行くのは5年ぶりぐらいだろうか、外国にいる間はもちろん行けなかったんだけど、その前も地元にいなかったためずっと行っておらず、親戚とも顔を合わせていなかった。久しぶりに叔父や叔母とも会った。30も越えた僕が今どういう状態かは両親から伝わっていたみたいで、これからどうするのか、といった話を受けていた。久しぶりに親戚と会えばそういうことしか話題がないから仕方がない。従兄弟にも会い「おまえ、結婚しないのか」と聞かれ「しない」と答えた。

うちは親戚関係が比較的良好であるため、幼い頃からずっと、盆と正月ぐらいは毎年顔を合わせていた。両親は親戚の顔色を伺ったりしているが、僕自身は特に何か言われたこともなく、いつ何をしていてもどういう状態でも自由だった。僕は自分自身のことをほとんど話さないし、僕がどういう人間であるかというのは誰も何も知らない。見方によっては関係が希薄だとも言える。そんな状態のままで祖父母が他界してしまったというのは、少し残念というか、もったいない気もした。今になってそう思う。理解されるかどうかは別として、僕はもっと人と話しても良かっただろう。もっといろんな話が聞けたかもしれない。

念仏を上げた和尚さんの話を聞いていると、京都の大原では家が余っているそうで、借りたい人を探しているということだった。山奥だから借り手がいないらしい。仕事があれば、借りる人もいるだろうにと思った。また、近くの農家ではブラジル人を雇ったりしているらしい。日本人の若者が田舎暮らしなどをしているんだったら、京都の大原や京北を検討してみるといいんじゃないだろうか。そして、最近では鹿やイノシシが畑を荒らして困っているという話もあった。田舎暮らしをする若者たちは、猟の免許を取って鹿狩りをする人も多いから、獲った肉は食べられてお金ももらえるらしいのでちょうどいいんじゃないか。そんなことも思ったりしていた。